リノベーション物件のデメリット9選!買って後悔しないための注意点を解説

リノベーション物件のデメリット9選!買って後悔しないための注意点を解説

リノベーション物件は、新築同様の美しさとデザイン性を持ちながら手頃な価格で手に入ると注目を集めていますが、「本当に隠れた問題はないの?」「購入後に後悔しないか不安…」と感じている方も少なくないでしょう。

確かに、内装は綺麗でも見えない部分の老朽化や性能面での懸念を抱くのは当然のことです。

この記事では、リノベーション物件が抱える9つのデメリットを具体的に解説するとともに、それらの不安を解消するための実践的な対策法を紹介します。

本記事を読み進めることで、リノベーション物件のメリット・デメリットを深く理解し、ご自身のライフスタイルに合った理想の住まいを後悔なく手に入れるための判断基準を身につけることができるでしょう。

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リノベーション物件とは?

リノベーション物件とは?

リノベーション物件とは内装や設備を改修し、美しい状態に整えてから販売される不動産のことで、近年その数を増やしています。このような物件はリノベーションが施されているため、まるで新築のように綺麗でデザイン性の高い物件が多いのが魅力です。築年数に関わらず内装は新品同様に美しく、快適な生活を送ることができます。

ただし、リノベーションの内容は物件によって異なり、住居全体をフルリノベーションしている場合もあれば、壁紙や床材、水回りなど一部のみを改修している場合もあります。近年では、フルリノベーションされた物件の割合が増加している傾向にあります。

これらの物件は、新築同様の快適さとデザイン性を持ちながら比較的安く入手できるというメリットがあり、購入後すぐに生活をスタートできる点も魅力的です。

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リノベーション物件の3つの種類

リノベーション物件の3つの種類

リノベーション物件には様々な種類があり、それぞれに魅力と特徴があります。

フルリノベーションから設備のみのリノベーションまで、自分のライフスタイルや予算に合わせた選択肢を見つけましょう。

種類特徴おすすめの人
フルリノベーション内装・設備すべてを改装好みのデザインやライフスタイルに合わせたい人
内装のみリノベーション内装だけをリノベーションする室内のデザインをカスタマイズしたい人
設備のみリノベーションキッチンや浴室などの機能更新に特化したリノベーション生活の質の向上をしたい人

フルリノベーション物件

フルリノベーション物件とは、建物の基本構造を残しつつ、内装から設備、場合によっては配管や電気系統に至るまで、すべてを新しくするリノベーションのことです。

これにより、物件はほぼ新築同様の状態に生まれ変わり、最新の住宅性能を備えることになります。

フルリノベーション物件を選ぶべき人は、自分の理想を具現化したい方や、最新の住宅性能やデザインを重視する方、そして長期的に快適に暮らしたい方です。

また、既存の間取りや設備に満足できず、トータルでのカスタマイズを望む方にも最適です。

フルリノベーションは、自由度の高いカスタマイズを実現するための最良の選択と言えるでしょう。

内装のみのリノベーション物件

内装のみのリノベーション物件とは、建物の外観や構造には手を加えず、室内の壁紙や床材、照明などの内装だけを改装した物件です。

こうしたリノベーションでは、住宅の性能を大きく変えることはなく、主に見た目の美しさや居住空間の快適性を高めることを目的としています。

内装のみのリノベーション物件を選ぶのに適しているのは、現在の住まいの基本構造や立地に満足していて、特にインテリアの雰囲気やデザインを新しくしたい方です。

また、比較的少ない予算で住宅の印象を一新したい方や、リノベーションにかける時間を短縮したい方にもおすすめです。

自分のスタイルを反映したいが、大規模な改修は必要ないと考える方にとって、内装のみのリノベーションは理想的な選択肢となるでしょう。

設備のみリノベーション物件

設備のみリノベーション物件とは、建物の内装や外観の構造に手を加えることなく、キッチンやバスルーム、トイレといった水回りの設備、または暖房・冷房システムなどの機能設備のみを新しくするリノベーションです。

