リノベーション済み中古マンションを購入するメリット・デメリットを解説

リノベーション済み中古マンションを購入するメリット・デメリットを解説

「リノベーション済み中古マンションを購入すると、どんなメリットとデメリットがあるのだろう」と気になっている方は多いでしょう。
メリットとデメリットを把握しておけば、購入すべきか判断しやすくなります。

本記事では、リノベ済み中古マンションを購入するメリットとデメリットを解説します。
リノベーション済み中古マンションを購入すべきか悩んでいる方は、本記事を参考にしてください。

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リノベーション済み中古マンションとは?

リノベーション済み中古マンションとは?

リノベーション済み中古マンションとは、設備や内装などが修復された状態で販売している物件です。
多くの物件では床や天井、壁などが新品に交換されているため、新築物件と変わらないぐらい綺麗な見た目をしています。

リノベーション済み中古マンションの多くの物件が専門の不動産業者が売主となっています。
不動産業者が売主の場合は、最低2年以上の契約不適合責任が必要です。
契約不適合責任とは、契約の内容に隠された重要な事項があった場合に責任を負うものです。
不動産業者が売主の物件を購入すると安心して取引ができます。

また、リノベーション済み物件とリフォーム済み物件を混同してはいけません。
なぜなら、リフォームは原状復帰に対して使用される場合が多く、
古い壁紙を新しくすることや設備を最新のものにすることなどに対して使われることが一般的だからです。

リノベーション済み中古マンションの定義を理解したうえで、自分に合った物件選びをしてください。

リノベーション済み中古マンション購入の3つのメリット

リノベーション済み中古マンション購入の3つのメリット

中古マンションを購入すべきかリノベ物件を購入すべきか悩んでいる方が多いでしょう。
リノベーション済み中古マンションを購入すると、3つのメリットが得られます。
事前にメリットを把握しておけば、リノベーション済み中古マンションに住むべきか判断しやすくなります。
それぞれのメリットを参考にしつつ、自分に合った物件選びをしてください。

◉ リノベーションする手間が発生しない
◉ すぐに住むことができる
◉ 内装がきれい

1. リノベーションする手間が発生しない

リノベーション済み中古マンションを購入すると、リノベーションする手間が発生しません。
自分でリノベーションする場合はリノベーションの手続きをする手間がかかりますが、
すでに修復された状態だとリノベーションの手続きをする必要がありません。

また、新しい設備の住宅に住める点も魅力の一つです。中古で比較的リーズナブルな価格の物件に住みたい方は、リノベ済みマンションの購入をしてください。

2. すぐに住むことができる

リノベ済み中古マンションには、すぐ住めるというメリットがあります。
通常はリノベーションをすると2〜3ヶ月は仮の住まいを用意しておく必要があるので、その分高い費用がかかってしまいます。

しかし、すでにリノベーションされていれば2〜3ヶ月の間待つ必要はありません。
そのため、引越しする費用を少しでも節約したい方やすぐに住める物件を探している方は、
リノベーション済み中古マンションを選択するとよいでしょう。

3. 内装がきれい

リノベ済み中古マンションは、未修復物件と比較して内装がきれいな特徴があります。
物件の内装や壁、天井などの仕上げ材からキッチンや洗面台などの設備まで一新されています。

新築同様にきれいな内装であるため、前の居住者の使用感を感じずに済むでしょう。
通常の中古物件の場合は古さを感じてしまい、人によっては住みにくさを感じやすいです。
物件選びの際に内装の美しさにこだわりがある方は、リノベ済み中古マンションの購入を検討してください。

リノベーション済み中古マンション購入の5つのデメリット

リノベーション済み中古マンション購入の5つのデメリット

リノベーション済み物件を購入する判断には、メリットと同時にデメリットも把握しておかなければなりません。
リノベ済み中古マンションには、5つのデメリットがあります。
デメリットを把握しておけば、実際に物件を購入した後に「想像と違った」と後悔せずに済みます。
それぞれのデメリットを参考にしつつ、リノベーション済み中古マンションを購入してください。

