「リノベーションに興味はあるけど、実際施工した場合のイメージが湧かない。」
このように考えられている方は、意外と多いのではないでしょうか。
今回の記事では、ショールームとはどのような場所なのかを解説した上で、東京都内でおすすめのショールーム5選を紹介していきます。
ホームページや紙面では分かりにくい内容についても、ショールームに足を運べば一層理解が深まるはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
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【前提知識】リノベーションのショールームとは?
リノベーションのショールームについての前提知識として、具体的な内容を解説していきます。
大まかにショールームとは、住宅展示場とも言われます。
そしてリノベーションのショールームは新築物件などの展示場とは違い、改装工事の施工事例や工事の前後イメージなどを、より詳しく把握できる会場となっているのです。
ここからは実際に足を運ぶ場合の注意点や、スムーズに話を進めるために必要な準備などもお伝えしていきます。
– ショールームへ行く前の準備
ショールームは企業の商品提案の場
ショールームは、住宅展示場とも言われるように、リノベーション企業の提案会場と考えてもらうと分かりやすいでしょう。
つまり、実際の施工事例や使用する素材などの質感を見たり触れたりすることで、より具体的なイメージをお客様に持ってもらえるようにする場です。
本当の住居に近い環境を再現していることが多いので、「10畳のリビング」や「1.5畳のクローゼット」など、文字や図面だけではイメージが難しい内容もより鮮明に想像する事ができるはず。
さらに商品提案をおこなってくれるスタッフも、施工内容を熟知した専門のアドバイザーであることが多く、細やかな要望に対しても柔軟に対応してくれるでしょう。
このように、実際の生活を擬似的に体感しながら、それぞれの企業の提案を聞くことができる会場がショールームなのです。
また、ショールームにはお子様が遊んで待っていられるためのスペースが併設されていることが多く、小さなお子様連れのご家族でも安心して立ち寄れる工夫がされています。
少しでも興味を持たれたのであれば、一度訪問を検討してみてはいかがでしょうか。
ショールームへ行く前の準備
ショールームへ行く前には、スムーズに話を進めることができるためにも多少の準備をしておくと安心です。
例えば持ち物については、必ず持っておくべきというものはありませんが、内容を覚えておくためのメモ、サイズを測るためのメジャーや写真はあると便利かもしれません。
また、改装を検討している箇所が明確である場合は、その場所の図面や寸法を用意しておくと、より具体的な予算を把握することができるでしょう。
他にもいくつかの準備すべき内容がありますので、それぞれ確認していきましょう。
企業のカタログで製品をチェックしておく
訪問するショールームの企業製品については、おおまかにチェックしておけばスムーズに話が進むでしょう。
「この製品が気になっている」など具体的に伝えることで、お互いに要望する内容共有が可能となるはずです。
また製品を1から説明してもらう時間や、企業コンセプトなどの説明時間を省くことができますので、ショールームの内見や具体的な話に使える時間も長くなります。
このような理由から、企業のカタログやホームページは事前に確認しておくことをオススメします。
予算を決めておく
当日の担当者には希望する改装内容はもちろんですが、予算も同時に伝えておくと、その後の流れがスムーズになります。
予算の設定が無い場合ですと、どうしてもより良い内容にするために、高額な施工内容から優先して提案されることになってしまいます。
リノベーション工事は決して安価なものではありませんので、予算を決めることで想定以上の出費発生を防ぐことも可能です。
希望する改装内容と共に、予算についても事前に決めておいた方が良いでしょう。
事前予約をしておく
ショールームの予約については、大きく以下の2つに分けることができます。
- 事前予約が必要な完全予約制
- 一部予約制
完全予約制のショールームにおいては、万が一予約無しで足を運んだ場合に入れないということになりかねません。
また、一部予約制の会場については予約無しで内見できても、実際の相談やアドバイスをもらう場合には予約が必要というケースが一般的です。
せっかく時間を使って訪れますので、事前予約をすることをオススメします。
2時間ほどで見て回れる
ショールーム全体を見学するだけであれば、多くの場合で30分程度あれば十分に回ることは可能です。
そこから担当者へ質問や相談の実施などをおこなう場合は、全体として2時間程度が必要だと考えておけば良いでしょう。
