「こんなはずじゃなかった!は避けたい」
「後悔しがちな事例とかあるかな」
この記事にたどりついたあなたは上記のような不安や悩みを抱えているのではないでしょうか。
今、住まいの需要は新築から「中古物件購入+リノベーション」へと人気が高まっています。
しかし、いざ中古物件を購入しようとすると、「失敗したくない」と不安が高まり一歩を踏みだせない方も少なくありません。
そんなあなたの悩みをこの記事では解決できます。
リノベーションで失敗するケースは4つに分類されます。
「 資金計画」「物件選び」「業者選び」「設計・プランニング」です。
本記事では上記4つの事例の失敗談を紹介して解決策を提示しています。
ぜひ、これからの住まい計画の参考にしてください。
リノベーションをセットにした方がお得!
リノベーションで失敗したと感じた人は約10%
リノベーション後に「失敗した」と感じている人は全体の約10%ほどです。
株式会社ユニテが行ったアンケート調査【リフォーム・リノベーションで後悔していること】によると、過去に行ったリフォームやリノベーションに対する満足度で「どちらかと言えば不満」が全体の8.68%「非常に不満」が1.6%で約10%は不満を感じているという調査結果でした。
では、具体的な不満要素は何でしょうか?
この章ではリノベーション後に不満を感じる具体的な理由やケースを掘り下げていきます。
◉ 出来上がりの質がもっとも不満を持たれている
施工会社の対応に不満を持たれているケース
リノベーションで不満を感じた理由のひとつが施工会社の対応です。
株式会社ユニテが調査したアンケートデータ【リフォーム・リノベーションで後悔していること】によると、具体的な施工会社への不満は以下のような内訳です。
・コミュニケーションが十分に取れなかった:87人(21.75%)
・希望が通らなかった:51人(12.75%)
・予算内で納めてくれなかった:50人(12.5%)
・工事完了日が遅れた:33人(8.25%)
・提案が一切なかった:24人(6%)
・態度が悪かった:22人(5.5%)
・その他(TEXT回答) 回答データを見る:39人(9.75%)
・施工会社への不満はない:145人(36.25%)
最も多いのがコミュニケーションの不足によるもの。次に希望が通らず、予算内に収まらなかった場合が多いようです。
上位3つの不満はすべてコミュニケーション不足が起因している可能性があります。
例えば、希望が通らなかったは顧客の細かな要望が現場レベルまで伝えきれていない。
または伝えたつもりが伝えていなかったということも考えられます。予算内に収まらなかったことも同様です。
本来であれば顧客の要望の一部が予算内ではお応えできないにも関わらず、追加費用のようなかたちで対応してしまったなどのシチュエーションが想像できます。
出来上がりの質がもっとも不満を持たれている
施工完了後の出来上がりの質も不満足要因のひとつです。
株式会社ユニテのアンケート調査「あなたが「出来上がりの質」に関して不満を感じたポイントはなんですか?」の質問に以下のような回答があがっています。
不具合の部分があったのに、対応してもらえなかった
壁紙がまず実物と見本でだいぶ違った。
浴室の窓も直すべきだった。提案してもらいたかった。
省略
引用:PRtimes「【失敗した…】リフォーム・リノベーションの経験がある400人に聞いた失敗・後悔していることの調査を実施。」より引用
また、出来上がりの質で不満に感じたリノベーション箇所は以下のとおりです。
トイレ:112人(28.%)
キッチン:103人(25.75%)
洗面所:85人(21.25%)
浴室:80人(20%)
リビング:53人(13.25%)
ベランダ:31人(7.75%)
玄関:30人(7.5%)
子供部屋:26人(6.5%)
居室:20人(5%)
物件全て:17人(4.25%)
ダイニング:14人(3.5%)
その他:57人(14.25%)
不満を感じやすい箇所はトイレやキッチンなどの水回りが多いです。
顧客がリノベーションで求めることは、質の高いデザインと施工会社の心地よい対応ということがアンケート調査からみてとれます。
資金計画で失敗した体験談と対策方法
