
リノベーションならではのメリットとは?デメリットや費用相場も解説
新築住宅が高騰する今、「コストを抑えながら、自分たちの理想の間取りやデザイン、確かな住宅性能を持った家に住むことはできないのだろうか」とお悩みではありませんか?
中古住宅は新築に比べて手頃ですが、築年数による耐久性の問題や、老朽化が進んでいる場合の予期せぬ修繕費の発生に不安を感じるのも当然です。
この記事では、費用を抑えつつ理想の家を実現できるリノベーションに注目し、人気の背景や具体的な費用相場、リノベーションを行うメリット・デメリットを徹底解説します。
この記事を読めば、リノベーションの全体像とリスク・対策が明確になり、最適な住まいづくりの計画を自信を持って進められるようになるでしょう。
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リノベーションが人気の背景

リノベーション需要が拡大している背景には、さまざまな要因が複雑に影響しています。
まず、新築住宅に比べて費用を抑えつつ、住宅性能を高められる点が挙げられます。
新型コロナウイルス感染拡大による経済状況の悪化や将来への不安から、予算内でデザイン性や機能性に優れた住まいを実現できるリノベーションが、多くの潜在顧客のニーズと合っていました。
さらに、リモートワークの普及によるライフスタイルの変化も大きな要因です。
自宅で過ごす時間が増えたことで、単なる老朽化対策だけでなく、仕事とプライベートを両立できる空間や換気性能など、現代のニーズに対応したリノベーションが求められています。
加えて、世界的な建築資材価格の高騰により新築住宅の価格が高くなっていることも、中古住宅市場への関心を高めています。
新築を諦め、リノベーションを前提に中古住宅を購入する若い世代が増加しており、日本の高いリノベーション技術や国の支援体制が、この動きを後押ししています。
リノベーションとは?リフォームとの違いやメリット・デメリットを解説
リノベーションの費用相場

リノベーションは、新築住宅より費用を抑えつつ、理想の住まいを実現できることから人気ですが、自由に設計できる分、工事内容によって費用は大きく変わります。
マンションのリノベーション費用は、中古マンションをスケルトンリノベーションする場合、現在の市場価格でおおよそ1平方メートルあたり15万円〜20万円が目安です。
例えば、専有面積60平方メートルのマンションなら、900万円〜1,200万円程度が相場となります。
ただし、トイレ、バス、キッチンなどの水回りは、広さに関係なく一定の費用がかかるため、住居の面積が小さいほど、1平方メートルあたりの単価は高くなる傾向があります。
リノベーション費用は、主に以下の点で変動します。
- 工事内容と規模
- 設備・建材のグレード
- 物件の状態と立地
予算別のリノベーション内容の目安として、専有面積60平方メートルのマンションを例にすると、水回り設備の交換と内装の刷新は800万円の予算でも可能です。
しかし、間取り変更を含む本格的なリノベーションには、1,000万円以上の予算が必要になるのが一般的です。
さらに、造作家具や素材へのこだわり、断熱工事などを加える場合は、1,500万円程度の予算を見ておく必要があります。
戸建て住宅の場合、増築や外壁・屋根の塗装など、外観にも手を加えられるため、平均的な費用や内訳を定めるのは難しいです。
延床面積30坪の二階建て木造住宅を想定した場合、2,500万円以上の予算があれば、内装・外装の全面的な更新に加え、耐震補強や断熱工事、窓サッシの交換なども検討できるでしょう。
リノベーションならではの6つのメリット

