この記事では、新築マンション購入後に後悔したパターン15選について紹介しています。
- 新築マンションの物件選びで後悔したくない
- 物件購入後に資金計画で失敗したくない
- 新築マンションを購入するタイミングを間違えたくない
上記のような悩みを感じている方はぜひ参考にしてください。物件選びで後悔しがちなパターンや、物件購入後の資金計画で後悔するパターンなどを解説しています。
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新築マンションの物件選びで後悔しがちな7つのパターン
新築マンションの物件選びで後悔しがちなパターンには以下の7つがあります。物件選びの際には、これらのパターンに当てはまらないかを確認するようにしましょう。
◉ 周辺環境にギャップを感じる
◉ 駐輪場や駐車場のシステムがめんどくさい
◉ 設備や共用施設が使いずらい
◉ 想像より日当たりが良くなかった
◉ 住みたい場所が変わった
◉ 住民の質がよくない
実は暮らしにくい間取りだった
物件選びをする際、新築マンションの魅力に目を奪われがちですが、実際の暮らしにおいて間取りは重要です。
たとえば「収納スペースが不足している」「家事動線が悪い」「プライバシーが保てない」といった間取りは、日々の生活に大きなストレスをもたらします。そのため、マンションを購入する際には、実際の生活を考えて使いやすい間取りを選ぶことが重要です。
周辺環境にギャップを感じる
実際に物件に住み始めてから、周辺環境に対するギャップを感じることは少なくありません。スーパーやコンビニ、病院などの施設が思ったより遠かったり、通勤・通学に予想以上に時間がかかったりするケースがあります。また、静かだと思っていたエリアが、夜間や週末には意外と騒がしいこともあります。新築マンションの購入時には、周辺の施設や交通状況などを事前に確認しておくことが大事です。
そのため、新築マンションを購入する前に複数回訪れ、昼夜の環境を確認しておきましょう。
駐輪場や駐車場のシステムがめんどくさい
物件の購入前は、駐車場や駐輪場だけを確認し、利用方法まで考えないことが多いです。しかし、実際に住み始めてから、駐輪場が狭くて自転車の出し入れが不便だったり、駐車場が機械式で利用するたびに時間がかかるといった問題が出てくることがあります。機械式駐車場を毎日利用する場合は、時間を取られることがストレスとなることも少なくありません。
そのため、新築マンション購入の際には、駐輪場や駐車場の利用のしやすさをしっかりと確認することが大切です。
設備や共用施設が使いずらい
物件の購入時には最新の設備や共用施設に魅力を感じますが、実際に生活してみると使いにくさをマンションの購入を検討している方必見!新築マンションのメリットとデメリットを詳しく解説します。中古マンションの購入を検討している方もぜひご覧ください。新築・中古マンションの購入予算なども紹介しています。ことが少なくありません。たとえば、キッチンやバスルームの設備が使いにくかったり、ジムやラウンジなどの共用施設の利用予約が取りにくいといった問題があります。
また、頻繁に利用する設備や施設が思ったよりも遠く、不便を感じることもあるでしょう。新築マンションの購入前には、設備や共用施設の使い勝手を実際に確認しておくことが大事です。
想像より日当たりが良くなかった
モデルルームや物件見学の際、昼間の限られた時間帯でしか日当たりを確認しないため、想像よりも光が入りにくいことが購入後に発覚することがあります。周辺の建物や木々の影響で日差しが遮られたり、東向きや北向きの部屋の場合は冬場は日照時間が短くなったり、部屋が暗く感じることがあります。
このように、想像より日当たりが良くなかったということがないように、購入前に何度か異なる時間帯に訪れ、実際の日当たりを確認することが大事です。
住みたい場所が変わった
物件の購入時には理想的だと思っていたエリアでも、ライフスタイルや家族構成の変化により、数年後にはそのエリアが必ずしも最適でなくなることがあります。子どもが成長したことにより学校や教育環境を重視するようになったり、職場が移転して通勤が不便になったりすることがあるのです。
また、周辺環境の変化や新たな交通インフラの整備によって、環境が一変することも考えられます。そのため、マンション購入時には現在の条件だけでなく、生活の変化を見越してエリアを選ぶことが大事です。
住民の質がよくない
新築マンション購入時には、物件の立地や設備ばかりに目が向きがちですが、実際に生活を始めると、近隣住民との関係が大きな影響を与えます。「共用部のマナーが悪い・騒音トラブルが頻発する・管理組合がうまく機能していない」などの問題が起こることがあるのです。その結果、日常生活にストレスをもたらし、せっかく物件を購入したにもかかわらず住みにくい可能性が出てきます。
