もともと4DKとかなり部屋数が多かったこちらのお部屋。
リノベーションにあたっては大きなメインルームを確保されたい施主様のお考えで、3部屋をリビング兼寝室としてまとめました。
3部屋を1つの部屋にしたリビング
広がりを感じさせるために、天井は剥き出しのコンクリートのままにして、天井高を確保しています。
天井はコンクリートむき出し
無機質のあるお部屋は好みが分かれるところですが、施主様はこのコンクリートの雰囲気を大変気に入られ、間仕切りのない広々としたメインルームを生み出すことができました。
南側に面しており、日光もしっかりと入ってくるので、見た目よりも暖かく明るいこちらのお部屋。ダブルベッドを置いて、寝室としても利用されています。
お部屋の両サイドには可動式の収納スペースもあるので、機能性も十分。カーテンレールを配しており、カーテンの装飾性と衣類を隠すという2つの意味をもたせました。
キッチンもあえて暗めの雰囲気を生み出した
費用を掛けるポイントとかけないポイントをしっかり区別され、メリハリのあるお部屋になっている点も大きな特徴です。
大きめのメインルームやお部屋は全てこだわりを感じられる塗装壁。
塗装壁は塗料の風合いや質感が出るので、それぞれ個性的な雰囲気を生み出すことができます。費用はかかってしまいますが、オンリーワンの自分たちだけの空間を生み出せる、その効果は大きな物があります。
倉庫のような広がりを感じる部屋にリノベーション
収納スペースもしっかり確保している
色々な美術品や絵画をお持ちだという施主様だけに、そのコレクションを飾るのにもふさわしい、まるで美術館のようなお部屋になりました。
洗面室も施主様の意向が強く反映されている部分です。
洗面台は特注サイズのオーダーメード品。使いやすさを追求した結果この仕様になりましたが、設計士との打ち合わせでもしっかりとそのご意見を頂き、設計に反映しています。
蛇口も既製品ながら個性的なデザインのものを採用。打ち合わせの時間と回数をしっかり重ねることで、施主様の満足度が非常に高い、独自の雰囲気のあるリノベーションマンションが完成しました。
蛇口はこだわりの品
洗面室は特注の製品を使いながら明るめに