店舗改装・リノベーションの費用相場は?補助金から助成金まで解説

店舗改装・リノベーションの費用相場は?補助金から助成金まで解説

店舗リノベーションを検討している方のなかには、以下のような悩みを抱えている方もいるでしょう。

「費用の相場はどれくらいなのだろう」
「店舗リノベーションに使える補助金や助成金を知りたい」

本記事では、店舗リノベーションの費用や使用できる補助金・助成金、事例、業者の選び方を解説します。本記事を参考にし、店舗をリノベーションする判断をしてください。

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店舗改装・リノベーションの費用

店舗改装・リノベーションの費用

ここでは、店舗リノベーションの費用を以下2つの項目に分類して解説します。

店舗リノベーションの費用相場は、業種によって大きく異なります。

店舗改装の費用の決まり方を理解したうえで、実際に自分のお店をリノベーションするべきか判断してください。

◉店舗改装・リノベーションの費用の決まり方
◉店舗改装・リノベーションの業種別費用相場

店舗改装・リノベーションの費用の決まり方

規模や内装、設備によって変わってきますが、坪単価はおよそ20〜50万円です。リノベーション費用は、以下4つの要素によって変動します。

■|立地条件
■|設備機器や内装材のグレード
■|メンテナンス状況
■|大幅な間取りの変更

店舗の立地が狭くて作業スペースが十分に確保できない場合は、費用が上昇しやすい傾向にあります。設備機器や内装材のグレードを高めるほど費用が上昇しやすくなるので、リーズナブルな価格で店舗リノベーションを実現したい方は設備のグレードを下げると良いでしょう。

また、メンテナンス状況によってリノベーション費用も大きく異なります。たとえば、築年数が古いのに今までメンテナンスしてこなかった店舗をリノベーションする場合は、配管や配線を総入れ替えする必要があるので、よりリノベーション価格が高まるでしょう。

間取りを大幅変更する場合も、リノベーション費用が変動する要因の一つです。

構造体を変更する場合は、大きな費用と時間を費やさなければいけません。それぞれの費用の決まり方を理解したうえで、どの店舗リノベーションをするのか決めていきましょう。

店舗改装・リノベーションの業種別費用相場

店舗改装・リノベーションの業種別費用相場は、以下のとおりです。

業種別費用相場
オフィス・小売店20〜40万円以内/1坪
美容室・サロン20〜50万円以内/1坪
飲食店30〜50万円/1坪

上記のように店舗リノベーションは、業種によっても大きく価格が左右される傾向にあります。

たとえば、オフィスや小売店は小規模な面積の場合が多いので、内装工事に費用がかからず、比較的リーズナブルな価格での工事が実現可能です。

美容室・サロンは水回りの設備が必要で、水回りの設備は費用が高額なので費用が高い傾向にあります。

レストランやカフェなど厨房のある飲食店は、厨房を設置すると費用が高まるので、ほかの業種よりも高いリノベーション価格になるでしょう。

ただ、上記の表は既存の店舗をリノベーションする場合の費用相場です。

新規で物件を購入して外装をリフォームする場合は、さらに費用が高額になることをあらかじめ把握しておきましょう。

≫≫ 店舗兼住宅としてリノベーションする7つのメリットから注意点を解説

店舗リノベーションに使える補助金や助成金

店舗リノベーションに使える補助金や助成金

店舗リノベーションに使える補助金や助成金として、以下の4つを紹介します。

店舗リノベーションに使用できる補助金や助成金は、さまざまな種類があります。それぞれの補助金や助成金を活用し、リーズナブルな価格で店舗リノベーションを実現しましょう。

◉ 小規模事業者持続化補助金
◉ 事業再構築補助金
◉ 業務改善助成金
◉ 受動喫煙防止対策助成金

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者が自分の店舗の経営を見直して経営計画を作成したうえで実施する販路開拓や生産性向上の取り組みを支援する制度です。