リノベーションで失敗するケースは4つに分類できます。
その中のひとつが「資金計画」です。具体的には「リノベーション費用の予算オーバー」や「住宅ローンの審査が降りなかった」があげられます。
この章では上記2つのポイントをもとに経験談と、今後の対策方法を交えて紹介します。
◉ 資金計画で失敗しないための対策方法
資金計画で失敗した体験談
細かい仕様変更が費用に大きく影響することを知らなかった。
予備資金を十分に確保していなかった。
予算オーバーでの失敗談は資金面のなかでも一番多いです。
特にリノベーションの内容を打ち合わせたときに、「あそこもやりたい。ここもやりたい」と細かな箇所の改修も依頼し、気づけば費用が高額になっているケースが少なくありません。
リノベーション費用には工事費以外にも、キッチンを変える場合はキッチン本体の値段やトイレの値段が入るため高額になりやすいです。
ふたをあけてみたら、新築購入価格よりも費用がかかった。
金利負担を十分に考慮していなかった。
資金計画で失敗しないための対策方法
資金計画で失敗しないためには、以下のような対策をしておきましょう。
⬛︎|住宅購入費用とリノベーション費用の合計を高めに見積る
⬛︎|金利負担を考慮する
⬛︎|諸費用の把握をする
⬛︎|予備の資金を用意しておく
リノベーションで資金計画が失敗しないためには、事前にしっかりと情報収集を行い、綿密な計画を立てることが重要です。
物件選びで失敗した体験談と対策方法
ここでは物件選びで失敗した体験談と対策方法を紹介します。
◉ 物件選びで失敗しないための解決策
物件選びで失敗した体験談
リノベーションで資金計画が失敗するケースは多々ありますが、主に以下の3つが要因です。
1. 設備が古かった。(追加費用がかかった)
2. 住まいの環境が変わり景観が悪くなった。(隣に大きなマンションが建ったなど)
3. 物件購入+リノベーションをしたが、希望通りの間取りやデザインにならなかった。
設備が古かった事例では、リノベーション費用を抑えたつもりだったが設備が古く、キッチンや浴室などの交換が必要となり想定以上の費用がかかってしまった例が挙げられます。
住まい環境の変化では、駅近で便利な立地の物件を購入したが、数年後に隣に大きなマンションが建ち、日当たりが悪くなり、眺望も損なわれてしまったなどです。
希望通りのリノベーションにならなかった失敗では、構造上の制約を十分に理解していなかったため、物件購入とリノベーションを同時に行うも、構造上の制約や費用面の問題で、希望通りにできなかった。などが挙げられます。
物件選びはリノベーションの成功を左右する重要な要素です。
物件選びで失敗しないための解決策
物件選びで失敗しないためには、中古物件専門のワンストップリノベーションサービス会社を利用するのがおすすめです。
ワンストップリノベーションサービス会社は、物件探しから資金計画、設計、施工、アフターサービスまでを一貫してサポートしてくれるサービスです。
物件選びの観点では、以下の利点があります。
⬛︎|リノベーション費用を考慮した物件探し
⬛︎|複数の物件を比較検討しやすい
⬛︎|不動産会社との二重契約の心配がない
ワンストップリノベーションサービス会社には、中古物件に精通した専門家が在籍しています。
希望条件に合致した物件を見つけるだけでなく、リノベーション後のイメージを具体的に提案してくれるので、失敗のリスクを軽減できます。
また、物件価格だけでなく、リノベーション費用も含めた総合的な費用を検討してくれます。
リノベーション後の住み心地だけでなく、売却時のことも考えて物件を選ぶことも強みです。
複数の中古物件を管理しており、比較検討しやすいのも利点です。また物件探しとリノベーションを1社で解決できるため、他の会社との複数契約の手間も省けます。
ワンストップリノベーションに関しての情報は、以下の記事でさらび詳しく紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
≫≫ ワンストップリノベーションとは?別々に依頼時の比較やメリット・デメリットを解説
≫≫【東京編】ワンストップリノベーション会社7選をランキング形式で比較!
