1階ながら大きな専用庭があることが魅力という施主様。その庭の魅力を活かすことをテーマにしたリノベーションを施工しました。
部屋はもともと100㎡弱とかなり大きめのお部屋です。そこに周囲の部屋を取り込み、さらにリビングを大きくしたのもポイント。
なんと23畳という、たいへん大きなリビングを確保しています。
家の中にいながら景色を楽しむために、窓際には木製の大きなベンチを設置。ホテルのスイートルーム調にまとめた室内と相まって、毎日リゾートにいるようなゆったりした、時間を過ごすことができます。横にあるバルコニーに出ずとも、外にいる気分に浸れます。
ベンチのある一角は黒いタイルにしている
ベンチに座れば眼前は緑が広がる世界
ホテルのスイートルームにも引けを取らない、なんとも贅沢なお部屋が完成しました。
ダウンライトを用いたフラットな室内は、23畳という数字以上の広がりを感じさせてくれます。ベンチのある一角だけは床の材質を変えて、室内のレイアウトのアクセントになっているのも面白いところです。
広大なリビングに目が行ってしまいがちのこちらのお部屋ですが、住み心地、使い勝手に配慮した設備も満載です。
リビングには収納スペースを設けず生活感を廃した代わりに、家の収納を担うのは5畳の納戸。豊富な木製の造作家具と建具を設置したことで、洋服や書籍類など様々なアイテムを収納できます。
造作家具のおかげで収納力抜群のクローゼット
キッチンは流行のカウンターキッチンではなく、いわゆる“台所“のままにしています。キッチンスペースを別にすることで、収納やレイアウトなどキッチンの機能性を維持。またリビングに生活感をもたらさない効果があります。
キッチンはカントリー調にまとめている
キッチンを独立した部屋にしたことで、収納を確保
玄関横にも下足入として可動棚を備え付け、外に持ち出すことが多いものをここにまとめておけるようにしています。
リビングはスイートルーム風。他の部屋は機能的。使い分けをすることでまさにホテル暮らしのような生活を実現しました。
余裕のある広い寝室
トイレはタンクレストイレですっきりと見せています