商業・サービス業は、従業員5人以下の法人や個人事業主、特定非営利活動法人が補助の対象です。

小規模事業者持続化補助金は、以下のように補助率を設定しています。

類型通常枠賃金引上げ枠卒業枠後継者支援枠創業枠
補助率2/32/3
(赤字事業者は3/4)
2/3
補助上限50万円200万円

通常枠以外の枠は、以下の事業者が対象です。

■|賃金引上げ枠:補助事業実施期間に事業場内最低賃金を地域別最低賃金より+50円とした小規模事業者
■|卒業枠:補助事業実施期間内に従業員を6人以上にした小規模事業者
■|後継者支援枠:将来的に事業継承をする予定があって「アトツギ甲子園」のファイナリストもしくは純ファイナリストになった小規模事業者
■|創業枠:「特定創業支援等事業」による支援を受けた日もしくは開業日が公募締切日から起算して過去3ヶ月以内である小規模事業者

上記の表を参考にし、小規模事業者持続化補助金を活用できるかの確認をしてください。

事業再構築補助金

事業再構築補助金とは、従業員数や引き上げた賃金の金額によって補助額が決定する支援制度です。

事業再構築補助金の補助率は以下のとおりです。なお、中小企業は資本金1,000万円以上から1億円未満、中堅企業は資本金1億円以上10億円未満を指しています。

類型成長分野進出枠コロナ回復加速化枠サプライチェーン   強靭化枠
通常類型GX進出型類型通常類型最低賃金類型
補助上限3,000万円
※4,000万円
中小:5,000万円
※6,000万円
中堅:1億円
※1.5億円
2,000万円1,500万円3億円
※5億円
補助率中小企業:1/2
※2/3
中堅企業:1/3
※1/2
中小企業:2/3
中堅企業:1/2
中小企業:3/4
(一部2/3)
中堅企業:2/3
(一部2/3 )
中小企業:1/2
中堅企業:1/3

※ 短期間に大幅な賃金値上げをする場合

それぞれの類型の対象者となる事業者は、以下のように設定されています。

■|通常類型(成長分野進出沸く):国内市場の構造的な課題に直面している業種の事業者
■|GX進出型類型:グリーン成長戦略「実行計画」14分野の課題解決の取り組みをこれからおこなう事業者
■|通常類型(コロナ回復加速化枠):事業再生に取り組む事業者
■|最低賃金類型:最低賃金の引き上げの影響を大きく受ける事業者
■|サプライチェーン強靭化枠:国内サプライチェーンの強靭化に対する取り組みをこれから実施する事業者

事業再構築を検討している方は、事業再構築補助金の申請を検討しましょう。

業務改善助成金

業務改善助成金とは、事業場内の最低賃金の引き上げと生産性向上のための設備投資を実施した事業者に支給される制度です。業務改善助成金は、値上げ金額に応じて申請区分が異なっています。業務改善助成金の補助額は、以下の表を参考にしてください。

申請区分コース引き上げ労働者数上限額
30円コース1人30万円(60万円)
2〜3人50万円(90万円)
4〜6人70万円(100万円)
7人以上100万円(120万円)
45円コース1人45万円(80万円)
2〜3人70万円(110万円)
4〜6人100万円(140万円)
7人以上150万円(160万円)
60円コース1人60万円(110万円)
2〜3人90万円(160万円)
4〜6人150万円(190万円)
7人以上230万円
90円コース1人90万円(170万円)
2〜3人150万円(240万円)
4〜6人270万円(290万円)
7人以上450万円

()の上限額は、事業規模30人未満の事業者のみが対象です。

従業員の値上げも検討している方は、上記の表を参考にして自分の店舗がどの申請区分に入るのかを確認したうえで、申請しましょう。

受動喫煙防止対策助成金

受動喫煙防止対策助成金とは、一定の基準を満たす喫煙専用席にかかる設備費や機械装置費などにかかる金額を補助する制度です。

小売業や飲食店の場合は、50人以下の労働者で5,000万円以下の資本金を用意する必要があります。

飲食店の場合は助成率が2/3ですが、飲食店以外の場合は助成率が1/2で助成上限額がどちらも100万円です。

専用喫煙席の設置を検討している方は、受動喫煙防止対策助成金を活用してリーズナブルな価格で店舗リノベーションを実現しましょう。

店舗改装・リノベーションの事例

店舗改装・リノベーションの事例

実際に店舗リノベーションをしたくても、事例を見なければイメージしづらいでしょう。ここでは、実際に弊社がリノベーションした事例を紹介します。

リノベーション前とリノベーション後では間取りも大きく異なっているので、ぜひ参考にしてください。

また、場所ごとにどんなリノベーションをしたのか紹介するので、自身の店舗リノベーションをする際に活用していただけると幸いです。

◉ 96平米の店舗リノベーション

96平米の店舗リノベーション

96平米の店舗リノベーション

今回は、以下の物件の店舗リノベーションを紹介します。

延床面積96.46㎡
リノベーション費用1,099万円(税込)
間取り3LDK→1LDK+W+a
築年数20年
改修範囲フルリノベーション
完了日2021年12月

