施主様は女性単身でのお住まい。以前は賃貸物件に住んでいましたが、将来性を考えると賃料の方が高額で勿体ない、ということと、せっかくの自由設計のリノベーション住宅の購入ということで、一生の家を持ちたい!という面持ちで御来店されました。
料理が好きなため、大きなキッチンとスペースを広めに確保。また、ご友人が集まれるようなスペースも考慮し確保する、という計画も基、設計施工を行いました。
以前にお住まいの賃貸物件が、角部屋で日当たり良好・通風が良く、キッチンにも光が入ることがとても気に入っていたため、角部屋に限定して物件をお探ししました。できるだけ光を採り込む、普段は広いリビングとして使いつつ用途に応じてゲストルームとしても使えるスペース、これを見事に実現されました。
モルタル造形のキッチンカウンター、各所のアクセントクロスや、施主支給の照明器具などを、バランスよく配置し、機能性とデザイン好きの施主の好みを反映させた空間としています。
こちらは玄関正面すぐの洗面室。洗面室の中にデコマドを設けることで、キッチン側の窓からの光を採り込んでいます。また、窓のない空間となる廊下スペースに対し、洗面室を開放することで廊下にもほのかに自然光が入るように設計されています。
洗濯機置き場前の洗面台を大きなカウンターにすることで、衣類を畳むスペースや、机上と下部に収納家具を置きやすい、広いスペースを作りました。
大きな土間スペースを作り、自転車を室内に収納できるようにしました。また、スペースの一角に、余剰スペースを作ることで後々、収納家具を設置できるようにしました。