このリノベーションは、主に住まいの機能性や快適性を向上させるために行われます。

おすすめしたい人は、現在の家のデザインや間取りに満足しているが、古くなったり機能不足の設備を最新のものに更新して、より快適な住環境を求めている方です。

また、エネルギー効率の良い設備への交換を希望する環境意識の高い方や、使い勝手と安全性を重視する高齢者や小さな子どもがいる家庭にも適しています。

設備更新は、比較的低コストで住まいの質を大幅に改善できる手段として有効です。

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リノベーション物件における4つのメリット

リノベーション物件における4つのメリット

リノベーション物件には、多くの魅力的なメリットがあります。ここでは、リノベーション物件における4つのメリットを解説します。

◉ 新築マンションよりも手ごろな価格の物件が多い
◉ デザインにこだわった物件が多く見られる
◉ 新築に引けを取らない設備が整っている
◉ 引き渡し後すぐに暮らしを始められる

それぞれのメリットを理解し、リノベーション物件を購入するか判断できるようにしましょう。

新築マンションよりも手ごろな価格の物件が多い

リノベーション済みの物件は、新築同様の快適さとデザイン性を備えつつ、手頃な価格で手に入れられる点が魅力です。未改装の中古マンションと比較すると、リノベーション費用が価格に反映されるため高めにはなりますが、新築マンションを購入するのに比べれば費用を抑えられます。

デザインにこだわった物件が多く見られる

リノベーションされた物件は、現代的な間取りやトレンドのデザインを取り入れて改修されているため、デザインの魅力が高い点が特徴です。築年数が20年や30年を超えていても、古さを感じさせない快適な住環境が期待できます。

新築に引けを取らない設備が整っている

リノベーションされた住宅は洗練されたデザインに加え、新築物件に匹敵する設備が導入されているという強みがあります。改修工事の規模は物件ごとに異なりますが、多くの場合、キッチンやトイレ、バスルームといった水回りの設備が刷新されています。最新の設備を備えた住まいで新生活をスタートできることは、非常に大きな魅力と言えるでしょう。

引き渡し後すぐに暮らしを始められる

新築マンションでは、多くの場合モデルルームを参考に購入を決定しますが、実際に住めるようになるまでには時間を要するというデメリットがあります。一方、リノベーション物件であれば、購入後すぐに居住を開始できるため、引き渡し後すぐに新生活を始めたいと考える方にとって非常に魅力的な点と言えるでしょう。

リノベーション物件のデメリット9選

リノベーション物件のデメリット9選

ここでは、リノベーション物件のデメリットについて解説します。リノベーション物件のデメリットは、以下の9つです。

◉ 1.すべてがリノベーションされているわけではない
◉ 2.耐震性に優れていない場合がある

3.断熱性能が新築と比べて劣る場合がある
◉ 4.販売価格が割高に設定されている
◉ 5.目に見えない部分が老朽化している
◉ 6.住宅ローンが不利になる場合がある
◉ 7.住宅ローン減税の適用範囲が狭まっている
◉ 8.売りにくく貸しにくい
◉ 9.自分の好みと合致しない可能性がある

それぞれのデメリットを理解し、新築物件とリノベーション物件のどちらが自分に合っているのかを考えてみましょう。

1. すべてがリノベーションされているわけではない

デメリットひとつめはすべてがリノベーションされているわけではないということ。

リノベーションと聞いてイメージするのは、中古物件が新しくデザイン性の高い空間に変わっている姿ではないでしょうか。

しかし、すべてが広告等で見かけるような素敵なものだけではありません。

建物にもよりますが、一部だけの改修工事のみでほぼ手のつけられていない状態のものもあります。

例えば、リビングルームやキッチンは完全に改装されているものの、バスルームやトイレなどの水回り、あるいは外観や共用部分がそのままというのも珍しくありません。

その場合、購入後に古い部分のメンテナンスや将来的な修繕に追加費用が必要になることも考えられます。

2. 地震に弱い可能性がある

次に地震に弱い可能性があることです。

これは1981年以前の「旧耐震基準」で建築された建物に多くみられます。

旧耐震基準では最大震度5強の揺れでも建物が倒壊しないように設計されていますが、1982年以降の「新耐震基準」では、震度6や7でも倒壊しないように水準が上がっています。