新築マンション選びの際には、事前に周辺住民の評判や管理体制についても調査し、可能であれば近隣住民に直接話を聞いてみることがおすすめです。
新築マンションの物件購入後の資金計画で後悔しがちな4つのパターン
新築マンションの物件購入後の資金計画で後悔しがちなパターンには以下の4つがあります。物件購入後の資金計画で後悔しないためにも、これらのパターンに当てはまらないかを確認するようにしましょう。
◉ 修繕積立金が値上がりすることをしらなかった
◉ 固定資産税を甘く見ていた
◉ ライフステージの入れ替えで資金繰りに苦戦した
ローンの返済を甘く見ていた
物件の購入時の資金計画は、物件価格や頭金だけでなく、ローンの返済についてもしっかりと考える必要があります。月々の返済額が家計を圧迫し、生活に支障をきたすケースは少なくありません。さらに、金利の変動や収入の変化も視野に入れることが大切です。
修繕積立金が値上がりすることをしらなかった
物件の購入当初の修繕積立金は低く設定されていることが多いです。しかし、マンションの維持管理が進むにつれて、必要な修繕費用が増加するため、積立金も引き上げられる可能性があります。
修繕積立金の値上がりを想定せずに資金計画を立てると、後々の家計に大きな負担がかかることになります。そのため、マンション購入前に将来の修繕計画や積立金についてしっかりと確認し、無理のない資金計画を立てることが重要です。
固定資産税を甘く見ていた
新築マンションを購入する際に多くの人が見落としがちなのが、固定資産税の負担です。物件購入時には、頭金やローン返済に目が行きがちですが、固定資産税もコストとして組み込む必要があります。
固定資産税は、物件の評価額によって毎年課される税金であり、マンションの立地や規模により額が大きく異なります。固定資産税を考えずに資金計画を立てると、後々の支払いが負担となり、予想外の出費に悩まされることがあります。
物件の購入前には、固定資産税の試算を行ってから新築マンションを購入するようにしましょう。
ライフステージの入れ替えで資金繰りに苦戦した
「結婚・子育て・転職・老後」など人生のステージが変わるたびに、収入や支出のバランスも変動します。たとえば、子供の教育費や親の介護費用が増加する一方で、収入が減少する可能性もあります。ライフステージの変化を見越さずに資金計画を立てると、ローン返済や生活費の捻出に苦労することになりかねません。
物件の購入時には、現在の状況だけでなく、将来のライフステージの変化を考えつつ資金計画を立てることが必要です。
新築マンションを購入するタイミングで後悔しがちな4つのパターン
新築マンションを購入するタイミングで後悔しがちなパターンには以下の4つがあります。新築マンションを購入するタイミングで後悔しないためにも、これらのパターンに当てはまらないかを確認するようにしましょう。
◉ 出産の前に購入してしまった
◉ 年収に変動があった
◉ 市場的に買い時ではなかった
結婚の前に購入してしまった
独身時代に購入した新築マンションは、将来の家族構成やライフスタイルに合わなくなる可能性があります。たとえば、夫婦共働きであれば職場への通勤手段が重要になりますが、子供が生まれた場合は学区や子育て環境が優先されることもあります。
結婚後にパートナーの意見や希望が出てきたときに、既に購入した新築マンションが条件に合わなくなると、住み替えやリフォームなど追加のコストがかかる可能性があるのです。新築マンションを購入する際は、ライフスタイルや家族の意見などを十分に見越して購入するかを検討することが大切です。
≫≫ DINKs向けの中古マンションの選び方を解説/間取りポイントもご紹介
≫≫ 4LDKマンションの間取り例から購入で後悔しないためのポイント
出産の前に購入してしまった
出産後は家族の生活スタイルが大きく変わり、子育てに適した環境が求められるようになります。たとえば、駅からの距離や保育施設の近さ、子供の遊び場の有無などが重要になるでしょう。出産後のことを考えずに物件を購入すると、後々住み替えを検討せざるを得ない状況になることがあるのです。
また、育児休業による収入の減少や教育費の負担も考えておく必要があります。新築マンション購入は、ライフステージに応じたタイミングで行うようにしましょう。
年収に変動があった
新築マンション購入時、現在の収入でローンを組むことが一般的ですが、収入の変動を無視すると、後々返済が厳しくなる可能性があります。特に、転職や業績不振による年収の減少、育児や介護での働き方の変更などで収入が減るケースがあるでしょう。
収入の変動を想定せずに無理なローンを組むと、返済が家計を圧迫し最悪の場合、物件の売却を余儀なくされることもあります。新築マンションを購入する際には、現在と将来の収入の安定性を見据えた資金計画が必要です。
市場的に買い時ではなかった