リノベーションをすると、さまざまな点でメリットがあります。主なメリットは以下のとおりです。
- 物件の選択肢が増える
- 中古物件なら新築に比べ低コスト
- ライフステージに合わせて段階的に改修できる
- 間取りやデザインの自由度の高さ
- 売却時に損失を抑えることができる
- 節税対策になる
1. 物件の選択肢が増える
リノベーションを視野に入れると、物件探しの幅が広がります。
特に人気エリアや便利な場所では、新築を建てるための土地を見つけるのが難しい場合がありますが、リノベーションを前提にすれば、そのエリアの中古物件も選択肢になります。
中古マンションは新築マンションに比べて圧倒的に数が多いため、立地や周辺環境を重視した物件探しがしやすくなるでしょう。
たとえ間取りが希望と違っていても、リノベーションで理想の住まいに近づけることが可能です。
2. 中古物件なら新築に比べ低コスト
リノベーションは、新築に比べて費用を抑えやすいのが大きなメリットです。
新築住宅の購入費用は高くなりがちですが、リノベーションでは既存の建物の基礎や柱を再利用するため、工事の工程が少なく済み、材料費や人件費などのコストを削減できます。
同じくらいの広さや立地条件であれば、中古物件は新築物件よりも一般的に3〜4割程度安く購入できます。
リノベーションでは、既存の構造を有効活用することで、予算内で理想の住まいを実現しやすいでしょう。
中古マンションが新築より高くなるのはなぜ?原因や適正価格の調べ方を解説
3. ライフステージに合わせて段階的に改修できる
リノベーションの大きなメリットは、工事を一度に済ませる必要がない点です。
新築で増築をする際には複雑な手続きが求められますが、木造2階建て以下の住宅のリノベーションであれば、建築確認申請が不要な場合があります。
そのため、予算に応じて、まずは1階のみをリノベーションし、後から資金を準備して2階を改修するというように、柔軟な計画を立てることが可能です。
家族のライフステージに合わせて、必要な改修を段階的に進められます。
4. 間取りやデザインの自由度の高さ
リノベーションの大きな魅力は、予算を抑えつつ、間取りやデザインを自由にできる住まいを実現できる点です。
新築で同じように間取りやデザインにこだわると費用がかさむことが多いですが、リノベーションなら、壁を取り払って広い空間にしたり、部屋を増やしたり、こだわりの素材を使ったりといった希望にも柔軟に対応できます。
内装や設備をすべて解体して、理想の住まいをゼロからつくり上げるフルリノベーションという方法もあり、細部まで自分の好みを反映させたい場合に適しています。
デザインリノベーション(デザインリフォーム)とは?実例や費用相場を解説
5. 売却時に損失を抑えることができる
加えて、将来的に物件を売却する際、損失を抑えられる点もメリットです。
一般的に、戸建て住宅は新築から約10年で資産価値が大きく下落し、その後は緩やかに下落します。
そのため、築10年以上の物件を購入すれば、購入時と売却時の価格差が小さくなり、結果として売却時の損失を抑えることが可能です。
さらに、フルリノベーションで内装や設備が新しくなり、耐震性や断熱性が向上した中古物件は、築年数が同じでもリノベーションされていない物件より高く売れる可能性があり、物件の価値向上につながります。
6. 節税対策になる
リノベーションは、税金対策としても有効です。
通常、新築住宅は価値が高いため固定資産税も高くなりますが、中古住宅をリノベーションした場合は、原則として中古住宅購入時の評価額に基づいて固定資産税が計算されます。
ただし、床面積を広げるなど、建築確認申請が必要なケースは例外です。床面積を変えずにリノベーションを行えば、固定資産税を抑えることができます。
さらに、リノベーションによって、維持管理費などのランニングコストを削減できるのも大きな利点です。
リノベーションを行う上での3つのデメリットとは
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リノベーションは理想の住まいを実現する魅力的な選択肢ですが、中古住宅を扱う特性上、いくつかの潜在的なデメリットや注意すべき点が存在します。
リノベーションを検討する際は、これらのデメリットについても十分に理解しておくことが重要です。
- 入居までに仮住まいが必要になる
- 耐久性に問題がある場合がある
- 老朽化が進んでいるとコストが高くなる場合がある
1. 入居までに仮住まいが必要になる
中古の戸建てやマンションを購入してリノベーションする場合、物件の調査や設計、施工という手順を踏む必要があるため、実際に入居できるまでには、それなりの時間がかかります。
理想の住まいを実現するため、建築家とじっくり打ち合わせをすると、完成までの期間が長くなるかもしれません。
工事の規模によっては、仮住まいが必要になる場合もあります。
その間、家賃の二重払いが発生することも考慮して、綿密な資金計画を立てることが大切です。
さらに、大規模な工事では、既存の家具や家電を保管する場所を別途確保しなければならない点も考慮が必要です。
2. 耐久性に問題がある場合がある
中古の戸建てやマンションを購入する際には、築年数による耐久性の問題に注意が必要です。
特に、1981年6月以前の耐震基準で建てられた古い物件は、現在の基準を満たさない可能性があります。
その場合、耐震補強工事が必要になり、新築より費用がかさむこともあります。
建物の構造や基礎に腐食やシロアリ被害がないか、きちんと修理されているかを確認することが大切です。
3. 老朽化が進んでいるとコストが高くなる場合がある
リノベーションは、リフォームのように設備を交換するよりも大がかりな工事になりやすく、費用も高くなる傾向があります。
特に、老朽化が目立つ物件では修繕費がかさむことが多いです。
建物の構造や基礎がしっかりしていれば内装のリノベーションに注力できますが、基礎に問題がある場合は予想以上に費用がかさむことがあります。
さらに、耐震基準を満たすために耐震診断などが追加で必要になることもあり、結果的にコストが増加します。
そのため、中古住宅を購入する際は、住宅の状態を詳しく調べてくれる専門家に相談するのがおすすめです。
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仲介手数料がかからないため、費用を抑えられる点もメリットです。さらに、10年間のアフターサポートがあるので、安心してご利用いただけます。

