3LDKからリビング重視の2LDKへ間取りを変更したリノベーションです。20畳弱の大きめのリビングに生まれ変わりました。
南側一面の窓から差し込む光は、まるで南国のよう。
木パネリングの模様はダイナミックな動きを想起させる
照明もダウンライトを設置したのみで、日中は照明なしでも十分明るさを感じられる空間になっています。
床・壁・天井とそれぞれの個性が一つになったリビング
そしてリビングに入ると目を引くのが、赤みのある木パネリングを配した壁です。木目が空間に動きと変化をもたらし、ある種幻想的な、美術館のような雰囲気のリビングを生み出しています。
床は濃い色の無垢フローリングを採用。全体的に様々な色彩が楽しめ、木のぬくもりも同時に感じられるリビングが完成しました。
また木パネリングは一部天井にも配置。ダイニングにまでパネリングを配したことで、空間に連続性が生まれています。
キッチンの天井にまで木パネリングを配している
リビングだけではなく、家中すべての部屋にこだわりを持たれていた施主様。
特に力を入れたのは、特注の大きなリビングに通じるドアです。
光を通すチェッカーガラスを採用した特注のドア
玄関入って正面、LDK扉は特注で制作したグレーの扉を設置。大きなチェッカーガラスから明るい光が廊下にも広がり、閉塞感のない空間となりました。
視線を全部取り入れるのではなく、光を通し、視線は遮るような効果を持つチェッカーガラスはデザイン性も高いのが大きなメリット。素材のチョイスにこだわったからこそ、おしゃれでプライベート性のあるリビングになっています。
キッチンは床見切り材にはステンレスを用いて金属感を演出。木目調の雰囲気が強い部屋の中で、一部アクセントになっています。
キッチンは黒目地の壁タイルも同時に用いて、リビングと明確に区別しました。
明るく手元を照らし、アクセントになる4連ライト
玄関は左官仕上げのモルタル塗装。
こだわりの特殊塗装を施し、見どころのある雰囲気に仕上がっています。
いろいろな顔を見せてくれる部屋として、毎日が楽しくなりましたと施主様も喜ばれています。