フルリノベーションとは、建物をスケルトン(骨組み)状態まで解体し、間取りや設備を一新する大規模な改修工事です。新築よりも費用を抑えながら、理想の住まいを実現できる手段として注目を集めています。
本記事では、フルリノベーションの基礎知識や費用相場、メリット・デメリットなどを網羅的に紹介します。施工事例や活用できる補助金制度、予算内に抑えるコツについてまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
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フルリノベーションとは?

フルリノベーションは、住居の全体的な改修を意味するリノベーションの一種です。単に老朽化した箇所を直すリフォームとは異なり、居住者の生活様式に合わせ、住まいの機能や資産価値を新たなものへと変えることを目指します。
国土交通省の資料によると、リノベーションは「古い建築物の機能を今の時代に適したあり方に変えて、新しい機能を付与すること」と定義されています。耐震性や省エネ性の向上、間取りの変更など、国としてリノベーションの推進に力を入れている状況です。
フルリノベーションでは改修範囲が家全体に及ぶため、間取りの大幅な変更が実現可能です。リノベーションの利点を最大限に活かすには建物の構造体のみを残し、内部を完全に作り変える「スケルトンリノベーション」が選ばれる傾向にあります。
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フルリノベーションとリフォームとの違い

住宅の改修を考える際、「リフォーム」と「フルリノベーション」という言葉が頻繁に用いられますが、両者には目的と工事範囲において本質的な違いがあります。
リフォームは一般的に、時間の経過とともに古くなった建物を新築時の状態に近づける作業を指します。これは、「劣化した状態から本来の状態への部分的な回復」と解釈されることが多く、具体的には老朽化した設備の交換や壁紙の張り替えといった、原状回復を目的とした工事が該当します。建物の基礎構造には変更を加えない点が、リフォームの際立った特徴です。
対照的に、フルリノベーションはリノベーションという広い概念の中で、住居全体に及ぶ大規模な改修を意味します。単に老朽箇所を修繕するリフォームとは異なり、居住者のライフスタイルに適応した住空間を創出し、既存の建物価値を向上させることを意図した、より広範な改修工事です。
フルリノベーションでは内装を全面的に解体し、間取りを大胆に変更したり、キッチンやバスルームなどの水回りの配置を移動させたりするなど、大規模な工事が実施されます。これにより、間取りの自由度が向上し、「子供部屋を新設したい」「在宅ワーク用のスペースが欲しい」といった、ライフスタイルの変化に応じた空間設計が可能になるという利点があります。
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フルリノベーションの5つのメリット

フルリノベーションは、単なる修繕に留まらず、住まいの価値や機能を向上させることで、さまざまな恩恵をもたらします。ここでは、特に重要な以下のメリットについて解説します。
◉ 売却時の資産価値向上に繋がる可能性
◉ 間取りの自由度が高い
◉ 好立地に住める可能性が広がる
◉ 建て替えよりコストを抑えやすい
それぞれのメリットを理解し、フルリノベーションを行うかの判断材料にしましょう。
1. 配管など建物内部も刷新できる
フルリノベーションの特筆すべき利点として、普段目に触れることのない建物の内部構造まで一新できる点が挙げられます。なかでも「スケルトンリノベーション」を選択すると、建物全体を構造体のみの状態にまで解体するため、間取りやインテリアに限らず、天井裏や床下の部材、更には配管設備や電気系統まで交換することが実現可能です。
その結果、大掛かりな配管工事が求められるキッチンやバスルーム、洗面所などの水回りのレイアウトを制約なく思い通りに再設計することが可能になります。通常は隠されており、老朽化の状況を把握しにくい給排水管や電気配線も最新のものに変更できるため、より快適で安全な住環境を構築できます。
2. 売却時の資産価値向上に繋がる可能性
住宅の価値は通常、築年数の経過とともに低下するとされています。しかし、フルリノベーションによって快適な住環境へと刷新することで、賃貸市場や売却市場におけるニーズを喚起できる見込みがあります。
新しい設備や配管への交換、利便性の高い間取りへの変更は物件そのものの魅力を高め、売却時の優位性につながる可能性があります。ただし、過度に特徴的な間取りやデザインは、評価が二分されることも考慮するべきです。資産価値を重視するならば、さまざまな生活様式に適応可能な、実用的な間取りや設備を取り入れることをおすすめします。
3. 間取りの自由度が高い
フルリノベーションは住まい全体を対象とした改修なので、間取りの大幅な変更が実現可能です。例えば、リビング・ダイニング・キッチン(LDK)の拡大や二世帯住宅への改築などが考えられます。
加えて、「子供の成長に合わせて個室を設けたい」「在宅勤務の増加に伴い、ワークスペースが欲しい」といった、ライフスタイルの変化に柔軟に対応した間取りを自由に作り出せるのは、大きな魅力と言えるでしょう。
給排水設備を含めた全面的な刷新を行う「スケルトンリノベーション」では、キッチンや浴室といった水回りの配置変更も可能になるため、あたかも注文住宅を建てるような感覚で、理想の住まいをゼロベースで自由に構想し、具現化できます。ただし、建物の構造的な制約や、既存の柱の位置などが影響を及ぼす場合も考慮する必要があります。
4. 好立地に住める可能性が広がる
都心部の好立地にある新築物件はどうしても高額になりがちで、購入をためらう方もいるでしょう。しかし、フルリノベーションを視野に入れて物件を探せば、希望条件に合った立地での居住が実現しやすくなります。
手頃な価格の中古物件を購入し、内装を全面的にリノベーションすることで、新築同様の快適な住環境を手に入れることができ、物件選びの幅が広がるはずです。さらに、現在居住中の住宅をフルリノベーションするという選択肢もあり、その場合は愛着のある住環境を維持しながら、住まいの質を向上させることが可能です。
5. 建て替えよりコストを抑えやすい
フルリノベーションは、一般的に建て替えを選択するよりも経済的な負担を軽減できると考えられています。建て替えでは現在ある建物を完全に解体し、取り除くための費用が発生しますが、フルリノベーションでは建物の骨組みなどを活かしながら改修を行うため、解体費用を削減することが可能です。
特に都市部においては、建て替えに比べて費用対効果が高い場合が多く見受けられます。しかし、建物自体の老朽化が著しい場合など、建物の状態によっては費用が増加する可能性もあるため、事前に見積もりを取得して詳細を確認することが重要です。
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フルリノベーションのデメリット