新築マンション市場は経済状況や需要供給のバランスにより価格が変動しますが、市場を無視して焦って購入すると、高いときに買ってしまうリスクがあります。特に、物件価格が上昇傾向にあるときや金利が低いことだけに注目して購入を急ぐと、後で市場が冷え込んだ際に物件価値が下がり、売却や住み替えをする際に損失を被る可能性があるのです。
物件購入のタイミングは、価格動向や金利の見通しなどから判断することが大切です。
新築マンション購入で後悔しないための対策
新築マンション購入で後悔しないための対策には以下の4つのパターンがあります。新築マンション購入で後悔しないためにも、これらのパターンに当てはまらないかを確認するようにしましょう。新築マンション購入で後悔しないための対策をそれぞれ解説しますので、ぜひ参考にしてください。
◉ 立地や周辺環境の確認をしておく
◉ 無理のない資金計画
◉ 購入のタイミング
物件選びは慎重に
物件選びの際は、価格や立地だけでなく資産価値や生活環境などを考える必要があります。見た目や初期費用に惑わされず、複数の物件を比較検討して選ぶことで、満足のいく物件を手に入れることができるでしょう。
立地や周辺環境の確認をしておく
物件の価格やデザインが魅力的であっても、通勤や買い物の利便性、学校や病院の近さなど立地や周辺環境について確認しておく必要があります。さらに、周辺の安全性や騒音問題も事前に確認しておきましょう。物件の購入前に現地を何度も訪れ、昼夜や平日・休日の違いを確認することで、快適に暮らせる物件を選ぶことができます。
無理のない資金計画
物件の購入価格や頭金だけでなく「ローン返済・固定資産税・修繕積立金・管理費」など発生する全ての費用を事前に考えておくことが大事です。さらに、金利の変動や収入の変化にも対応できる余裕を持たせることが大切です。
購入のタイミング
不動産市場は経済状況や金利、地域の開発計画などさまざまな要因で変動します。市場が過熱している時期に焦って購入すると、価格が高騰している可能性があり、物件の資産価値が下がるリスクがあるのです。逆に、適切なタイミングで購入すれば、より良い条件で物件を手に入れることができます。
新築マンション購入後に後悔した際の解決方法
新築マンション購入後に後悔した際の解決方法には以下の4つのパターンがあります。新築マンション購入後に後悔した際には、これらの解決方法を試してください。新築マンション購入後に後悔した際の解決方法は上記の4つですが、それぞれの方法を知っておくことで後悔をしなくなります。
◉ 売却する
◉ リノベーションする
◉ 適正価格で高品質なリノデュース
賃貸として運用する
新築マンション購入後に思い描いていた生活が送れなかったり、ライフスタイルの変化が生じたりした場合は、マンションを賃貸に出すことで、家賃収入を得ながらローン返済を行えます。
また、賃貸として運用することで、住み替えや売却を考える時間も確保できます。こうした対応策を取ることで、購入後の後悔を最小限に抑え、資産を有効に活用することができるでしょう。
売却する
環境やライフスタイルが予想と異なり、満足できない場合、早期に売却することがおすすめです。不動産市場が好調であれば、購入時よりも高い価格で売却できる可能性もあり、資産価値を維持しつつ新たな生活を送ることができます。
ただし、不動産市場が不況のときに焦って売却すると損をする可能性があるため注意が必要です。
リノベーションする
物件の間取りや内装が自分の理想と合わないと感じた場合、リノベーションによって空間を再設計し、自分が理想とする間取りや内装にできます。リノベーションは、比較的低コストで大きな変化をもたらすことができ、マンションの価値を上げることにもつながるのです。
適正価格で高品質なリノデュース
リノデュースは、住まいを自分の理想に近づけるためのリノベーションとデザインを組み合わせた方法で、生活空間をより快適で機能的にすることができます。適正価格で行えば、無駄な費用を抑えつつ、必要な部分だけを改善することが可能です。
適正価格で高品質なリノデュースを活用することで、購入後の後悔を解消し、満足のいく住まいを実現することができます。
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新築マンション購入後に考えられる後悔のまとめ
この記事では、新築マンション購入後に後悔したパターン15選について紹介しました。新築マンション購入後に後悔しないようにするには、それぞれのパターンごとの解決策を知っておくことが重要です。
■|物件購入後の資金計画で後悔しがちなパターン
■|物件を購入するタイミングで後悔しがちなパターン
上記のように新築マンション購入後には、それぞれのパターンがあります。新築マンションを購入した方が実際に感じた後悔を事前に知っておくと、同じ後悔をしなくなるでしょう。
また、物件の購入で後悔しないための対策や物件の購入後に後悔した際の解決方法についても紹介しています。新築マンションの購入は人生がかかっているため、この記事に書いていることをぜひ参考にして良い物件を購入しましょう。