熱海市の50平米台マンションを、自然を取り入れた心地よい2LDKにリノベーションした事例をご紹介します。
元々1LDKだった空間を、ライフスタイルに合わせて間取りを変更しました。
白を基調としたLDKは、ブラックウォールナットのフローリングとのコントラストが美しく、ダウンライトやシーリングファンが快適な空間を演出します。
壁一面に設けた造作収納棚は、収納力とデザイン性を兼ね備え、間接照明が上質な雰囲気を添えています。
特に注目すべきは、防音室を設けた点です。
全面ガラスの扉で開放感を保ちながら、周囲に気兼ねなくピアノ演奏を楽しめます。
お手洗いは、セラミックタイルとアンティーク調の小物で、ヨーロッパのリゾートホテルのような雰囲気を演出。玄関ホールはテラコッタタイルを使用し、温かみのある空間に生まれ変わりました。
模様入りのガラスブラケットライトが、帰宅する人を優しく迎え入れます。
このリノベーションに関する詳しい情報を知りたい方はこちらから
また、動画でイメージを掴みたい方はこちらをご覧ください。
リノベーションのメリットを活かし理想的な生活空間を実現した事例

ここでは、リノベーションのメリットを活かし理想的な生活空間を実現した事例を3つ紹介します。
- 東京都 70平米台「憧れのメゾネットリノベーション」
- 千葉県 70平米台 「さまざまな人が集まる、多趣味が光る家」
- 神奈川県 40平米台「ブラウンとモノトーン」
それぞれの事例について知り、自分に合ったリノベーションについて考えてみましょう。
東京都 70平米台「憧れのメゾネットリノベーション」

この事例では、東京都の70平米台マンションをLDK中央の階段が繋ぐ、開放的な空間にリノベーションしました。
階段を大胆に露出させることで、広々としたLDKが生まれ、無駄のない空間利用が可能です。
室内には、パーケットフローリングや、グリーンのキッチンパネルとブルーの壁がアクセントになったキッチンなど、こだわりの仕様が満載です。
2階の洋室は、DIYで壁を塗装されたお施主様の思い出が詰まっています。
洗面台や玄関横の収納など、細部までこだわったリノベーションで、暮らしやすさとデザイン性を両立しました。
また、この事例に関する情報は、YouTubeでも紹介しているので、ぜひご覧ください。
千葉県 70平米台 「さまざまな人が集まる、多趣味が光る家」

この事例では、多趣味なご夫婦が友人や家族が集まれる住まいを求めて、70平米台のマンションをリノベーションされました。
このリノベーションでは、写真やアートを楽しむギャラリースペース、お酒を楽しむバーカウンター、広々としたキッチン、そしてインナーバルコニーなど、ご夫婦のこだわりが随所に見られます。
素材感を生かしたモルタルや無垢フローリング、躯体表しを取り入れつつ、暖色系の壁紙やダウンライトで温かみのある空間に仕上がっています。
収納面も充実しており、シューズインクローゼットやウォークインクローゼット、パントリーが設けられ、キャンプ用品も収納可能です。
玄関とリビングの壁面には、奥様こだわりのギャラリースペースがあり、ライティングにも工夫が凝らされています。
さらに、事例の様子はYouTubeでも公開されています。ぜひご覧ください。
神奈川県 40平米台「ブラウンとモノトーン」