これは日本で起きる地震が震度6以上で発生するためで、1978年に発生した最大震度5以上の宮城県沖地震が制定のきっかけとなりました。

旧耐震基準の場合、大きな地震で建物が重大な損傷を受けるリスクが高まることが懸念されます。

特に、内装や設備を一新しても、建物の基本構造が古いままであれば、その耐久性は限界をこえるでしょう。

耐震補強が行われていない場合、地震による倒壊や大きな損傷のリスクが増加し、住む人の安全を脅かす可能性があります。

そのため、安心して長く住めるリノベーション物件を選ぶためには、このような耐久性の問題を見落とさないことが不可欠です。

3. 断熱性に優れていない場合がある

次に断熱性が優れていない場合があることです。

まず、断熱性とは、建物が外部の気温の影響を受けにくくする性能のことを指します。

つまり、夏は涼しく、冬は暖かく保つ能力のことです。

この断熱性が高い建物は、室内の温度を一定に保ちやすく、快適な居住環境で過ごせます。

リノベーション物件の場合、断熱性に優れていないことが多々あります。

断熱性が不十分だと、室内の快適性が低下します。例えば、夏は室内が暑くなり、冬は寒さを感じやすくなるなどです。

また、断熱性が低いと、暖房・冷房機器を多用する必要が生じ、それに伴い電気代が高くなるという経済的な負担も発生します。

また、結露が発生しやすく、それがカビやダニの原因となり、住宅内の環境衛生上の問題を引き起こすこともあります。

特にアレルギー体質の方や小さなお子様がいる家庭にとっては深刻な懸念事項となるでしょう。

4. 販売価格が割高に設定されている

次に販売価格が割高で設定されていることがあることです。

理由は、リノベーション費用が上乗せされていることにあります。

「中古物件は新築に比べて価格が割安なんじゃ。。。」と思った方もいるでしょう。

確かに新築と比較するとリノベーション物件は価格が低めです。

しかし、内訳を調べてみると、リノベーション費用が高めに設定されている場合もあるのです。

一方で、リノベーション物件はすべて含めた価格帯で販売されているため、追加費用の計算を入れなくて良いのが利点です。

販売価格が高く設定されている可能性があるとはいえ、価格帯がすべて高いわけではないことも把握しておきましょう。

また、単純に「高価」と感じるだけでなく、コストパフォーマンスについて誤った判断を下すリスクもあります。

リノベーション物件を選ぶ際には、単に価格を見るのではなく、その価格がどのような価値を反映しているのか、リノベーションの質とコストのバランスを考慮することが重要です。

5. 目に見えない部分が老朽化している

リノベーションをしても、目に見えない部分の老朽化によるデメリットも忘れてはいけません。

特に、建物の基礎や構造体、配管や電気配線など、表面からは見えない部分に問題が潜んでいることがあります。

住み始めた後に様々な問題が浮上する可能性があります。

例えば、水漏れや断水、電気トラブルなどの緊急の修理が必要になる場合もあり、これらの修理には想定外の費用がかかることが一般的です。

また、老朽化した配管や電気配線は、将来的な大規模な修繕が必要になる可能性もあり、長期的な維持費用が増加するリスクも考慮する必要があります。

表面的なリノベーションに隠された老朽化した部分の問題は、購入後の追加コストや安全性のリスクを引き起こす可能性があります。

したがって、リノベーション物件を選ぶ際には、見た目だけでなく、建物の構造的な健全性や設備の状態についても、専門家の意見を求めるなどして、十分に検証することが大切です。

見た目の美しさに惑わされず、物件全体の品質を総合的に判断していきましょう。

6.住宅ローンが不利になる場合がある

中古物件は住宅ローンが限度額まで借入できないなどの不利になる場合があります。

なぜなら、築年数などにより借入限度額の制限や返済期間の制限があるからです。

これは金融機関でも異なりますが、中古物件への評価が新築と比べ低くなりがちになるのが要因です。

特に耐久性や耐震基準に関しての審査は、地震の多い日本だからこそ、重要視されています。

特に旧耐震基準のままの物件では借入ができないこともあります。

したがって、リノベーション物件の購入を検討する際には、住宅ローンの条件も事前にしっかりと調べ、金融機関との相談を通じて、適切なローンプランを選択することが重要です。

また、可能な限り自己資金を用意するなど、ローンに依存しない資金計画を立てることも、賢明な選択と言えるでしょう。

7.住宅ローン減税の適用範囲が狭まっている

住宅ローン減税は2024年入居分から適用範囲が変わります。特に新築に関しての控除範囲が狭まります。

主な内容は以下の表の通りです。

2024年以降の控除の適用条件は以下のように変更点があります。

性能借入限度額最大控除額控除期間
新築住宅①長期・低炭素住宅5000万円0.7%へ引き下げ13年
②ZEH水準省エネ住宅4500万円
③省エネ基準適合住宅4000万円
その他の住宅3000万円→2000万円に対象外
中古住宅①~③の該当住宅3000万円0.7%へ引き下げ10年
その他の住宅2000万円

