昨今は新築物件価格の高騰から、中古物件を購入してからリノベーションを行うケースが増えてきました。
その中でも、「フルリノベーション」という施工をご存知でしょうか。
こちらは戸建て、マンションなどに対して実施できる施工内容なのですが、通常のリノベーションよりも大掛かりとなります。
そのため費用も高額となるのですが、内容をよく理解して進めなければ思わぬ落とし穴にハマってしまうかもしれません。
本記事では、フルリノベーションで後悔しないために、その基本的な内容から費用相場について解説していきます。
さらに、東京でフルリノベーションを実施する際におすすめの会社を5つご紹介しますので、これから施工を検討される際の参考にしてください。
リノベーションをセットにした方がお得！
フルリノベーションとは何か？費用相場を解説
まずは、リノベーションとフルリノベーションの違いから、費用に関する相場までを解説していきます。
不動産購入や施工については、ご自身が基本的な知識を持った上で進めることが重要となります。
それぞれゆっくりと理解していきましょう。
– フルリノベーションの費用相場
– フルリノベーションのメリットとデメリット
リノベーションとフルリノベーションの違いとは？
そもそも、フルリノベーションとはどのような施工なのでしょうか。
通常の施工と比較した違いを解説していきます。
まず、リノベーションとは現在ある物件を、「物件の一部を新しい入居者が望むスタイルに変更する」施工を指します。
具体的には、今ある形を基本的に残しながら、新しい設備を導入することや、場合によっては若干の間取り変更なども行います。
古くなった機能や価値を新しくし、耐震性能の向上や断熱性などを高めて、住みよい環境を作り出すことを目的とします。
対して、フルリノベーションの場合、「物件の根本から入居者が望むスタイルに変更する」施工を指します。
つまり、間取りから設備まで、あらゆるものを対象にしながら工事が進められます。
そのため、以前の物件の面影を完全に無くした、全く新しい住環境を創造できるのです。
中には建物の構造部分だけを残し、それ以外を完全に作り変える「スケルトンリノベーション」と言われるものも存在しています。
つまり大規模であり、物件の根本部分からデザインできる施工がフルリノベーションなのです。
ちなみに、リフォームという単語もそれぞれと混合されやすいですが、こちらの場合は経年劣化などで古くなった設備を改修する施工を主に意味します。
つまり、「マイナスになった部分をゼロに戻す」ようなイメージとなるでしょう。
不動産会社などと相談する際、これらの単語の意味が混ざってしまい、上手く相手に要望が伝わらないケースも考えられます。
それぞれの意味の違いを理解した上で、相談に伺うことをおすすめします。
≫≫リフォームとリノベーションの3つの明確な違いとは？費用と事例も紹介
フルリノベーションの費用相場
費用相場については、施工対象となる物件や依頼する会社によって異なります。
そのため、あくまで想定される相場としてご確認ください。
まず、マンションに対する費用としては、1㎡辺り25万円〜30万円程度が相場といわれています。
つまり、施工対象となるマンションが60㎡だった場合、大まかに1,500万円程度になると考えてもいいでしょう。
一方、戸建てについては木造や鉄骨などといった構造によって費用の変動が激しく、相場を一概に表すことが難しくなっています。
そのため、あくまでおおよその相場となりますが、1㎡辺り30万円以上は必要になると考えていいでしょう。
基本的にマンションよりも高額となることが想定されるため、ご自身の予算と相談しながら物件選びの段階から進める必要があるでしょう。
≫≫予算1000万円でできるフルリノベーションは？事例を交えて徹底解説
フルリノベーションが注目されている理由とは？
近年では急激にフルリノベーションに対する注目が集まりつつあります。
その主な要因としては考えられますが、主に以下のような点があげられるでしょう。
- 新築物件の価格高騰
- 環境保護の観点
昨今の国際情勢の影響によって、建築資材を含めた様々な価格高騰が度々ニュースで取り上げられています。
そのため、一昔前よりも新築物件購入に対するハードルは高くなったといえるのかもしれません。
希望のエリアに住めるのかどうかが未確定となるため、家探しが難航する場合もあるでしょう。
しかし、中古物件は比較的人気のエリアに位置している上、価格も抑えながら購入できます。
フルリノベーションを行えば、ほとんど新築同様のデザインを楽しみながら、優れた住環境を手に入れられるでしょう。