次に予定があるような時などでも、相談を含めて2時間を目安とすればスキマ時間に訪問することもできるかもしれません。
おすすめのリノベーションショールーム5選【東京編】
ここからは、実際に東京都内でおすすめのリノベーションショールームを紹介していきます。
今回は以下の5つの企業について、それぞれの特徴を交えながら解説します。
– LOHAS studio
– リノベる。
– スタイル工房
– グローバルベイス
ご自身の希望する内装イメージやアクセスしやすい会場などから選んで、実際に足を運んでみてください。
【おすすめ①】リノデュース
会社名 | 株式会社テシオ |
ショールーム | 東京、埼玉 |
公式サイト | https://www.renoduce.com/access/ |
「リノデュース」は中古マンションの改装を得意とする企業です。
物件購入から施工までを1社で完結できる、「ワンストップサービス」を強みにしているため、物件探しから検討している方にもオススメすることができます。
主な特徴については、以下の通りとなっています。
2, ワンストップサービスによる簡単手続き
3, 家族構成に応じた柔軟なプラン作成
4, 職人の質が高くハイクオリティな施工実績
リノデュースはリノベーションについてのイベントを毎週開催しています。
そのため、知識が全く無いという方でも安心して相談することができるでしょう。
東京青山にショールームを有していますので、実際の完成イメージをより具体的に持っていただけます。
こちらは完全予約制となりますので、気になる方はお早めに確認を取ってみてはいかがでしょうか。
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【おすすめ②】LOHAS studio
会社名 | 株式会社 OKUTA(オクタ) |
ショールーム | 東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城 |
公式サイト | https://www.okuta.com/ |
「LOHAS studio」は、株式会社OKUTAという企業が展開しているリノベーションサービスです。
東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城の5都県で展開されており、東京近郊にお住まいの方でもサービスの利用が可能となるでしょう。
主な特徴については、以下の通りとなっています。
2, 多くの賞を受賞している高い技術力
3, 細かなプランニングが可能
4, デザイナーが複数在籍している
木の質感を活かしたデザイン性の高いリノベーションを得意としており、ショールームを訪れればそのコンセプトがより実感できるはず。
都内にも複数の店舗を展開されていますので、お近くのショールームを選ぶことで伺いやすいことも魅力的です。
【おすすめ③】リノべる。
会社名 | リノベる株式会社 |
ショールーム | 全国 |
公式サイト | https://www.renoveru.jp/tokyo#showrooms_tab |
「リノベる。」はお客様の細やかな要望に応じた、柔軟な施工を特徴とする企業です。
また対応地域についても全国規模となっておりますので、お住いの地域を気にすること無く依頼を検討できるでしょう。
主な特徴については、以下の通りとなっています。
2, 一体型住宅ローンで支払い管理
3, リノベ向き物件を豊富に提供
4, 豊富な施工実績による引き出しの多さ
「リノベる。」はショールームも全国に展開しており、東京都内にも複数存在しています。
マンションの一室を完全再現した展示もあり、実際の施工イメージが具体的なものとなるでしょう。
さらに、実際に施工した住宅への見学も可能となっておりますので、展示では味わえないよりリアルな体験ができるかもしれません。
【おすすめ④】スタイル工房
会社名 | 株式会社スタイル工房 |
ショールーム | 東京、神奈川 |
公式サイト | https://www.stylekoubou.com/ |
「スタイル工房」は東京都内と神奈川県の一部エリアで展開している企業です。
対象地域が狭くなっていますが、その分手厚いサービスや細やかな気配りをおこなってもらえるでしょう。
主な特徴については、以下の通りとなっています。
2, 提案内容が柔軟
3, プランナーとの距離が近い
4, ワンストップサービスによる簡単手続き
スタイル工房は定期的にセミナーを開催していますので、住宅や改装についての勉強をおこなうことも可能です。
また、新高円寺にある事前予約制のリノベーションギャラリーは、築28年の住まいをフルリノベーションしたものとなっており、見応え抜群の内容です。
実際に住める環境になっていますので、施工後の生活環境を具体的にイメージできるでしょう。
【おすすめ⑤】グローバルベイス
会社名 | 株式会社スタイル工房 |