◉ 物件価格が割高に設定されている可能性がある
◉ 間取りを思い通りにできない
◉ 物件の選択肢が少ない
◉ 適切にリノベーションされたか不明
◉ 耐久性や耐熱性が弱い

1. 物件価格が割高に設定されている可能性がある

リノベーション済み中古マンションを購入すると、物件価格が割高に設定されている可能性があります。
物件によっては、自分で物件を購入してリノベーションした方がお得に修復できるかもしれません。

通常物件とリノベーション済み物件を比較検討し、コストが気になるのであれば通常物件の購入を検討してください。
その際、割高に価格設定されている可能性があることを念頭に置きつつ、物件選びをしましょう。

2. 間取りを思い通りにできない

リノベーションがすでに完了している物件を購入するため、間取りは決められていて後から変更はできません。
ただ、世の中には数多くのリノベーション済み物件が存在するため、自分の希望に沿った間取りであるかを確認してみるとよいでしょう。

事前に確認すれば、暮らしやすい間取りであるかを判断しやすいです。
もし、自分好みの間取りが見つからなかった場合は、中古物件を購入した後にリノベーションするとよいでしょう。

3. 物件の選択肢が少ない

リノベーション済み物件は通常の物件と比較して販売数が少ないため、
自分好みの間取りやエリアなどの条件を満たしたものがあるとは限りません。

そのため、少ない選択肢の中から妥協して自分好みの物件を選ぶ必要があります。
妥協して物件選びをすると、住みにくさに後悔してしまう場合があります。
幅広い選択肢の中から物件選びをしたい場合は、通常の中古物件を購入してください。

4. 適切にリノベーションされたか不明

自分が工事の流れを実際に見ていないため、適切に修復されたのか不明な点があります。
リノベの定義は曖昧であり、一部改装から全面改装まで工事の範囲が大きく異なっています。

また、中古マンションを修復する場合は工場の規模が小さいため、役所に工場の届出を提出する必要はありません。
そのため、不良施工があるのに気づかないまま持ち主に物件の引き渡しをされてしまう場合があります。

リノベーション済み物件では、施工結果報告書の確認が必要です。
施工結果報告書を確認すれば、どんなリノベーションをしたのかが客観的に理解できるため、物件を購入する判断がしやすくなります。
施工結果報告書を事前に確認したうえで、自分に合った物件探しをしてください。

5. 耐久性や断熱性が弱い

リノベ済み中古マンションには、耐久性や耐熱性が弱いデメリットがあります。
日本の耐震基準は3回改正されており、1981年5月31日までは旧耐震基準、
6月1日からは新耐震基準、2000年にはさらなる耐震性の強化がされています。

つまり、2000年以降に建設されたマンションでなければ現在の基準よりも耐震性が低いため、安心して過ごしにくいです。
リノベ済み中古マンションは築20年以上が経過している場合が多く、耐久性が乏しい可能性があります。
地震が起きた時に自分の身を守るためにも、2000年以降に建設された中古マンションを購入しましょう。

また、リノベ済み中古マンションには適切な量の断熱材が入っていない可能性があります。
耐久性や断熱性の弱さを加味したうえで、リノベーション済み中古マンションに住むべきか判断してください。

リノベーション物件で気になる8つのデメリットと選び方のポイントを解説

理想の間取りにするなら中古購入+リノベーション

理想の間取りにするなら中古購入+リノベーション

理想の間取りの物件を購入したいのであれば、中古物件を購入してリノベーションをしましょう。
ただ、自分で中古物件を購入して修復すると手続きの手間がかかるため、面倒に感じてしまう方が多いのではないでしょうか。

リノデュースであれば、中古物件購入からリノベーションまでワンストップサービスを提供しているので、
手続きの手間がかかりにくいです。
通常リノベーションすると仲介手数料で100万円ほどかかりますが、リノデュースの場合は1円もかかりません。

