リノベーションのある暮らし
神奈川県Iさん Episode.2 【工事打ち合わせ】
[物件データ]
- Before
- After
- 家族構成:ご夫婦とお子様1人の3人家族
- 所在地:神奈川県川崎市
- 築年数:40年
- 間取り:3DKから1LDK+Wへと変更
- 占有面積:64.08㎡
- リノベーション費用:730万円
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リノベーションのテーマ “光の溢れる、家族の暮らし”
リノデュースの紹介で立地、周辺環境ともに最高の物件が見つかったIさん夫婦。
しかし、次に直面するのはリノベーションの具体的なプランです。Iさん夫婦はデザインや設計の知見があるわけではなく、理想はあるものの、自分たちの希望をどう伝えればいいのか、しっかりと希望を伝えられるのか、やはり最初は不安だったそうです。
しかし、その心配は全くの杞憂に終わったということでした。では、どのようにリノデュースとリノベーションプランを練っていったのでしょうか。
写真だけで、一を聞いて十を提案してくれる設計士のアイデアに感嘆
都合4回行ったリノデュースのデザイナーとの打ち合わせ。手探りの状態から始まったそうですが、「イメージを伝えるために、『こんな部屋がいい』という写真を見せたら、とにかく口頭でこちら側の要望を伝えても、スッと具体的な形で見せてくれることに感激しましたね」と語るのはご主人。
マンション自体は築40年弱の物件だけに、玄関側に1部屋、中央にリビング、そして窓側に2つ部屋が並ぶ、個室の数を重視した3DKの間取りでした。しかし、広いリビングを求めるIさん夫婦としては、まずはリビング、そして子供が安心して遊べる場所が必要だったといいます。
「こちらとしては『ああいった物が欲しい、こうしてほしい』と、なんとなくですが、点のような要望を列挙して伝えましたので、要望を汲み取って統一感のあるデザイン、欲する機能性を盛り込んでいくのはかなり大変な作業だったのではないかと思います。色々とわがままを言ってしまったかもしれません」と振り返ります。
それでも、点のような要望をつなぎ合わせて線に、そして面へと、具体的な形に徐々に落とし込まれていく様子にはご主人も感嘆されたそうです。
こだわりのリビング内キッズスペースと趣味空間も盛り込んだリノベーション
今回のリノベーションのうち、デザインや間取りの大きなポイントは2つ。まずはリビングとリビング内キッズスペースです。リビング内にキッズスペースがあれば、奥さんの目が行き届く場所でお子さんものびのびと遊べます。そして、キッズスペースをしっかり区切ることで、リビングがごちゃごちゃすることを避けたいということでした。
そこで、デザイナーが提案したのはバルコニー側に2つあった部屋をつなげ、リビングにすること。そうすることでリビングの片側を全面南向きの窓にすることができ、部屋自体も余裕のある空間となりました。
冬でも明るい日差しが降り注ぐリビングは開放感に溢れ、暖房いらずで暖かいです。お子様用のキッズスペースもしっかりと確保。マットを敷き、おもちゃや小物を入れる箱なども置けるので、整理整頓や掃除も簡単です。
そしてもう1点、サーフィンを趣味とされるご主人こだわりのスペースとして、玄関横に土間を設けました。
もともと玄関側にも個室があったのですが、その個室の半分のスペースを使ってサーファー用品、趣味で集めている靴などを置けるスペースを確保したのです。“見せる収納”を意識して、コンクリートの壁に棚板を設置。簡単に取り外しができ、メンテナンスも手軽に行える、ガレージハウスのような空間となっています。
「リビングにはあまり趣味のものを置けないので、ここにものをたくさん収納できるようにしてほしいと伝えました」
これらのポイントをしっかりと盛り込み、約1ヶ月を経てリノベーションプランが完成。予算についても打ち合わせの当初に伝えた範囲内で、しっかりと見積もりを作成してくれたそうです。
そしていよいよ、待望の施工に入ります。