もともと4DKだった家を大胆に広々1LDK+ウォークスルークローゼットへと間取り変更。清潔感のある広々とした空間で、気兼ねなくお友達を呼べる家が完成しました。
玄関フロアには褐色の石調タイルを使っています。汚れが目立ちにくく掃除もしやすい実用的なタイルです。欧風庭園などで見られるスタイルで優しい落ち着きを感じます。縦に長い玄関スペースは沢山の靴が置いてあっても気にならない広さがあります。
壁側は、パイプスペースなどの取り外しできない箇所を生かし、両側にスペースを作りました。
玄関入ってすぐのところに作った小さなスペース。外出時に必ず持参する鍵など、小物を置く場所、また、インテリア小物を飾るとして、あると便利な小スペースです。
玄関入って右側には広い土間スペースがあります。大きな窓があり、通気性と採光が確保された場所です。窓下部に可動棚を2段設置し、大容量の靴収納が可能になりました。玄関からの開口部には引き戸を設けているので、来客時など視線が気になりません。
土間から入るとウォークスルークローゼットへと繋がっています。
土間と玄関の間に扉を設けているので、土間からはプライベートエリアとして守られた空間です。ウォークスルークローゼットの開口部はオープンに。土間にある窓から入る空気と光をクローゼット内にも取り込みます。
両側に大容量収納できる棚とハンガーパイプを設け、風通しの良い真ん中には、天井にパイプを設置し、洗濯物も干せるようにしています。
クローゼット内に洗濯機置き場を設置しました。洗濯、乾燥、収納をプライベートエリア内1か所にまとめ、生活しやすい設計となっています。
ウォークスルークローゼットはメインベッドルームと隣接しています。ベッドルームから土間まで一直線に繋がっていて、便利な導線です。ベッドルームは1面のみ淡いピンクのアクセントクロスを採用しています。部屋全体を優しい印象にまとめ、安らぐ空間に仕上げました。
もともと2部屋+DKの計3部屋あった場所の間仕切りを撤去し、大きなLDKとなりました。壁と天井は白でスッキリとまとめ、フローリングには濃い茶色を採用することで空間に重厚感が生まれます。リビングとなる場所は1面の壁に緑のアクセントクロスを採用しました。淡く渋みのある緑は落ち着きを感じさせ、部屋全体に爽やかな印象を与えます。キッチン腰壁の爽やかな水色も相まって、重厚感と爽快感が上手に共存した部屋となりました。
照明は黒のライティングレールに黒のスポットライトを定間隔に設置しました。壁と天井を白でまとめた中で、規則正しく並ぶ黒の照明が際立ち、空間を引き締めています。
リビングの壁側には作業スペースを設けました。PCデスクを設置する設定で設計され、デスクの幅と高さを考えて電気コンセントが配置されています。横の本棚は可動棚になっているので、自由に高さを変更して使用できます。
キッチン天板は白を選択しました。壁天井と調和して窮屈感がなく広く感じます。清潔感溢れるキッチンです。上部のライティングレールに設置した2つの白いペンダントライトが手元を優しく照らします。ペンダントライトがインテリアとしてのアクセントとなり、空間に広がりを持たせています。
生活しやすい配置、導線を考慮した設計と、居心地の良いインテリアでまとめたリノベーションです。もともと部屋数が多かった間取りから贅沢な広々とした間取りへ変更し、プライベートエリアを分けることで、気兼ねなくお友達とホームパーティなどを楽しめるお家となりました。