前提知識として、住宅ローン減税とは住宅を購入する際に利用するローンに対して、一定の条件のもと所得税か減税される制度です。

具体的には、住宅ローンで借り入れた金額に対して、年末の残高から所得税から1%程の控除がされます。

2024年からは住宅ローンの控除額が新築・既存ともに0.7%に引き下げられます。

参考資料 : ①https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1211-1.htm
参考資料 : ②https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1211-3.htm

また、新築物件では省エネ基準に適さない「その他の住宅」に対しての控除が対象外となります。

一方で、既存住宅に関しては控除額が引き下げられるものの10年間控除対象です。

控除額が住宅ローン残高の減少に影響を受ける点は、ローンの返済計画を立てる上で重要です。

返済スケジュールや、住宅購入に際しての経済計画に影響を与える可能性があります。

8. 売りにくく貸しにくい

リノベーション物件の中には、デザインに特化し、独特のスタイルやコンセプトで改装されるものがあります。

これらは購入者自身の好みやライフスタイルにぴったり合うようカスタマイズされていることが多く、居住者にとっては非常に魅力的な選択肢でしょう。

しかし、その奇抜なデザインや特定のニーズに合わせた改装が、売りにくく貸しにくいものになる可能性も。

一般的に購入者は、時代を問わないデザインを好む傾向があるため、特定のテイストに特化したリノベーション物件は、ニーズに合わない可能性が高いです。

結果として、物件は売りにくくなり、貸しにくくなります。

つまり、市場での需要が限られてくるため、物件の流動性が低下し、売却や賃貸において不利な条件を受け入れざるを得ない状況になるかもしれません。

また、奇抜なデザインは時とともに古くなる可能性があるため、流行遅れとなってしまうリスクもあります。

9. 自分の好みと合致しない可能性がある

リノベーション済みの物件は、改修が完了した状態で売りに出されることが一般的です。そのため、購入者が自らの希望に合わせて間取りや内装を自由に選択することができず、完全に自分の好みに合致する物件を見つけにくいというデメリットにつながります。

立地や築年数、価格といった条件に加え、間取りやデザインまで理想的なリノベーション物件を見つけることは、現実的には非常に困難です。したがって、多くの場合ではどこかの点で折り合いをつける必要が生じるでしょう。

物件価格にはリノベーション費用が組み込まれているため、間取りやデザインが特段気に入ったものでない限り、購入は慎重に判断することがおすすめです。

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リノベーション物件購入のデメリットを解消する方法

リノベーション物件購入のデメリットを解消する方法

リノベーション物件の購入にはいくつかのデメリットも存在しますが、適切な対策を講じることでこれらを解消し、理想の住まいを手に入れることが可能です。ここでは、リノベーション物件購入のデメリットを解消する方法を5つ紹介します。

断熱のリフォームで費用を軽減する
◉ 耐震性能の確認と必要に応じた補強工事を実施する
◉ 定期的な改修により住宅のコンディションを良好に保つ
◉ 施工後のサポート体制が整った会社を選定する
◉ 購入前に希望のリフォームプランが実行可能かを確認する

それぞれの方法を理解し、それでも新築の方が自分に向いているのかどうかを考えてみましょう。

断熱のリフォームで費用を軽減する

リフォーム済みの住居、とりわけ築年数の古い集合住宅においては、必要な量の断熱材が備わっていないケースがあります。断熱性が低いと、冷暖房を使用しても期待通りの効果が得られにくく、室温維持が困難になるため、光熱費等の維持管理費が増加するという難点が生じます。

この課題を克服するためには、断熱改修を実施することが有効です。外壁や床面、屋根裏に適切な断熱材を施工することで、居住空間の温度を安定させやすくなり、冷暖房効率が改善されます。これにより、エネルギー消費量を削減すると同時に、居住環境の快適性を向上させることが期待できます。

耐震性能の確認と必要に応じた補強工事を実施する

リノベーションを計画する上で、特に古い建物においては耐震性の検証が不可欠です。築後40年を超える物件では、1981年以前の旧耐震基準に基づいて建築されていることが考えられます。そのため、現行の耐震基準に準拠した安全性を確保できているかを確認するため、耐震診断の実施をおすすめします。

