マンションの住み替えで失敗する人とは?要因と対策を分かりやすく解説

マンションの住み替えで失敗する人とは?要因と対策を分かりやすく解説

結婚や出産といった生活スタイルの変化によって、現在のマンション(自宅)から別のマンションへ住み替えを検討される方は多いかもしれません。

しかし、そんな住み替えにおいて、失敗する人も多い事はご存知でしょうか。

今回の記事ではそんなマンション(自宅)の住み替えにおける、失敗例と要因から対策までを解説します。

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マンション(自宅)の住み替えで失敗する人とは?

マンションの住み替えで失敗する人とは?

マンション(自宅)を住み替える場合、どのような人が失敗するのでしょうか。

こちらでは失敗しやすい人の特徴について、過去の事例に基づき解説していきます。

– 老後資金の捻出目的の人
– 住み替えで売却した人
– 3ヶ月以上売れなかったら価格は下がる

老後資金の捻出目的の人

マンション(自宅)の家賃やローンは毎月必ず発生するものであり、その金額も少なくありません。

その為、将来の老後資金を捻出すると考えた時、まず抑えるべき支出として家賃があるでしょう。

そんな将来の不安から住み替えを実施する方は多いのですが、半数以上の方が不満を持っているというデータがあります。

そして、その不満の大きな要因として、「最終的な成約金額が低い」や「売却期間の長期化」などが挙げられます。

また老後資金を捻出できても住環境が悪くなった場合、身体面での負担が大きくなるケースもあるのです。

こういった理由から、老後資金の捻出を目的としたマンション(自宅)の住み替えは、上手くいかない人が多くなっているのです。

住み替えで売却した半数以上は不満がある

老後資金を目的とした住み替えについては、多くの人が不満を持っていると前述しました。

しかし、住み替え目的でマンション(自宅)を売却した人についても、半数以上は不満を残しているデータも出ています。

その理由について、上位から一例を紹介します。

売却で不満があった口コミ例

– 最終的な成約金が低い
– 見積もり時点の査定額が低い
– 手数料が高い
– 売却期間の長期化
– 成約金額が確定するまでに時間がかかり不安だった
– 査定額と最終的な成約金が大幅に乖離していた
– 不動産会社の対応に不満
– 手続きが複雑でストレス
– 内見対応の悪さにストレス

