年収500万で買える家はいくらまで?必要な頭金も含めて解説

年収500万で買える家はいくらまで?必要な頭金も含めて解説

「年収500万円で家を買いたいけど、いくらまでなら買えるの?」
「頭金はいくらくらい用意すればいいんだろう?」

そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

年収500万円でも立地や間取り・築年数などを工夫すれば、十分に家を購入することは可能です。

そこでこの記事では、年収500万円で購入に必要な貯金額の目安や頭金について解説します。

記事を読むことで、以下のような知識を得ることができます。

年収500万円でも、十分に家を購入できることがわかる
必要な頭金のや貯金額の目安がわかるので、無理のない資金計画を立てることができる
理想の住まいを実現するためのヒントが得られる

ぜひ最後までご覧いただき、参考にしていただければ幸いです。

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年収500万の方は〜3000万円が適正価格

年収500万の方は〜3000万円が適正価格

年収500万円の方でマイホームを手に入れるためには、どのくらいの価格が良いのでしょうか?

結論を先に言うと、「約2,500万円〜3,000万円」が適正価格です。
上記の価格を算出するには、年収倍率と返済負担率が指標として使われます。

ここでは、年収500万円の方へ向けて、適正価格の調べ方を紹介します。

◉ 年収倍率だと年収の5倍で計算
◉ 返済負担率だと手取り年収25%以下
◉ 頭金なしでも家は買える

≫≫【年収500万円の方必見】マンション購入の目安価格と住宅ローンの返済額について解説

年収倍率だと年収の5倍で計算

年収倍率とは、年収の何倍の物件価格なら無理なく返済できるかという目安を示す指標です。

一般的に、年収倍率で5倍〜6倍程度が適正です。これは住宅ローン返済額で、手取り年収の25%〜30%程度に収まるようなイメージです。

例えば、年収500万円の人が、年収倍率で5倍の物件を購入した場合、住宅ローンの借入額は2,500万円。毎月の返済額は、金利やボーナス払いの有無などによって異なりますが、概ね8万円〜10万円程度となります。

なお、住宅ローンの借入可能上限額は、年収の8倍以上。単純計算で4,000万円以上のローンを組めますが、借入額が多くなれば月々の返済額が増え、金利も増加します。

そのため、年収5倍〜6倍を上回る物件を購入するには、頭金を調整するなどの工夫が必要になってきます。

返済負担率だと手取り年収25%以下

返済負担率とは、住宅ローンの毎月の返済額が手取り年収の何パーセントになるかという割合を示す指標です。

返済負担率は25%以下が望ましいです。

理由としては、返済負担率が25%以下であれば、生活費やその他の支出にも余裕を持たせることができるからです。

なお、返済負担率は、以下の計算式で求めることができます。

返済負担率 = 住宅ローンの年間返済額 ÷ 手取り年収×100

例えば、年収500万円の人が、毎月の返済額が10万円の住宅ローンを組んだ場合、返済負担率は以下のようになります。

返済負担率 = 120万円 ÷ 500万円 × 100% = 24%

これは、手取り年収の24%程度が住宅ローンの返済に充てられるということです。

返済負担率を把握することで、無理のない返済計画を立てることができます。

また、返済負担率が高すぎると、以下のようなリスクがあります。

■|生活費が苦しくなる
■|貯蓄が難しくなる
■|経済的な余裕がなくなる

そのため、住宅ローンを組む際には、返済負担率を適切に抑えることが大切です。

結論として、年収500万円の方は、毎月の返済額が10万円程度の物件がマイホーム選びの適正価格と言えます。

ただし、ライフスタイルや今後の収入の見通しなどによって、適正価格は変わってくるため、慎重に検討することが大切です。

頭金なしでも家は買える

マンションや一戸建ての購入には頭金(あたまきん)を支払うことが大半です。頭金とは初期費用のひとつで、借入金である住宅ローンを組む際に、はじめに支払うお金のことです。