アフターサービスが10年以上あるため、初めてワンストップサービスに依頼する方でも安心して利用可能です。
物件の選択肢が幅広く、自分好みの物件を探しやすくなっています。
リノデュースで過去にリノベーションした物件の事例として、以下の2つを紹介していきます。

■|80㎡ 3LDK+書斎の事例
■|84㎡ 1LDK+W+2Sの事例

80㎡ 3LDK+書斎の事例では、以下の条件の物件をリノベーションしました。

■|築年数が41年
■|池袋駅までタクシーで15分
■|370世帯と大型ビッグビッグコミュニティで管理体制が良い
■|旧耐震基準ではあるものの耐震基準適合証明書がとれる状態
■|大型の病院やスーパー、学校など立地が良い
■|管理費と修繕積立金が約2万円

この物件では元々キッチンが壁付けされていましたが、カウンター式のキッチンに変更しました。
奥にはパントリースペースを設けています。洋室には以前はなかった収納ボックスを用意することで、設置して収納性を高めています。

≫≫ 80㎡ 3LDK+書斎の事例

84㎡ 1LDK+W+2Sの事例では、以下の条件の物件をリノベーションしました。

■|築年数が27年
■|リノベーション費用が1,430万円(税込)
■|周辺は起伏のある立地で3階でありつつ1階にいるような眺め

この物件のキッチンはベランダ側に向いた対面式でしたが、ベランダ側までカップボードが並ぶキッチンにリノベーションしました。
収納力は十分な容量を持つことで、キッチンツールバーやフロントオープンの食洗器など細かい部分にこだわっています。

≫≫ 84㎡ 1LDK+W+2Sの事例
上記の事例を確認しつつ、リノデュースを利用すべきか判断してください。

リノベーション済み中古マンション購入時の4つの注意点

リノベーション済み中古マンション購入時の4つの注意点

リノベーション済み中古マンションを購入するときは、4つの注意点を参考にしてください。

中古マンション購入時にどんなことへ気をつければよいのかを把握しておけば、スムーズな物件選びができます。
それぞれの注意点を参考にしつつ、リノベーション済み中古マンションを購入してください。

◉ アフターサービスの有無を確認する
◉ 共有部分や修繕積立金の状況を確認する
◉ 「適合リノベーション住宅」か確認する
◉ リノベーション箇所を確認する

1. アフターサービスの有無を確認する

リノベ済み中古マンションは、アフターサービスの有無を確認しましょう。具体的なアフターサービスの内容は、以下の5つです。

アフターサービスの内容説明
長期保証どのくらいの期間にどんな保証をするのか確認する必要がある
定期点検素人ではわからない部分まで確認してくれるため、安心して住宅に住み続けられる
緊急対応急な水漏れや鍵の紛失などで困った場合に対応してくれる
保証書の発行瑕疵担保責任に関して売主の責任を明示した書類が発行される
内容書の発行大工工事や内装工事に関してどんなアフターサービスがつくのかを書類に明示している

アフターサービスがある物件を購入すれば、安心して日常生活を送れます。
リノベーション済み中古マンションの物件によっては、欠陥があることが考えられます。
アフターサービス付きの物件選びをすることで、購入してから後悔するのを防止しましょう。

2. 共有部分や修繕積立金の状況を確認する

リノベーション済み中古マンションを購入する際は、共有部分や修繕積立金の状況を確認しなければなりません。
リノベーションは共用部分まで手を加えられないため、清掃が行き届いていない場所があることが考えられます。

もし、共用部分が定期的に修繕されていなかった場合、現在の積立金の状況次第ではいきなり高額を支払わないといけないかもしれません。近隣住民のマナーの良さを確認することは大切です。

近隣住民のマナーに問題があると騒音で寝不足になったり、近所トラブルになったりする可能性があります。
安心して暮らすためにも、共用部分や修繕積立金の状況、近隣住民の様子を確認してください。

3. 「適合リノベーション住宅」か確認する

リノベ済み中古マンションは工事している状況を確認していないため「適合リノベーション住宅」か確認してください。
適合リノベーション住宅とは、以下の手順に沿った住宅のことです。

