リビングからつながるウォークインクローゼットが、家族の誰もが使いやすい利便性の高い場所となったリノベーションをご紹介いたします。
広々として開放的なLDKは、全体的に明るく、清々しさが溢れる空間となっています。この、家族全員が利用するLDKのさらに奥に、使えるウォークインクローゼットを設けました。
ウォークインクローゼットへの出入り口はオープンとし、奥行きを見せることで、より空間の広がりを感じられます。また、間口も広く、スムーズな出入りができることから、大きな荷物の出し入れも簡単にできそうです。
リビングからウォークインクローゼットへとつながる壁のクロスも、グラデーションとなってバランスよく配色されています。
ウォークインクローゼットに入ると、奥行きが深く圧倒的な収納力を確保したスペースとなっています。向かって右側の壁一面には可動棚を取り付け、また左側にはラックを設置する予定です。棚収納がメインとなるため、衣装ケースや小物類まであらゆるものを収納しておける利便性があります。
また、ダーク系の壁クロスがスタイリッシュにまとまり、「見せる収納」との組み合わせでまるでショップのようなおしゃれな雰囲気を演出しています。
ウォークインクローゼットは湿気がこもりやすい場所になることがありますが、出入り口が開放され強制的に換気が行われるため、そのような心配はありません。
また、南側の窓から適度な採光と採風が可能となることなども収納スペースにとっては有利です。
ウォークインクローゼット内部の天井には、物干し金物を設置。ここで室内干しができるうえ、乾燥後にはそのまま収納できる利便性は、家事効率を高められる点で大きな魅力です。
キッチンは、木目扉が暖かく柔らかいペニンシュラタイプ。リビング全体を見渡せる開放感と、料理をしながらでもコミュニケーションをとれる自由度が特徴です。
玄関は、全体的に明るく気持ちのよい空間となっています。壁一面には、空気環境を整える効果を持つタイルの「エコカラット」です。「エコカラット」は、表面無数の孔を有していることから、湿気を吸収したり放出したりする調湿性があります。
また臭い成分も吸着してくれるなど、玄関に施工すると大きな効果が得られる仕上げ材です。
玄関収納下からの間接照明の明かりが、足元を明るく照らすだけでなく、おしゃれで落ち着きのある雰囲気を演出しています。
家族にとって安らぎの空間であるリビングにウォークインクローゼットをつなげることにより、優れた機能性も備えたリノベーションとなりました。