頭金を支払うことで、借入額を減額してスタートできます。

また、初期費用には、頭金の他に売買契約時に支払う「手付金(てつけきん)」や手数料や保険料を支払う諸費用があります。

頭金を入れることで、以下のメリットがあります。

■|住宅ローンの借入額が少なくなる
■|毎月の返済額が減る
■|金利負担が減る

一方で頭金なしの住宅ローンの場合、以下のデメリットがあります。

■|住宅ローンの借入額が多くなる
■|毎月の返済額が多くなる
■|金利負担が多くなる

結論として、頭金なしで住宅ローンを組むことは可能ですが、返済負担が大きくなるため、慎重に検討する必要があります。

≫≫ マンション購入時の頭金はいくら必要?頭金ゼロの3つの注意点も解

年収500万で家を買う時の適切貯金額と頭金

年収500万で家を買う時の適切貯金額と頭金

家を購入する際には、手付金や諸費用など、初期費用が必要となります。また、住宅ローンを組む際には、頭金も用意しておくと、より有利な条件で融資を受けることができます。

そのため、家を購入する際には、最低でも480万円〜870万円程度の貯金があると有利です。

この章では、年収500万円の方で家を購入する場合の適切な貯金額と頭金について詳しく紹介します。

◉ 家購入時の諸費用
◉ 適正な頭金の割合

家購入時の諸費用

家の購入に関わる諸費用は以下の表にまとめました。

諸費用項目内容費用
不動産所得税売主の所有期間に応じて課税される売買価格の約3%
印紙税売買契約書に貼る印紙代2,500万円~3,000万円の場合は2万円
司法書士への報酬支払い不動産の所有権移転登記や抵当権設定登記などの手続きを依頼する際にかかる1万円前後~約12万円ほど
固定資産税清算金および都市計画税清算金家の購入でかかる税金評価額の1/6×1.4%で日割りした金額
仲介手数料不動産会社に支払う手数料物件価格の3%~5%(消費税別)
修繕積立金分譲マンションや一戸建ての集合住宅に加入する際に必要な積立金 約30万円前後
※集合住宅により変わる

家を購入する際には、手付金や諸費用など、初期費用が必要となります。

諸費用は、物件価格の5%〜7%程度が目安です。

諸費用は、物件の種類や所在地によっても異なるため、事前に確認しておきましょう。

また、仲介手数料は、媒介契約の種類や不動産会社によって、手数料率が異なるため、複数の不動産会社から見積もりを取ることをおすすめします。

≫≫ 中古マンションの初期費用はどのくらい?諸費用も含めて徹底解説

適正な頭金の割合

頭金をどのくらいの割合で準備すれば良いのかは、全国平均を確認すると見えてきます。

住宅金融支援機構の最新情報のデータ【2022年度 フラット35利用者調査】をまとめましたので、参考にしてください。

平均頭金頭金の割合
注文住宅641.2万円17.3%
土地付き注文住宅449.6万円9.6%
建売住宅317.7万円8.5%
マンション987.8万円20.4%
中古戸建て274.3万円10.1%
中古マンション528.9万円16.8%

上記の調査によると、注文住宅の平均頭金は641.2万円、頭金の割合は17.3%となっています。

また、土地付き注文住宅の平均頭金は449.6万円、頭金の割合は9.6%、建売住宅の平均頭金は317.7万円、頭金の割合は8.5%となっています。

マンションの平均頭金は987.8万円、頭金の割合は20.4%、中古戸建ての平均頭金は274.3万円、頭金の割合は10.1%、中古マンションの平均頭金は528.9万円、頭金の割合は16.8%です。

頭金の割合は、物件の種類によって大きく異なります。一般的に、注文住宅は頭金の割合が高く、建売住宅や中古住宅は頭金の割合が低くなります。

これは、注文住宅は土地と建物を一括で購入するため、初期費用が高額になるためです。一方、建売住宅や中古住宅は、土地と建物がセットで販売されているため、初期費用を抑えることができます。