多くの方は、金額面での不満を多く残している事が分かります。

また、マンションの住み替えの場合は、売却と同時に次の物件を探して契約する必要もあります。

そのような複雑な作業においてもストレスを感じる方が多く、結果として住み替え売却に不満を残してしまう結果となっています。

3ヶ月以上売れなかったら価格が下がるデータも

住み替えにおいて現住居の売却は必須ですが、住宅というものは短期間で簡単に売れるものではありません。

実際の売却期間の相場としては、早くても3ヶ月以上を想定するべきと言われています。

しかし、売りに出した物件は3ヶ月以上経過すると、最終的な成約価格が査定額よりも下がる可能性は高くなってしまいます。

実際に多くの方が住み替えにおける売却において、3%〜10%程度、多い場合では30%以上の値下げをした上で成約しているのです。

その為、希望価格や査定価格から値下がりした金額が、実際の成約金となる事は理解しておく必要があるでしょう。

参考:首都圏 売却期間別 中古マンションの価格乖離率

マンション(自宅)の住み替えで失敗する要因

マンションの住み替えで失敗する要因

それでは、マンション(自宅)の住み替えで失敗してしまう主な要因は、どのようなものがあるのでしょうか。

以下の4つに分けて解説していきます。

– 高く売る事を目的にしている
– 住み替え用の自己資金がない
– 売るタイミングやスケジュール
– 住み替え後の環境や住宅ローン

高く売る事を目的にしている

せっかく物件を売却するので、高く売りたい気持ちは当然です。

しかし、周辺相場以上の価格で提示し続けてしまうと、結果として長期間買い手がつかない可能性は高くなります。

最終的には期間に応じた値下げ対応に応じるしかなくなり、相場以下の価格で売却する事になったというケースは少なくありません。

始めから相場価格での提示を心がける必要があります。

住み替え用の自己資金がなし

住み替えを実施する場合は、ある程度自己資金に余裕がなければ、高い確率で失敗してしまうでしょう。

住み替え先の入居費用を、売却費用でまかなおうとしていたケースでは、価格が想定より低くなってしまい資金繰りに苦労したという人もいます。

自己資金がない場合でもローンは組めますが、売りに出した物件が売却されるまでの期間、二重でローンを支払う場合もありえます。

自己資金には余裕を持った状態で、住み替えをおこなうようにしましょう。

売るタイミングやスケジュール

マンション(自宅)は経年により価格が低下します。

その為、売るタイミングを逃してしまうと、大きく価格が下がる場合も少なくありません。

一般的には10年ごとに価格が変動すると考えられていますので、その期間をまたがないようにタイミングを検討しましょう。

さらに売却と同時に、次の物件を探すための期間も十分に確保しなければいけません。

タイミングと物件探しに要する期間を見誤ってしまうと、大きな失敗につながります。

住み替え後の環境や住宅ローンなど

次の物件探しに十分時間が確保できず、周辺環境を確認せずに住んでから気がつく失敗もあります。

子育て中の方は治安の善し悪しは気になりますし、周辺のスーパーや生活環境が不便だったという事もあるでしょう。

実際に住む事をイメージして、次の物件を探さなければいけません。

さらに住宅ローンについても現実的ではない金額で組んでしまい、返済に苦労してしまうケースもあります。

周辺環境同様に、実際に住みだしてからの金銭面の想定もおこなっておきましょう。

マンション(自宅)の住み替えで失敗しない為の対策

マンションの住み替えで失敗しないための対策

それでは、マンション(自宅)の住み替えで失敗しない対策は何があるのでしょうか。

ここからは対策について、以下の3点に分けて解説していきます。

– 生活環境が変わるタイミングで検討する
– 買い先行で進める
– 住み替えではなくリノベーションを検討する

生活環境が変わるタイミングで検討する

マンション(自宅)の住み替えについては、ご自身の生活環境が大きく変わる節目のタイミングで検討する事をおすすめします。

具体的には結婚や妊娠、2人目の子供や転勤などといった時期が適切だと言えるでしょう。

他にはお子様が独立して、夫婦2人で暮らすには広すぎると感じる場合もあるかもしれません。

ライフステージが変化するタイミングで、買い替えを検討してみましょう。

住み替え時は「買い先行」で進める

住み替えは、現在の住宅の売却と、次の物件の購入を同時におこなう必要があります。

この時、必ず「買い先行」で進めるようにする事をオススメします。

買い先行とは、次の物件を購入した後に現在の住宅を売却する事です。

その反対で売り先行がありますが、こちらは現在の住宅を売った後に、次の物件を購入する事となります。

もし現在の物件が売れたのに、次の物件が決まっていないとなると、ホテル代など無駄な費用が発生してしまう上、焦って決める事で不満点が多くなるケースもあります。

実際に住み替えを経験している半数以上の方は、買い先行ですすめています。

住み替えではなく「リノベーション」も視野に

環境の変化が少ないという場合、住み替えではなくリノベーションも1つの手段です。

住んでいる場所はそのままに、内装などの環境を自由に設計できます。

また、中古マンションを購入してリノベーションをおこなうのであれば、仲介手数料が無料となる会社も存在しています。

気軽にお得に、住宅環境を設計できるリノベーションは魅力的な選択肢となるでしょう。

【東京都】中古マンション購入時の仲介手数料無料会社おすすめ3選

中古マンションの仲介手数料を無料で購入する方法と注意点を解説

まとめ

まとめ

マンションにおける住み替えについて解説しました。

上手く進める事ができれば、満足出来る住み替えですが、実際には半数以上の経験者が不満を残している事がお分かりいただけたのではないでしょうか。

しかし、失敗してしまう要因を理解してから、適切に対策できれば希望に沿った住み替えも実現できるはずです。

さらにリノベーションも視野に入れながら、検討してみてください。

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