業者選びで失敗した体験談と対策方法
次に、業者選びでの失敗談と解決方法を紹介します。
◉ 業者選びで失敗しないための解決策
業者選びで失敗した体験談
業者選びで失敗する要因は主に以下の2つです。
1. 担当者との相性が合わない。
2. 業者そのもののクオリティが低い。
ネット上の口コミでは評価が高いのに、いざ依頼してみると担当者の対応が遅く、やたら費用を追加するようなプランを提案してきたりという事例があります。
会社事態は評価が高くとも、担当者の裁量や能力により印象が変わってしまうことはよくある事例です。
依頼した業者そのものの実績や実力が不足している、または強みが違うケースもあります。
例えば、中古物件を多数管理していることが強みでもリノベーションは他社へ委託しており、専門性が低いなどです。
リノベーションに詳しい建築士はデザインやリユースのためのアイデアが豊富で、実績もあるもの。仮に経験が浅いスタッフが担当したとしても、経験豊富な建築士がアドバイザーとなって一緒に対応してくれます。
そのような業者でない場合、リノベーション後に後悔する可能性があるため注意して選びましょう。
業者選びで失敗しないための解決策
業者選びで失敗しないためには、以下の3つのポイントをおさえましょう。
⬛︎|担当者の変更を依頼
⬛︎|身近な経験者からおすすめの業者を教えてもらう
まずは物件選びで失敗しないためにもの、物件探しから資金計画、設計、施工、アフターサービスまでを一貫してサポートしてくれるワンストップリノベーション会社へ相談しましょう。
また、担当者との相性はリノベーションの成功を左右する重要な要素です。
もし、担当者との相性が悪いと感じたら、遠慮なく変更を依頼しましょう。
友人や知人にリノベーション経験者がいる場合は、紹介してもらうのも良い方法です。
実際に利用した人の感想を聞くことで、業者選びの参考になります。
≫≫【東京都】中古マンション購入時の仲介手数料無料会社おすすめ3選
リノベーションを検討しているが、どこの会社に依頼すれば良いのか判断できない。そうお思いの方に向けて、本記事では編集部がオススメするリノベーション会社をランキング形式で紹介致します。大手企業から上場企業まで幅広く厳選し、各社の[…]
プランニング・設計で失敗した体験談と対策方法
プランニング・設計とは、リノベーション前におこなう間取り決めや設備、デザイン決めをおこなうことです。
プランニングや設計は専門スタッフと一緒に行いますが、ご自身の要望を明確にしたうえで挑みましょう。
ここでは失敗談と対策方法を紹介します。
◉ プランニング・設計で失敗しないための解決策
プランニング・設計で失敗した体験談
プランニング・設計での失敗は「間取り決め」が大きな要因です。
特に、事前に理想のかたちを考えていないでリノベーションしてしまう場合に多くおこります。
例えば以下のような事例です。
【空調設備の不備】
間取り変更でリビングが広くなったにもかかわらず、空調設備の能力が不足し、夏は暑く冬は寒い部屋になってしまった。
【ライフスタイルに合わせた間取り決め】
家族構成やライフスタイルの変化を考慮せずに部屋決めをした結果、使わない部屋ができてしまった。または部屋が足りない。
【家具に配置がおかしい】
希望の間取りを実現するために家具を配置してみたところ、動線が狭くなったり、家具が置けなかったりした。
【収納スペースが少ない】
収納スペースを十分に確保しなかった結果、物が溢れてしまい、部屋が散らかってしまった。
上記は事例の一部ですが、プランニング・設計での失敗は住んだ後に後悔することが多いため注意しましょう。
プランニング・設計で失敗しないための解決策
プランニング・設計で失敗しないための解決策は、事前の確認と理想の間取りを明確にしておくことです。
そのためには、専門業者と適切な空調設備の選択や間取りの明確化、家具の配置も考慮した部屋決めなどが必要です。
また、プランニング・設計は、専門家の知識と経験が必要となります。そのため、担当者や専門業者との念入りなコミュニケーションを取るようにしていきましょう。
リノベーション失敗体験談まとめ
リノベーションは、理想の住まいを実現する方法として人気が高まっています。
しかし、計画や準備が不十分だと、失敗してしまうケースも少なくありません。
失敗してしまうポイントは「資金計画」「物件選び」「業者選び」「プランニング・設計」の4つです。
上記の失敗を防ぐためには、中古物件購入とリノベーションに強い業者や専門家に相談するのが良いです。
特に一括でサービスを提供している「ワンストップリノベーション」会社がおすすめです。
リノデュースは、仲介手数料無料で、お客様の理想の住まいを実現するためのリノベーションプランを提案します。
豊富な実績と経験を持つ専門家が、資金計画から設計・施工まで一貫してサポートいたします。
リノベーションをお考えの方は、ぜひリノデュースにご相談ください。