また、新築を建てる時には新たな材料を必要とする上、廃材も発生してしまいます。
近年、環境保護に対する取り組みが強くなっていることから、今ある環境を賢く活用したいという人が増加していることも要因でしょう。
このように、フルリノベーションは価格を抑えながらも理想の住まいが手に入る上、環境保護の観点からも優れています。
こうした背景を元に、今後も注目を集め続けることが考えられるでしょう。
フルリノベーションのメリットとデメリット
こちらでは、フルリノベーションのメリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。
それぞれを理解した上で、ご自身の予算や理想の住宅環境と天秤にかけ、実施の有無を判断する際の参考にしてみてください。
– フルリノベーションのデメリット
フルリノベーションのメリット
フルリノベーションには多くのメリットが存在しています。
こちらでは、その中から以下の3点をお伝えします。
- 費用を大幅に抑えられる
- 物件の選択肢が増える
- デザイン性が高い
やはり費用面でのメリットは大きいでしょう。
通常のリノベーションと比較した際、その施工規模の大きさから高額となりますが、新築物件の購入よりも圧倒的に価格を抑えられます。
さらに、毎年発生する固定資産税も中古物件であるため物件評価額が低くなり、ランニングコストにも優れます。
そして新築物件は人気のエリアには注文が殺到するため、必ずしも住める保証はありません。
中古物件であれば、駅や商業施設の近くといった住みやすい地域でも、比較的物件を見つけやすい傾向にあります。
そして、物件を骨組みまでの状態に戻すことで、新築に限りなく近い自由度で住まいをデザインできるのです。
このように、フルリノベーションでは費用を抑えながらも希望のエリアに住める上、理想通りの物件が実現できます。
これらは他の施工では対応できない、圧倒的なメリットといえるでしょう。
≫≫人気エリアで中古マンションを購入するならヴィンテージがおすすめ
フルリノベーションのデメリット
何事もにもメリットがあればデメリットも存在しています。
一見優れていると思われるフルリノベーションですが、以下のようなデメリットがあげられるでしょう。
- ローン金利が高くなる可能性
- 工期が長い
不動産購入時、多くの方は住宅ローンを組むことになるでしょう。
物件に対する費用は住宅ローンを適用させるのですが、施工に対する費用については別途「リフォームローン」を利用しなければいけません。
こちらは、通常の住宅ローンと比較して金利が高い傾向にあります。
結果的に支払い総額が大きくなる場合もありますので、目先の金額に惑わされないよう気をつける必要があるでしょう。
もちろん、一括で購入する場合には問題ない上、フルリノベーション済みの物件を住宅ローンで購入する場合には、このデメリットは該当しません。
そして、施工が大規模になるので工期が4ヶ月〜半年程度と、長期間に渡り行われます。
この期間の仮住まい費用が、想定以上に発生するケースは少なくありません。
工期が長引くことは施工を丁寧に進める上で仕方のないことであり、入居後の楽しみも一層強くなるはずです。
しかし現実的な経済面のバランスも考慮しながら、進める必要があるでしょう。
≫≫住宅ローンの選び方を初心者向けに分かりやすく解説／ポイント別にご紹介
フルリノベーションの具体的な工程と注意点
ここまで解説してきたように、基本的に大掛かりとなる施工ですので、具体的な工程の流れについても理解しておきましょう。
計画とデザインの段階から、実際に施工開始以降の2段階に分けて解説しますのでご確認ください。
– 施工管理：どのように工事を進めるのか？
計画・デザイン：どのように設計するのか？
まず、どのような施工を実施していくのか、具体的に計画しましょう。
この計画については、現時点での状況だけを考えるのではなく、長期的な目線で立てる必要があります。
なぜなら、基本的に数年で住み替えることはないはずですので、5年後、10年後といった先々では家族構成や環境が大きく変わっていることが想定されるからです。
そのため、「将来的に子供が増えることを想定して、子供部屋の数を増やす」や「収納スペースを充実させる」など、様々なシチュエーションを想定して計画を立てましょう。
この時、忘れがちな内容としてはご自身の変化についてです。
まだ若い時は気にしないかもしれませんが、年齢の変化によってちょっとした段差の数など、思わぬ部分で住みづらさを感じてしまうかもしれません。
長く住みやすい環境を作るためにも、色々な角度からゆっくりと計画を練っていきましょう。
