この度のリノベーション事例は、新婚のご夫婦のお住まいとなります。
男心をくすぐるというコンセプトでありながらも、これからの新婚生活、また将来の子どもも見据えた間取りが考えられているのが目を引く特徴です。
旦那様主導で決めたこだわりの空間は、天井のコンクリート躯体現しやネイビーの壁紙をアクセントに、モノトーンの空間で統一する事で随所に入る建具や棚板の木目が一層際立って見えます。
無骨なコンクリートやモノトーンの無機質感と木目の対比がとても魅力的なリノベーションになりました。
3DKから1LDK+αの間取りにリノベーションし、αは土間収納とファミリークローゼットとしても使えるWICを付加しています。将来の子どもも見据えて、将来的にリビングに1室お部屋を作れる想定としたり、ファミリークローゼットとして機能する広さのWICを確保したり、家事作業がしやすい大きな洗面室など、間取りの機能性は非常に高いお住まいになりました。
ファッション好きのご夫婦で、洋服が多いため、大きめのクローゼットを設置。
施主様のこだわりポイントのひとつ。病院用(業務用)ボウルを採用した、造作洗面台と約2.8畳の広さのある洗面室。床レベルをきちんと設計し、ユニットバスの方向転換、洗面・トイレ・キッチンなどの水回りレイアウトを大幅に変更しながら、希望の広さと間取りを叶えました。
あるようであまり見かけない、モノトーンコーデのキッチンと、ネイビー系で統一したアクセントクロス、LDの天井コンクリートとダクト配管現しの無骨な内装が特徴的です。また、和室兼リビングの使いにくい間取りから、LDK一体として使える内装にした上で、将来的に個室を簡単に作れるようプランし、柔軟性のある間取り変更が実現できました。
採光のある大型の玄関土間収納の機能性も抜群です。
弊社リノベーションパッケージ:標準仕様の中で、きっちりとカラー選定をし、オプションにメリハリを付けることで、デザイン要望と予算の両立を叶えることができました。一例として、建具はリビングのみ木目のグレードを上げたり、キッチンは可能な範囲でモノトーンを選定した上で、腰壁の笠木までをブラックにしたり、また窓枠などの細かい周辺部材まで「木目+モノトーン」に添ってプランニングすることで、予算の中で可能な限りコンセプトのクオリティーを向上させました。