もし診断によって耐震強度が不十分だと判断された場合、耐震補強を目的としたリノベーションが必要です。耐震補強工事を実施する際には、補助金制度の活用も視野に入れると良いでしょう。さらに、リノベーションに着手する前に住宅診断を行い、建物の現状を詳細に把握しておくことが重要です。

定期的な改修により住宅のコンディションを良好に保つ

築年数の長い物件をリノベーションする際には、定期的な手入れが欠かせません。特に、老朽化が目立つ箇所や懸念される部分については、初回のリノベーションで徹底的に改善することが重要です。

最初の段階で入念なリノベーションを行うことによって、建物の状態を長期にわたって良好に保ち、将来的に必要となるかもしれない大規模な修繕を回避できます。その後も、定期的にリノベーションや改修を行うことで、建物全体の耐久性と機能を維持し、良好な状態を維持することが重要です。

施工後のサポート体制が整った会社を選定する

リノベーション後のトラブルを回避するためには、手厚いアフターフォロー体制を持つ業者選びが重要です。新築物件では通常2年間の保証期間が設けられていることが多いですが、最近ではリノベーションにおいても同様に、アフターケアの範囲が広がってきています。

多くの場合、アフターフォローの内容は定期的な検査や緊急時のサポートなどが含まれますが、業者によっては独自の特典を提供している場合もあります。アフターフォローが万全でないと、工事完了後に問題が発生した場合、誰が責任を負うのかが曖昧になる可能性があるので注意が必要です。

定期的な検査を実施してくれる業者を選ぶことは、結果的に長期的な費用を削減することにも繋がります。

購入前に希望のリフォームプランが実行可能かを確認する

リノベーションを視野に入れた物件選びでは、建物の構造やマンションの規約を精査し、思い描く改修が本当に可能かどうか慎重に検討することが重要です。

特にマンションでは、鉄筋コンクリート構造による天井の低さや、建物を支える柱や梁といった構造要素が間取りの変更に影響を及ぼすことがあります。さらに、配管の制約から、キッチンや浴室などの水回りの配置換えが難しいケースも見られます。

これらの制約は、物件選定の初期段階で確認すべき重要な点です。理想に近い内装のリノベーションが完了している物件を選ぶか、表面的なリフォームに限定することも選択肢の一つです。物件購入を決める前に、信頼できるリフォーム業者に相談し、専門家の意見を参考にしながら計画を進めるようにしましょう。

「リノデュース」なら物件選びからリノベーションまで完全サポート

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リノベーション済物件の購入で生じがちな不安を解消し、思い描くライフスタイルを具現化したい方にとって、「リノデュース」のような包括的なサービスは非常におすすめです。

リノデュースでは、不動産の専門家がリノベーションに最適な物件選定をサポートし、熟練の職人集団がハイクオリティなリノベーション工事を行います。これにより、物件の選定からデザイン、施工までをまとめて委託することができ、煩雑な手続きを省きながら理想の住空間を実現できます。

加えて、仲介手数料が不要で、物件の引き渡し後も10年間の手厚いアフターケアが付帯しているため、購入後の生活も安心して送ることができるでしょう。

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リノベーション物件を買って後悔しないための注意点

リノベーション物件を買って後悔しないための注意点

ここでは、リノベーション物件を買って後悔しないための注意点を解説します。リノベーション物件を購入する前には、以下の2点に注意しましょう。

◉ ホームインスペクションを依頼する
◉ 住宅ローンや保証内容をチェックする

ホームインスペクションを依頼する

次にホームインスペクションの依頼です。

ホームインスペクションとは、住宅の状態を専門家が詳細に調査すること

それにより建物の構造的な問題、隠れた修理の必要性、安全上の問題点などを明らかにすることができます。

リノベーション物件を購入する際、ホームインスペクションは見た目だけでなく、物件の「本当の価値」を把握するのに役立ちます。

費用は、物件の大きさや調査の範囲によって異なりますが、一般的には数万円から数十万円程度が相場です。

初期費用としてはある程度の出費が必要ですが、将来的に発生するかもしれない大きな修繕費用やトラブルを未然に防ぐことを考えれば、非常に有効な投資と言えます。

住宅ローンや保証内容をチェックする

最後に住宅ローンについてです。

購入物件が住宅ローンの適用対象になるかを確認することは、重要なポイント。

リノベーションの範囲や物件の築年数によっては、金融機関によるローンの承認が得にくい場合もあります。

また、リノベーション物件の場合、金利条件や返済期間にも注意が必要です。

さらに、保険の適用範囲についても確認することが大切です。

一般的な住宅保険がリノベーション物件に適用されるか、または特別な保険が必要になる場合があります。リノベーションによって構造が変更された場合、通常の住宅保険の適用外となるリスクも考慮する必要があります。