店舗リノベーションをして1階が店舗、2階が居住スペースへと分けています。2階は居住スペースなので、一切間取りを変更していません。

しかし、1階の店舗スペースでは、お客さんが利用しやすいように、浴室やトイレ、洗面場などの位置を変更しています。

それぞれの部屋別にどのようなリノベーションをしたのか見ていきましょう。

リノベーション事例1

玄関部分では、無彩色でまとめつつ木目調の柱と梁で見栄えよくしています。訪れるお客様が穏やかな気持ちになれるように工夫しました。

リノベーション事例2

玄関に入って奥にある美容室スペースでは、安全性と仕上がりの品質が求められるので、室内を明るくしています。

リノベーション事例3天井には、ライティングレールとスポットライトを配置しています。ライティングレールは、証明の種類や位置、数量などを自分好みに設定可能です。スポットライトは、特定部分を集中的に強く照らせて明るさを自由に調整できます。

リノベーション事例4

たとえば、黒のスポットライトはブルーグレーのアクセントクロスとマッチして大人の雰囲気を演出できます。美容室はお店のオシャレな雰囲気を求められるので、インテリアに関しても工夫しました。

リノベーション事例5

美容室と隣接している喫茶スペースには、透明ガラスを組み合わせた車内窓を設置し、店内に圧迫感を感じさせないようにしています。

リノベーション事例6

喫茶スペースのカウンター席には美しいガラスのペンダントグラスを設置しており、ライトで手元を照らすと自分だけのスペースを演出できるでしょう。

リノベーション事例7

トイレの壁には、鮮やかな黄色のアクセントクロスにペーパーストッカーやペーパーホルダーなどを設置しています。黄色は暖かく幸せを感じる色でもあるので、快適な気分でトイレを使用できます。

上記の事例では、それぞれの場所に合わせた店舗リノベーションを実施しました。自分の店舗のリノベーションをする際に、ぜひ参考にしてください。

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店舗改装・リノベーションを依頼する業者の選び方

店舗改装・リノベーションを依頼する業者の選び方

店舗リノベーションを依頼する際は、多くの業者へ依頼する必要があります。

店舗リノベーションには、例として以下の業者が関わっています。

■|塗装業者
■|内装業者
■|防水業者
■|板金業者
■|水道工事業者

また、大手の会社に店舗リノベーションを依頼すると、仲介手数料がかかってしまい、工事費用が高くなりやすいです。

費用を少しでも抑えたい方は、全ての業務を自社で提供している業者への依頼が便利です。

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店舗リノベーション費用のまとめ

店舗リノベーション費用のまとめ

店舗リノベーションの費用相場は業種によって異なりますが、坪単価およそ20〜50万円です。

店舗リノベーションで使える補助金は数多く用意してるので、自分が補助を受けられるのかを確認したうえで申請しましょう。

また、店舗リノベーションのデザイン内容に関して悩んだら本記事で紹介した事例を参考に考えてください。

物件を購入して店舗リノベーションを検討している方は、ワンストップでサービスを提供している仲介手数料が無料のリノデュースの利用を検討すると良いでしょう。

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    「リノデュース」は施工会社からスタートした会社です。
    その後、デザイン・設計や不動産の領域に事業を拡大し、ものづくりの会社である技術と不動産業の知識を活かし、ワンランク上のリノベーションを提供しています。今まで不動産業界では当たり前とされていた「両手仲介」や「囲い込み」などの仲介手数料による利益の最大化を狙う業界の習慣から、仲介手数料のかからない新しい不動産仲介の仕組みを作りたいとの思いが強くなりました。

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