ショールーム | 東京、神奈川、埼玉、大阪、兵庫、京都、滋賀 |
公式サイト | https://www.globalbase.jp/showroomtop/ |
「グローバルベイス」は物件の仕入れ力が強く、中古物件を購入してから改装を検討している方におすすめできる企業です。
主な特徴については、以下の通りとなっています。
2, 資産価値の下がりにくい物件を提案
3, アパレル企業とのコラボなどデザイン性が高い
4, 大阪ガス傘下と母体が大きい
ショールームの展開については、東京が中心となっていますが、複数各地域に存在していますので、お住いの近くでアクセスしやすい会場が見つかるでしょう。
各ショールームは実際の改装済み物件ですので、より一層施工内容についてイメージすることが可能でしょう。
また、関東と関西に分けたオンラインセミナーも開催されており、まずは話を聞きたいといった方でも気軽に相談ができる体制となっています。
リノベーションショールームのポイント
東京都内のショールームと、おすすめのリノベーション企業をお伝えしました。
それでは、実際にショールームへ足を運んだ際に確認すべきポイントを、以下の4つに分けて解説していきます。
– 設備のメンテナンスを聞いておく
– 写真やメモで記録
– 触って使ってみる
それぞれ具体的に確認していきましょう。
想定予算とイメージを明確に伝える
改装工事に使うことができる予算については、事前に決めた上で見学に行くほうが良いと前述しました。
しかし、どれくらいの工事内容でどの程度の金額が必要なのかは、素人目線で判断することはなかなか難しいでしょう。
ですので、予算と合わせて生活時のイメージやデザインなどについても、明確に伝える必要があります。
「キッチンの水回りはこのようにしてみたい」や「家族団らんのリビングはこんな雰囲気が良い」など、大まかでも良いのでご自身がイメージする内容を予算と一緒に伝えましょう。
そうすることで担当者も出来る限り、その予算内でのイメージ実現を工夫してくれるはず。
万が一予算内では厳しい場合でも、代替案を出してもらえるなど、二人三脚で施工内容を決定していけるでしょう。
そのためにも、予算とイメージはセットで伝えることを考えておきましょう。
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設備のメンテナンスを聞いておく
リノベーション工事をおこなった場合には、最新の設備が導入されることでしょう。
これまで使い慣れていない設備も多くなるかもしれませんので、メンテナンス内容についても事前にヒアリングしておくことをオススメします。
施工前は理想的に感じている設備でも、意外とメンテナンスの手間が大きく使い勝手が悪いという場合も考えられます。
また、給湯器やシステムキッチンやバスなどの水回り関連についても、10年前後の単位でメンテナンスが必要となるでしょう。
それらの設備管理に必要な金額の目安を知ることで、急な出費にも対応できます。
実際に生活することを想定した上で、設備メンテナンスの内容に関しても聞いておきましょう。
写真やメモで記録
実際に触れて確認した設備や環境については、写真やメモで後から見直せるように保存しておきましょう。
見学時は忘れないと思っていても、意外と細かい部分については翌日になると曖昧になってしまうものです。
担当者の了承を得た上で、遠慮すること無く気なる点は細かく写真に残しましょう。
また、複数企業のショールームを訪れる予定がある場合には、最終的に比較する時の参考になります。
後で振り返った時に分かりやすいように、それぞれの情報をまとめておきましょう。
触って使ってみる
おすすめ企業でも解説したように、訪れるショールームによってそれぞれ特色や強みがあります。
デザイン面の雰囲気などは写真でもイメージすることができますが、実際の質感については触って使ってみないことには分からないでしょう。
「写真だと高級感あったけど、触ってみると意外とそうでもないかも?」といった場合や、「好みじゃないと思っていたけど、とても使い勝手が良くて気に入った!」という場合も十分に考えられます。
実際の生活イメージを具体的にしながら触って使用することで、判断軸が明確になっていくことでしょう。
ショールームでしか分からない情報も沢山ありますので、担当者とお話しながら細かな質感や使用感を見てください。
まとめ
リノベーションショールームについて、基本知識から見学時のポイントを内容までを解説してきました。
さらに東京都内で見学可能な企業についても、5選としておすすめを紹介させていただきました。
リノベーションは高額な施工となりますので、実際に触って納得した上で進めたいものです。
紙面だけでは分からないことも沢山ありますので、まずは気になったショールームを予約してみてはいかがでしょうか。
リノベーションをセットにした方がお得!