■|検査
■|工事
■|報告+保証+住宅履歴情報

適合リノベーション住宅には、以下の5種類があります。

適合リノベーションの種類特徴
R1住宅
  • 排水管
  • 換気設備
  • ガス管
  • 分盤電
  • 情報系配線(テレビアンテナ線やLAN回線など)
  • 床の下地
  • 浴室防水
  • 専有部分の給水管
  • 給湯管
  • 電気配線
  • 住宅用火災警報器
  • 天井下地
  • 壁下地

上記の13項目が一定の基準を満たすための工事がおこなわれたもの

R2住宅R1住宅の基準に管理状況や共用部分の終戦などが加わったもの
R3住宅R1住宅の基準を満たしつつ、建物共用部分の構造に関して公的制度の高い基準にクリアしているもの(マンション)
R4住宅建物の用途を変更して利用するもの
R5住宅R1住宅とR3住宅の基準に従った戸建て物件

上記の表を確認したうえで、自分が住みたい物件が適合リノベーション住宅なのかを確認してください。

4. リノベーション箇所を確認する

リノベーション済み中古マンションを購入する場合は、リノベーション箇所を確認しましょう。
物件の見た目が綺麗だったとしても、建物の構造内までリノベーションされているとは限りません。

建物の構造内のリノベーションがされていないと、住みにくさを感じます。
後悔しない物件選びをするためにも、どこのリノベーションをしたのか確認することは大切です。

理想の住まいを実現するなら「リノデュース」

理想の住まいを実現するなら「リノデュース」

理想の住まいを実現するなら、リノデュースがおすすめです。
リノデュースは中古物件探しからリノベーションまでワンストップで対応しているため、理想の住まいを実現できます。
仲介手数料が0円であるため、その分リノベーションにお金を費やすことができ、自分好みの物件作りが可能です。

例えば、売買価格が5,000万円の物件を購入した場合、
ほかの不動産会社の場合は売主と買主どちらも171.6万円を支払わなければなりません。
ただ、リノデュースの場合はすべての工程を自社で完結できるため、仲介手数料がかかりません。

また、リノデュースの場合はさまざまなデザインの定額パッケージプランを用意しているので、デザインの選択肢が多いです。
すでにリノベーション済み物件であったとしても、一部分だけ修復できます。

仲介手数料をかけずにリノベーションしたい方や豊富な選択肢からデザインをしたい方にリノデュースはおすすめです。

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リノベーション済み中古マンションのメリットやデメリットのまとめ

リノベーション済み中古マンションのメリットやデメリットのまとめ

リノベーション済み中古マンションを購入すると、
修復する手間が発生しない場合やすぐに住める場合、内装が綺麗な場合など、さまざまなメリットが得られます。
その一方で、物件価格が割高に設定されている点や選択肢が少ない点、耐久性と耐熱性に弱い点などデメリットが多々あるのも事実です。

また、リノベーション済み中古マンションでは、アフターサービスの有無や修繕積立金の状況、
「適合リノベーション住宅」であるかを確認したうえで購入手続きしてください。
本記事を参考にしたうえで、リノベーション済み中古マンションを購入しましょう。

リノベーション済み中古マンションも良いですが、中古物件購入とリノベーションを同時にすれば、さらに自由な住まいづくりが可能です。中古物件購入とリノベーションを同時にしたい場合は、リノデュースをおすすめします。

リノデュースは、仲介手数料が無料でかつワンストップで対応するため、無駄な手間がかかりません。
スムーズに中古物件の購入とリノベーションを終えたい方は、リノデュースへお問い合わせください。

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    「リノデュース」は施工会社からスタートした会社です。
    その後、デザイン・設計や不動産の領域に事業を拡大し、ものづくりの会社である技術と不動産業の知識を活かし、ワンランク上のリノベーションを提供しています。今まで不動産業界では当たり前とされていた「両手仲介」や「囲い込み」などの仲介手数料による利益の最大化を狙う業界の習慣から、仲介手数料のかからない新しい不動産仲介の仕組みを作りたいとの思いが強くなりました。

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