ベースとなるデザインについては、ご自身の希望がある場合は専門スタッフに伝えることで、過去の事例などを参考にしながら共有できるはずです。
具体的であればあるほど、完成時にお互いのズレが無くなりますので、遠慮せずに積極的に意見を伝えましょう。
物件購入からスタートする場合は、これらの計画、デザインがある程度定まった状態から進めるほうがスムーズでしょう。
なぜなら、物件によっては希望する施工が構造上の問題で実施できないケースもあるからです。
せっかく気に入った物件があっても、理想の住環境を諦めることはしたくないはず。
まずは計画、デザインを明確にした上で、物件探しへと進めていきましょう。
≫≫【中古マンション】リノベーション向き物件の探し方と注意点を解説
施工管理：どのように工事を進めるのか？
施工対象となる物件が確定した次は、現地調査に移ります。
担当者が実際に物件を訪れて、図面を元に採寸を行うなど、細かい現場の状況を確認します。
この時、マンションであれば竣工図も合わせて用意しておけばスムーズに作業が進められるでしょう。
現地調査が終わり、物件の管理組合の承認が下りた段階で、ようやく着工となります。
この時、工事期間中は騒音が発生するため、近隣住民への挨拶も可能であれば行ったほうがいいでしょう。
工事内容によって工期は異なりますが、フルリノベーションの場合は短くても4ヶ月程度は想定しておいた方がいいでしょう。
場合によっては半年以上となるケースもありますので、その期間の仮住まい費用なども予算計画に含めておく必要があります。
また、工事の途中で現場の確認を行うこともできますので、その先に気になった点は遠慮なく伝えるようにしましょう。
完了後は全体の確認を行い、保証書を発行し全工程が完了となります。
フルリノベーションの会社おすすめ5選をご紹介
それでは、実際にフルリノベーションが可能である会社の中から、特におすすめさせていただきたい会社を5つご紹介します。
それぞれ5社の基本情報から特徴、そして力を入れている点を詳しく解説していきます。
会社によって得意としている分野がありますので、よく理解した上で検討することが重要です。
また、本記事では東京近郊が対象エリアに入っていることを基準にしております。
その他エリアでも数多くの会社が存在していますが、東京近郊で検討されている場合はぜひ以下の5社からまずは検討することをオススメします。
– おすすめ会社：リノベ以外もおまかせ！リノベ不動産
– おすすめ会社：職人魂のリノデュース
– おすすめ会社：人と被らないひかリノベ
– おすすめ会社：大人を自由にするゼロリノベ
おすすめ会社：目で見て体感できるリノベる
| 会社名 | リノベる株式会社 |
| 所在地 | 東京都港区南青山5丁目4‐35 たつむら青山ビル |
| 電話番号 | 03-5766-2590 |
| 営業時間 | 9:30〜18:00 |
| 公式サイト | https://renoveru.co.jp/ |
全国展開をしていて、日本全国の各所にショールームをかまえているリノベるは「中古マンションに特化」しています。
現在日本に数多く存在する中古マンションを有効に活用するために、それぞれのライフスタイルに合わせた環境を創造することを得意としています。
ご自身が理想とする住居のイメージがまだ定まっていないという方でも、公式サイトに掲載されている豊富な施工事例を参考に進められるでしょう。
さらに、東京だけではなく全国各地にショールームを展開しているので、生の住宅を体感しながら施工内容を検討できます。
同時にイベントも定期的に開催していますので、リノベーションに関する不安や質問も直接うかがえるでしょう。
ワンストップサービスにも対応しており、各分野の専門スタッフがチームを組むことで、質の高いサービス提供を実現しています。
現物を見ながら具体的に進めたいと考える方であれば、リノベるへ相談されることをおすすめします。
おすすめな会社：仲介手数料０円のリノデュース
| 会社名 | 株式会社 テシオ |
| 所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-2-6 青山ホワイトアドビービル2F |
| 電話番号 | 0120-808-177 |
| 営業時間 | 10:00〜19:00 |
| 公式サイト | https://www.renoduce.com/ |
リノデュースは不動産と施工のプロフェッショナルが集まる集団であり、物件探しから設計、そして施工まですべて一社で完結するワンストップサービスを得意としています。