このリノベーションでは、ヴィンテージのブラウンとモノトーンを基調とし、渋めで色気のある空間を作り上げました。
室内は、木の質感が伝わるブラウンのドアや、クラシックなルーバータイプのクローゼットドアが印象的です。
キッチンは、光沢感を抑えた素材を選び、床タイルのグレーと合わせてモノトーンでスッキリとした印象にしています。
ヴィンテージ系の家具を置いても調和するデザインとなっています。
間取りは、元々リビングと寝室をガラスパーテーションで区切る予定でしたが、家具で仕切ることでレイアウト変更に対応しやすいワンルームの形になっています。
スイッチとコンセントにはパナソニックのクラシックシリーズを使用し、細部までコンセプトに合わせた空間となっています。
また、こちらの事例を紹介するYouTube動画もぜひご覧ください。
リフォーム・リノベーション会社のおしゃれな施工事例25選をご紹介
リノベーションに関してよくある質問

ここでは、リノベーションに関してよくある質問に回答していきます。
- リノベーションに必要な期間は?
- 住宅ローンは組める?
- 着手金は必要?
リノベーションに必要な期間は?
工事自体にかかる期間は、部屋の広さや工事内容によって変わりますが、およそ55日から70日程度を目安とすると良いでしょう。
すでに物件をお持ちの場合、設計の打ち合わせや工事申請期間を含め、お引き渡しまで約5ヶ月ほどかかる見込みです。
物件の契約から決済までは約1ヶ月から2ヶ月ほど必要となり、その間に設計の打ち合わせを行い、リノベーションプランを決定します。決済完了後に工事が開始されます。
一方、物件探しから始める場合は、半年以上の期間が必要となることもあります。
物件探しと並行して、お客様の理想の住まいについて詳しくヒアリングを行い、リノベーション費用を算出します。
なお、部分的なリフォームであれば、上記よりも短い期間で完了が可能です。
住宅ローンは組める?
住宅購入とリフォームの費用をまとめて借りられる住宅ローンが登場しています。
最近は「中古住宅を買ってリノベーション」というスタイルが一般的になりつつあるため、家を買うのと同時にリフォームをする場合、これらの費用をまとめて住宅ローンで借りられます。
例えば、物件価格2,000万円とリフォーム費用600万円を合わせた2,600万円の住宅ローンを組むことが可能です。
多くの金融機関で取り扱っており、「フラット35リフォームパック」のような商品もあります。
着手金は必要?
物件探しを始めるにあたって、初期費用は一切かかりません。
お気軽にご相談ください。
リノベーションのメリットを最大限活かして価値のある物件をデザインする「リノデュース」

この記事では、リノベーションをするメリットについて解説してきました。
リノベーション需要は、新築に比べて費用を抑えられ、デザインや機能を向上させられるため、急速に拡大しています。
新型コロナウイルスの影響による経済的な不安や、リモートワークの普及によるライフスタイルの変化も、リノベーションを後押ししています。
リノベーションの費用は工事内容によって異なりますが、例えば専有面積60平米のマンションであれば、900万円〜1,200万円程度が相場です。
リノベーションは、立地を重視した物件選びを可能にし、新築よりも低コストで間取りやデザインの自由度が高い家を実現できます。
ただし、工事期間中は仮住まいが必要になる場合や、老朽化が進んだ物件では想定外の修繕費用がかかる可能性があるというデメリットも理解しておく必要があります。
物件決定から引き渡しまでには約5ヶ月かかりますが、費用は住宅ローンにまとめて組み込むことが可能です。
リノベーションの検討には、中古物件特有の不安が伴いますが、リノデュースなら、お客様がリノベーションのメリットを最大限に発揮できるよう、安心のサービスを提供しています。
リノデュースでは、物件選びのプロがリノベーションに適した物件を厳選し、経験豊富な職人による高品質なリノベーションを仲介手数料無料で提供するワンストップサポートを行っています。
ものづくりから始まった会社だからこそ、高い技術力を持つ職人が在籍しており、お客様の要望に寄り添ったプランニングと提案が可能です。
さらに、施工後の10年間のアフターサポートもついているため、中古住宅の耐久性や品質への不安を軽減し、安心して理想の暮らしを実現できます。
また、各地でショールームも開催しています。実際に見て触れて、リノベーションのイメージをつかみたい方は是非ご参加ください。
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