「リノベーション向き物件」の特徴から探し方、注意点や事例をご紹介

リノベーション物件をさらに快適にする再リノベの実例

リノベーション物件をさらに快適にする再リノベの実例

ここでは、リノベーション物件をさらに快適にする再リノベの実例を紹介します。

◉ 40平米台「ブラウンとモノトーン」
120平米台「心地よいスタジオ環境」

2つの事例を確認し、自分のリノベーションのイメージを膨らませましょう。

40平米台「ブラウンとモノトーン」

40平米台「ブラウンとモノトーン」

40平米台「ブラウンとモノトーン」

このリノベーションでは、趣のあるブラウンとモノトーンカラーをベースに、落ち着きのある居住空間を創造することを目指しました。

以前は1LDK+Wの間取りでしたが、リフォーム後も同じ構成を維持しながら、内装や建材に工夫を凝らし、快適性と意匠性の向上を図っています。とりわけ、デザインコンセプトに合致したアンティーク調のブラウンの扉は、製造メーカーの木材の質感が伝わるものを採用しました。

詳しいリノベーション情報を知りたい方は、こちらをご覧ください。

以下のYouTubeも一緒に確認することで、よりリノベーションのイメージを理解できます。

120平米台「心地よいスタジオ環境」

120平米台「心地よいスタジオ環境」

このリノベーション事例は、著名な音楽家ご夫妻の2度目のリノベーション事例です。当初、売却予定だったマンションですが、首都圏での仕事に加え、軽井沢を拠点とする生活でも利便性を考慮し、リノベーションを決意しました。

この事例では、ご夫妻のライフスタイルに合わせ、機能性とデザイン性を重視しました。玄関は楽器や機材の搬入を考慮した広々とした土間空間に、来客にも対応できる腰掛けスペースも設けました。リビングには、ルーフバルコニーへと繋がる「畳ヶ丘」を新設。可動式の壁でプライベート空間も確保し、メディア取材にも対応可能です。

防音スタジオはそのまま収納を最適化しています。浴室はビューバスへと刷新し、快適性を向上させました。ベルギー製の床材やDIY可能なワークスペースなど、細部にもこだわりが光ります。

以下のYouTubeも一緒に確認することで、よりリノベーションのイメージを理解できます。

リノベーション物件におけるデメリットのまとめ

リノベーション物件におけるデメリットのまとめ

この記事では、リノベーション物件におけるデメリットについて解説してきました。

リノベーション物件は、新築同様の快適さと洗練されたデザインを比較的手頃な価格で手に入れられる点が魅力です。ただし、表面的な内装リフォームだけでは、建物の構造的な老朽化が見過ごされがちであること、耐震性能や断熱性能が期待を下回る可能性があること、そして個人の好みに合致しないリスクがあることなど、注意すべき点も存在します。

しかし、事前の詳細な調査や断熱・耐震改修の実施、施工後のサポート体制が充実した業者を選ぶことによって、これらの懸念は軽減可能です。また、ライフスタイルの変化に応じてリノベーションを再度行うことも、より快適な住環境を追求する上で有効な手段となります。

理想の住まいを納得いく形で実現したいと願う方にとって、「リノデュース」は有力な選択肢となるでしょう。リノデュースは、中古マンションの選定からリノベーションの施工まで、一貫してサポートを提供する専門チームです。

製造業からスタートした企業ならではの、確かな職人技に裏打ちされた品質とリーズナブルな価格設定が強みで、中古物件購入時の仲介手数料が不要という大きな利点も提供しています。物件引渡し後も10年間の充実したアフターフォローが付帯しているため、長期にわたり安心して理想の住空間を維持することが可能です。

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    「リノデュース」は施工会社からスタートした会社です。
    その後、デザイン・設計や不動産の領域に事業を拡大し、ものづくりの会社である技術と不動産業の知識を活かし、ワンランク上のリノベーションを提供しています。今まで不動産業界では当たり前とされていた「両手仲介」や「囲い込み」などの仲介手数料による利益の最大化を狙う業界の習慣から、仲介手数料のかからない新しい不動産仲介の仕組みを作りたいとの思いが強くなりました。

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