中古マンションのリノベーションを最も得意としており、ご自身が考える施工にマッチした物件を的確に紹介してもらえます。
そしてリノデュースの最も大きな特徴は、物件購入時の仲介手数料が完全無料となることでしょう。
時には100万円以上にもなる仲介手数料が無料になるため、浮いた費用を家具の購入や施工内容の充実などにまわすことができます。
ワンストップで手間も省きながら、費用も大幅に抑えられる点はリノデュースならではの特徴といえるでしょう。
施工事例や企業に関する情報は、youtubeで詳しく解説されていますので、画像や文章だけでは伝わらない細かな部分までご自宅で確認できます。
コストを抑えながらも高いレベルでの施工を実現できるのは、モノづくりからスタートした会社ならではです。
入居後のアフターサポートについても10年間と長期ですので、安心して暮らせます。
物件探しから施工内容まで意見を聞きながら進めたいと考える場合、まずはリノデュースへ相談することをおすすめします。
リノベーションをセットにした方がお得！
おすすめな会社：リノベ以外もおまかせ！リノベ不動産
| 会社名 | 株式会社 WAKUWAKU |
| 所在地 | 東京都目黒区三田2-4-4 YAMAZAKI BLDG |
| 電話番号 | 0120-409-094 |
| 営業時間 | 10:00〜18:00 |
| 公式サイト | https://renovefudosan.com/ |
リノベーション会社でありながら、幅広い分野に力を入れているリノベ不動産。
リノベ不動産という名称の通り、不動産会社という立場で中古物件の紹介をしています。
そのため、中古物件だけではなく新築建売住宅の販売も行っており、幅広い物件、事例に対応していることが特徴です。
北海道から九州まで全国200拠点を超える日本最大級のネットワークを生かし、全国各地の事例を共有しているため、どのような要望にも応じてもらえます。
ワンストップサービスを採用しているため、中古住宅の購入から施工、ローンの紹介までスムーズに進められる点も大きな魅力です。
購入後のアフターサポートを担当する専任のスタッフも在籍しているため、入居後のサポート体制も万全です。
物件探しからこだわりを持って探したいという方は、リノベ不動産へまずは相談することをおすすめします。
おすすめな会社：人と被らないひかリノベ
| 会社名 | 株式会社ひかリノベ |
| 所在地 | 東京都墨田区横網１丁目２−１６ 国技館前東誠ビル 6階 |
| 電話番号 | 0120-818-250 |
| 営業時間 | 10:00〜20:00 |
| 公式サイト | https://hikarinobe.com/ |
ひかリノベは住宅メンテナンス事業から「いまより快適な家に住みたい」というお客様の声により生まれました。
一度物件をスケルトンにして従来の物件の印象をすべて取り払い、1から新しく施工しますので、中古住宅という印象を与えない、新築同様の空間を作り出せます。
特筆すべき点は、標準価格の定額プランを用意していて価格が分かりやすいだけではなく、パッケージ化されていないため、要望に合わせて増額・減額が可能であること。
通常、定額プランは減額しないことが一般的ですが、ひかリノベであれば本当に必要な施工費用のみで抑えられるでしょう。
費用の想像がつかず心配な人は、6つの質問に答えるだけでリノベプランを提案してくれるシミュレーターもあり、対面せずに費用の目安をメールで受け取れます。
中古物件でも新築同様に、こだわりをもった空間を創造したいと考える方は、まずはひかリノベへ相談することをおすすめします。
おすすめな会社：大人を自由にするゼロリノベ
| 会社名 | 株式会社groove agent |
| 所在地 | 東京都港区北青山2丁目12−42 |
| 電話番号 | 03-6902-1941 |
| 営業時間 | 10:00〜20:00 |
| 公式サイト | https://www.zerorenovation.com/ |
住宅ローンと窮屈な間取りから解放される大人を自由にする住まいを作るゼロリノベは、リノベーションオブザイヤー2020審査員特別賞をはじめとした数々の賞を受賞しています。
もっとも大きな特徴としては、物件探しから設計、施工そしてアフターフォローまでまかせられる上、住宅ローンに関してはファイナンシャルプランナーに相談できることです。
借りる金額や返済期間をプロに診断して助言をもらうことで、無理のない返済計画を立てられます。
物件購入から施工を進める時は、どうしても色々なことに目移りしてしまい、想定していた予算をオーバーすることは珍しくありません。