≫≫ 住宅ローンの選び方を初心者向けに分かりやすく解説/ポイント別にご紹介

年収500万円の方は中古購入+リノベもおすすめ

年収500万円の方は中古購入+リノベもおすすめ

新築マンションや注文住宅の購入は費用が高く、頭金などの準備金額も比例して高くなります。一方、今注目されているのが「中古物件購入+リノベーション」の流れです。2023年10月に公表された「東洋経済オンライン」の記事によれば、中古住宅の買取再販市場は拡大傾向にあるというデータがあります。

中古購入+リノベーションとは、中古物件を購入して、自分の好みやライフスタイルに合わせてリノベーションを行うことです。メリットが多く、選ばれる背景にも理由があります。

【メリット】

■|新築よりも安い
■|新築よりも物件数が多いため自分の好きなエリアで物件が見つかりやすい
■|リノベーションで理想の住まいにカスタマイズできる

中古物件は新築と比べて価格が安いため、初期費用を抑えることができます。また、中古物件は新築物件よりも物件数が多いため、自分の好きなエリアで物件を見つけやすいというメリットがあります。

リノベーションは自分の好みやライフスタイルに合わせてリノベーションすることが可能。間取りの変更や、設備の入れ替えなど、自由にカスタマイズできるのが魅力です。

「中古物件購入+リノベーション」に強いのが我が社【リノデュース】
リノデュースは、物件購入からリノベーションまでを一括で施工可能な「ワンストップリノベーション」を強みとした会社です。実績も豊富で不動産購入やデザイン設計、施工までそれぞれの工程に経験値の高いプロが在籍しています。

また、通常のリノベーション会社で発生する仲介手数料がリノデュースでは無料。予算組みに苦労しているお客様の初期費用を軽減できます。年収500万円の方はぜひ、リノデュースへお問い合わせ下さい。

◉ 中古購入+リノベーションの事例

中古購入+リノベーションの事例

リノデュースが手掛けた中古物件購入+リノベーションの事例を紹介します。

60㎡で2LDKのお部屋です。

愛犬2匹とお客様が快適に過ごせる空間創りをテーマにリノベーションしました。

玄関はシックでホテルライクな雰囲気を持たせました。和モダンの要素を含むリビング。 玄関周りの 壁紙や建具は全体的にシックな雰囲気で、濃い木目の色を採用しています。

寝室は明るく白い雰囲気で、クローゼットには光を取り入れる工夫がされています。

また、排水管や給水管などをまとめて通す空間パイスペースを活かして、生活しやすい導線を設計しています。

≫≫ フルリノベーションとは?費用相場と東京でおすすめ会社5選を紹介

年収500万マンション購入まとめ

年収500万マンション購入まとめ

この記事では、年収500万円で購入に必要な貯金額の目安や頭金について解説しました。

物件購入の適正価格は、約2,500万円〜3,000万円の間が良いでしょう。初期費用として480万円〜800万円の貯蓄を準備し、頭金を含む初期費用に備えることが賢明です。

一方で、頭金なしでの購入も可能ですが、借入金の金額が多くなり、返済負担が増えるなどのリスクもあります。また、中古物件を購入する場合、新築物件よりも価格が安いため、頭金の準備も比較的しやすいため、年収500万円の方なら中古購入とリノベーションを視野に入れるのが良いでしょう。

特に、築15年程度の中古物件であれば、新築物件と比べて1,000万円程度安くなる場合もあります。さらに、ワンストップリノベーションを利用すれば、中古物件を購入してリノベーションを行う場合でも、仲介手数料を抑えることができます。

リノデュースでは仲介手数料が無料でワントップリノベーションサービスを提供しています。初期費用を抑えつつ、理想の住まいを手に入れたいと検討中の方は、ぜひお気軽にリノデュースへご連絡ください。

あなたにあった最適なプランをご提案させていただきます。

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    その後、デザイン・設計や不動産の領域に事業を拡大し、ものづくりの会社である技術と不動産業の知識を活かし、ワンランク上のリノベーションを提供しています。今まで不動産業界では当たり前とされていた「両手仲介」や「囲い込み」などの仲介手数料による利益の最大化を狙う業界の習慣から、仲介手数料のかからない新しい不動産仲介の仕組みを作りたいとの思いが強くなりました。

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