面積が100平方メートル弱、間取りは4LDKと広めのマンションを購入された施主様。
お子さんも3人いらっしゃるということで部屋数重視でしたが、小さな個室ばかりではせっかくの広さも感じにくく、部屋も意外と使いにくいというお悩みを持たれていました。
そこで大胆に個室をまとめて、大型のリビングを作り上げたり、お子様用のフリースペースを作ることを提案。
空間を3つに区切り、それぞれ役割のある大きな部屋に生まれ変わりました。ただし、お子様の成長に合わせて将来的には、子供部屋3つを作れる設計になっています。
特に特徴的なのは、玄関と土間からつながるフリースペース。フラットな部屋にしたことで、お子様たちが安心してのびのびと遊べる空間になっています。
広くのびのび遊べるフリースペース。玄関から続く広い土間。
部屋の中央部に設けられているキッチンは家の司令室のよう。
リビングにもフリースペースにも空間がつながっているので、お子さんの様子を常に見ることができます。
大型のキッチンは明るく、見渡しが良い作りに
キッチンの壁はタイル仕上げ
お母さんとお子さんが安心して過ごせる家になりました。
またリビングに接続された大きな寝室はアーチ型のドアで繋がっています。
造作の可愛らしいドアは、まるでおとぎ話に出てくる家のドアのよう。
木のぬくもりのあるドアと、モルタルづくりの壁の雰囲気は、家族全員の寝室にふさわしいものになっています。
寝室とリビングをつなぐドアは横開き
家の中の雰囲気はご夫婦の好みで和+モダンのイメージを盛り込んでいます。
リビングには障子を造作でつくり、床は全面ブラックウォールナットの無垢フローリング。明るく柔らかい日差しは室内にふんだんに降り注ぎます。
ブラックウォールナットの無垢フローリングが敷き詰められたリビングも快適で広々
フリースペース前の土間もお子さんと遊んだり、アウトドア用品を置いたりできる使い勝手の良さが魅力。
リノベーションによってマンション内の他の部屋とは大きく雰囲気を変えた部屋を生み出すことができました。
各所に造作収納箇所を設けている
洗面所も家族のものを置く場所だけに収納力を重視