適切な範囲でローンを組み、その中で最適なプランを選択してもらえることは大きな魅力といえるでしょう。
施工内容も大量生産されたありきたりのデザインではなく、顧客の要望に合った自由に暮らせる住まいを実現できます。
予算内で最適な施工を実現したい、無理のない確実な返済計画を立てながら理想の住まいを実現したいと考える方は、まずはゼロリノベへ相談することをおすすめします。
リノベーション会社を選ぶポイントとは？
リノベーション会社のおすすめ5選を紹介しましたが、実際どのようなポイントで信頼できる会社を選ぶべきなのでしょうか？
確認するべきポイントを3点説明します。
「どこで頼んでも自分が要望をしっかり伝えれば同じ出来栄えになるのでは？」と思っている人がいるかもしれませんが、営業や設計そして施工をする人との相性もあります。
住宅ローンや物件探しも同時で進行しなければならない人は、流れの全体に目を向けて選ぶことをおすすめします。
– 不動産仲介や設計/工事を自社で行なっている会社
– モノづくりが得意な会社
リノベーション向き物件探しが得意な会社
物件にはリノベーションの向き不向きがあります。
リノベーションをすることが難しい物件を購入したり、購入後に目に見えない部分の補修が必要になると通常より余計に費用がかかります。
物件の状態があまりにも良くないと、工事自体ができない可能性もゼロではありません。
費用も時間も余分にかかってしまうと肝心の要望の部分を諦めなければいけない場合もあります。
自分自身で物件探しをすることも見る目が養われるため重要ですが、プロ目線で工事がしやすい物件なのか、追加の費用がたくさん必要になる物件ではないのかを判断してくれる会社がおすすめです。
むしろ、リノベーション会社から中古物件を購入すると仲介手数料が無料になり、ほかの不動産会社から購入するよりお得になるケースもあります。
≫≫【東京都】中古マンション購入時の仲介手数料無料会社おすすめ3選
≫≫リノベーション会社『リノデュース』の口コミは良い？メリットや注意点もご紹介
不動産仲介や設計/工事を自社で行なっている会社
物件探しから設計、工事まで自社で行うことをワンストップサービスといいます。
ワンストップサービスとは先述したように、すべての窓口を一括してリノベーション会社がおこなうことです。
たくさんの業者が間に入らないことで時間短縮や費用が抑えられることが大きなおすすめポイントですが、全ての工程を自社でせず部分的に提携業者に依頼している会社は品質に対して不安が残ります。
例えば、設計会社へ伝えた工事内容をさらに設計会社から工務店に注文をした場合は、お客様と実際に施工する工務店との距離がかなり遠くなります。
複数社を間に挟むことで注文内容にも漏れがでるかもしれません。
その点、一括で請け負っている会社は担当者ごとに会社内で報告・連絡・相談が密にとれるのでおすすめです。
提携業者に頼んでいる会社は提携業者としっかり関係性を作れているか確認しましょう。
≫≫【東京編】ワンストップリノベーション会社7選をランキング形式で比較！
≫≫大手リノベーション会社だけで選ぶのは損!?中小会社のメリットを解説
モノづくりが得意な会社
リノベーションの工事を実際に施工するのは現場の職人です。
いくら能力の高い営業担当がいても、現場の職人の技量が高くなければいいモノつくりはできません。
現場の職人は年々人数が減少しているため、人数不足による利益重視の考え方も蔓延しています。
工事の期間を短くして早く物件が手に入ることよりも、仕事に妥協をせずひとつひとつの作品として仕上げている会社を選ぶことをおすすめします。
目に見える箇所だけでなく、細かい部分もしっかりこだわってくれる職人がいることは大きなポイントなのでおすすめです。
まとめ
フルリノベーションに関する基本知識から相場、さらにはメリットとデメリットなどをそれぞれ解説しました。
また、東京近郊を対象にしているおすすめの会社を5つご紹介しました。
フルリノベーションは比較的費用を抑えながら、理想の住環境が実現できることで注目を集めています。
新築に近い自由度で進められますが、希望の全てを入れ込んでしまうとあっという間に予算を超えてしまうかもしれません。
また、会社によっては得意とする施工内容やサービスなどが異なりますので、ご自身が想定する内容にマッチした会社を探すことも成功のポイントです。
まずは気になった会社へ相談しながら、情報集めからゆっくりとスタートすることをおすすめします。
そのためにも、本記事の内容が参考になりますと幸いです。
