リノベーションのある暮らし
千葉県Tさん Episode3【施工】
[物件データ]
- Before
- After
- 家族構成:ご夫婦とお子様3人の5人家族
- 所在地:千葉県千葉市
- 築年数:45年
- 間取り:5LDKから2LDKへと変更
- 占有面積:93.73㎡
- リノベーション費用:940万円
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リノベーションのテーマ “ヴィンテージ+和モダン”心おちつく空間
ものづくりへの志を込めて
施工は、天井や床など全てを解体して、建物の構造躯体の状態にする(スケルトン)ところから始まりました。排水管など、床下のライフラインも新規に構成していきます。
「スケルトン状態の物件を確認したら、予想より広く感じました。同時に、ここに新しい自分たちの家ができるんだなって、ワクワクする気持ちもわいてきました」
と、その時の思いを語るTさん。
工事を担当するのは、リノデュースがその育成から関わっている職人さんたち。リノデュースの運営会社の「株式会社テシオ」では、創業時から職人の育成に取り組んでいるそうです。職人が一軒一軒を手塩にかけ、心を込めてつくる住まい。その情熱とこだわりを、ものづくりの原点とし、将来的には数百名規模の職人集団の形成も目指しているのだとか。
「職人さんたちとは、それほど深い接点はなかったんですが、皆さんキビキビと無駄のない動きで、まさにプロという感じでした」
デザイン担当者と職人の連携もきめ細かく行われ、工事は順調に進んでいきます。
変更やプラスαにも柔軟に対応
「工事が進む中で、図面ではわからないところも見えてきました。それによって設計や細かい部分のアレンジをお願いしました」
Tさんが気になったのは、一部屋を広く取れたのは希望通りで満足だけど、その分、来客があった時に泊まってもらうスペースがないという点。そこで入口近くのフリースペースに鴨居を通してもらい、スペースを区切れるようにしてもらったそうです。できあがった部分をみると、スペースを区切る間仕切りは、必要に応じて取り外しができるよう利便性にも配慮されていました。
「他にも、キッチンのタイルの色はこっちが合うなとか、リビングの壁は以前はコンクリートで、それはそれで味があったんだけど、汚れが目立っていたので、やっぱりモルタルがいいなと、左官屋さんに塗り直してもらいました」
壁塗りには子供たちも参加し、ローラーを手に、楽しく思い出に残る時間を過ごしたようです。
住まいを見ていくと、全体の照明は、ダウンライトやスポットライトなどが配置され、空間をスタイリッシュに、温かみのある光で包んでいます。
「リビングの照明も、何も言わないのにこのペンダントライトになってて。担当の方がほんとに好みを理解してくれてるなって、嬉しくなりましたね」
とは奥さんの言葉。
若干の変更やアレンジがあったものの、素材面などでの工夫もあって、見積もり面も当初のプランからの変更はなく、無事、工事は竣工。検査を経てのお引き渡しとなりました。
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リノベーションのテーマ “ヴィンテージ+和モダン”心おちつく空間