「仲介手数料がかからない新築マンションはあるのかな」
「仲介手数料が無料の仕組みも知っておきたい」
「実際に費用の内訳は?」
不動産物件の購入は、仲介手数料が発生するイメージを持たれていないでしょうか。
実は新築マンションの購入では、仲介手数料は発生しません。とはいえ、仲介手数料がかからないからお得とも言い切れないのが新築マンションです。
本記事では新築マンションの仲介手数料について詳しく解説していきます。
最後までご覧いただくことで、仲介手数料の仕組みや新築マンションの購入に必要な費用や内訳も紹介します。ぜひ参考にしてください。
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新築マンション購入の仲介手数料が無料になる仕組み
新築マンションは基本的に直販形式で売買されるため、仲介手数料が無料になります。
直販形式とは、仲介不動産会社などを介さずマンション開発元であるデベロッパーが直接販売することです。
また、以下のような販売形式もあります。
- 販売代理:不動産会社がデベロッパーの代理販売をすること。仲介手数料はかからない。
- 販売提携:デベロッパーと業務提携した不動産会社が販売すること。同じく仲介手数料は発生しない
新築マンションの購入では仲介手数料がかからないため、一見お得に感じられるかもしれません。
しかし、初期費用にはさまざまな費用が含まれており、総合的なコストをしっかりと把握することが重要です。
新築マンション購入における諸経費の内訳
新築マンションの購入費用にはさまざまな諸経費が含まれています。
基本的な目安として、購入価格の3〜6%ほどです。
ここでは、具体的な諸経費の中身を紹介していきます。
◉ 購入時の諸費用
◉ 住宅ローンの諸費用
契約時の諸費用
契約時の費用には印紙税がかかります。印紙税とは、特定の文書(この場合は不動産売買契約書)に対して印紙税を納付することが義務付けられています。
そもそも印紙とは、契約書や領収書などの文書に対して契約に対する法的な効力を図るためのものです。
印紙税の金額は以下のように変動します。
- 500万~1,000万円以下:1万円
- 1,000万~5,000万円以下:2万円
- 5,000万~1億円以下:6万円
- 1億円~5億円以下:10万円
なお、電子契約を利用する場合は印紙税が非課税となるため、印紙代を節約できる可能性があります。
≫≫ 新築マンション購入時の初期費用はいくら必要?諸費用の内訳まで徹底解説
≫≫ 中古マンションの初期費用はどのくらい?諸費用も含めて徹底解説
購入時の諸費用
マンション購入時の諸費用は以下のとおりです。
不動産取得税 | ・不動産を取得した際に、一度だけ課される税金 ・土地・建物それぞれに対して課税 ・固定資産税評価額の3%(0円の場合あり) |
登録免許税 | ・不動産の所有権を登記する際の税金 ・所有権移転登記や抵当権設定登記の際に必要 ・固定資産税評価額の0.15% |
司法書士への依頼料 | ・不動産の登記k続きを司法書士に依頼する際の費用 ・所有権移転登記や住宅ローンの抵当権設定登記などの手続きを行う ・約10万円ほど |
固定資産税・都市計画税の清算金 | ・毎年1月1日時点で不動産を所有している人に課される税金(固定資産税) ・市街化区域内の不動産所有者に課される税金(都市計画税) ・年末までの残り日数(日割り計算) |
修繕積立金 | ・マンションの共用部分の修繕や改修のために積み立てる費用 ・1か月~2か月分 |
住宅ローンの諸費用
住宅ローンの諸費用は以下のとおりです。
印紙税 | 約4万円(変動あり) |
登録免許税 | 借入金の0.1% |
司法書士への依頼料 | 約8万円(変動あり) |
ローン手数料 | 約5万円(変動あり) |
ローン保証料 | 借入金額の2%(変動あり) |
物件調査料 | 約8万円(変動あり) |
火災保険料 | プランにより変動 |
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≫≫ 初心者でも分かる住宅ローンの正しい選び方は?3種類の金利や審査について解説
新築マンションは仲介手数料無料だが注意が必要
新築マンションの購入時に仲介手数料がかからないのは事実ですが、これをもってお得だと判断するのは早計です。
実際には、販売価格に様々な諸経費が含まれており、総合的なコストを考慮する必要があります。
新築マンションの販売価格には、以下のような諸経費が組み込まれています。
- 物広告宣伝費
- 販売会社への手数料
- モデルルーム設置費用
- 開発業者の利益
直接的な仲介手数料として請求されないものの、実質的に購入者が負担することになります。
一方、中古物件のリノベーションを選択することで、より柔軟な選択肢が生まれる可能性があります。
中古物件は新築に比べて価格が抑えられるため、同じ予算でより好立地の物件を選べる可能性があります。
また、リノベーションにより自分好みの空間を作り出せるため、理想のマイホームを手に入れやすくなるでしょう。
≫≫ 新築マンションの購入時の注意点から確認すべき4つのポイントを徹底解説
≫≫ 新築マンション購入後に後悔したパターン15選!その後の解決策も併せて紹介
中古物件購入+リノベーションで新築のような理想の住まいを実現
新築マンションと比較すると、中古物件はリノベーションを含めても予算をおさえられます。
さらに現代のリノベーションは、デザインが豊富で新築のような住まいを実現可能です。一方で、気になるところは仲介手数料。
ここでは中古物件の仲介手数料について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
◉ 仲介手数料のかからないリノデュースがおすすめ
中古購入+リノベーションで仲介手数料がかからない会社もある
一般的に中古物件は仲介業者を介するため、仲介手数料が発生します。そのため、物件によっては割高に感じることも少なくありません。
一方で、最近では仲介手数料が発生しない仲介業者も現れています。
仲介手数料無料のサービスを提供する会社を利用すれば、さらなる費用削減も可能です。
ただし、物件選びやリノベーション計画には専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
≫≫【東京編】中古マンション購入時の仲介手数料無料会社おすすめ3選
≫≫【2024年必見】不動産仲介の売買実績ランキング20選!仲介手数料無料の会社も紹介
仲介手数料のかからないリノデュースがおすすめ
リノデュースを利用することで、中古物件の購入からリノベーションまでのプロセスで仲介手数料が無料となり、リノベーションにより多くの予算を割くことが可能です。
リノデュースは、物件の購入から設計、施工までを一貫して提供するワンストップサービスを展開しています。
また、無垢材のフローリングやヴィンテージな空間作りなど、豊富なデザインとお客様の意向にそった空間を演出可能です。
さらに、20年以上の施工実績があり、品質にも自信を持っています。
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新築マンション購入における仲介手数料のまとめ
本記事では新築マンションの仲介手数料かからない件と、仕組みなどを解説しました。
この記事を読んでいただき仲介手数料がかからない理由から諸費用の内訳まで理解されたと思います。
またその中で物件価格の他にも多くの費用がかかることが分かったと思います。
中古物件購入も確かに仲介手数料がかかりますが、立地や選択肢といった面で大きなメリットがあるのも事実です。
特にリノデュースを利用することで、仲介手数料が無料となり、リノベーションに予算を充てることが可能です。
理想の住まいを実現するために、これらの選択肢を検討してみてください。