フルリノベーションを実施して得られるのは、メリットだけではありません。フルリノベーションの実施を判断するためには、メリットとデメリットを理解しなければいけません。それぞれのデメリットを理解し、自分が許容できるのかを判断してください。フルリノベーションのデメリットとして、以下の3つを紹介します。
◉ リノベーション費用が高い
◉ 予期しない施工項目が追加される
1. 工期が長く仮住まいが必要になる
フルリノベーションをすると規模によりますが、長くて完成まで半年もかかる恐れがあります。
フルリノベーション中は、仮住まいを用意しておかなければいけません。
ただ、フルリノベーションに半年かかるのはあくまで目安であり、半年以上かかる可能性があるため、予定以上にコストがかさんでしまう恐れがあります。
また、フルリノベーションには自宅の間取りやデザインなどを一から考える手間もかかります。
フルリノベーションを実施する場合は、工期の長さを加味したうえで、工事をすべきか判断してください。
2. リノベーション費用が高い
フルリノベーションは住宅の内装をすべて改装するので部分リノベーションと比較して、リノベーション費用が高くなりやすいです。
多くの方はリノベーション費用をローンで返済することになると思いますが、フルリノベーションではリノベーションローンを活用しなければいけません。
リノベーションローンは一般の住宅ローンと比較して金利が高く、最終的な返済額がより高くなる傾向にあります。
そのため、フルリノベーションをする場合はなるべく自己資金を出して借入金額を減らし、支払う金利を少なくするための工夫をしましょう。
3. 予期しない施工項目が追加される
フルリノベーションをしていると、予期しない施工項目が追加される場合があります。
一見問題のない建築物でも調査してみたらシロアリやカビが発生しており、構造部分の補修が必要な場合があるためです。
シロアリやカビが発生していた場合、耐震や耐熱など住宅の性能を高めるための施工をしなければいけません。
施工会社と打ち合わせをする際に、どんな項目が追加される可能性があるのかをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
なお、物件によってはリノベーションしやすいものとしにくいものがあるため、自身の住宅はどれくらいリノベーションがしやすいのかを確認しておくことをおすすめします。
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フルリノベーションにかかる費用相場

ここでは、フルリノベーションにかかる費用相場について、以下の見出しで解説します。
◉ フルリノベーションの平米単価と坪単価
◉ フルリノベーションにかかる工事費の内訳
それぞれの内容を理解したうえで、フルリノベーションを行うか検討してみましょう。
費用の目安
ここでは、フルリノベーションにかかる費用相場を戸建てとマンションに分けて以下の表で解説します。
| 物件の種類 | 費用相場 |
| マンション | 250〜900万円 |
| 戸建て | 390〜2,000万円 |
マンションでは戸建てと比較して室内の大きさが狭い場合が多いため、戸建てよりも安い価格になっています。
素材や機能性、グレード、デザインなどにこだわると、総額1,000万円を超える可能性があるため、自分の財布と願望を相談したうえでリノベーション内容を決定しましょう。
また、中古物件とリノベーションを両方行う場合は、ワンストップサービスの会社かつ仲介手数料が無料もしくはリーズナブルなところをおすすめします。
ワンストップサービスであれば複数の業者に依頼する手数料がかからないため、安く施工の依頼が可能です。
フルリノベーションの平米単価と坪単価
フルリノベーションの平米単価は、8〜22万円/㎡です。例えば、施工面積50㎡の自宅でフルリノベーションするのであれば、400〜1,100万円がかかります。
とはいえ、設備や素材にこだわらなかった場合は、15万円/㎡で収まるのが一般的です。
また、フルリノベーションの坪単価は戸建てとマンションによって異なっており、以下の表を参考にしてください。
| 物件の種類 | 費用相場 |
| マンション | 8〜50万円/坪 |
| 戸建て | 10〜73万円/坪 |
上記の数値はあくまで目安で物件の面積や使用する材料のグレードによって、フルリノベーションの価格は大きく異なっています。
20坪のマンションをフルリノベーションするとしたら、160〜1,000万円かかることを見積もっておくと良いでしょう。
最終的な予算は施工会社と相談したうえで決定してください。
フルリノベーションにかかる工事費の内訳
ここからは、フルリノベーションにかかる工事費の内訳を間取り変更と水回り、内装、耐震、外装に分けて解説します。
間取り変更に関する工事費の内訳は、以下のとおりです。
| 間仕切りの撤去 | 7〜23万円/箇所 |
| ドアの新設 | 15〜20万円/箇所 |
フルリノベーションで間取りを変更するためには、間仕切りの撤去とドアの新設が欠かせません。1箇所につき上記の料金がかかる傾向にあるため、費用を考えたうえでどれだけ間取り変更するのか検討しましょう。
水回り工事の費用は、以下の表が目安です。
| トイレ | 15〜50万円 |
| 洗面所 | 15〜50万円 |
| キッチン | 50〜150万円 |
| 浴室 | 50〜150万円 |
水回りの設備も、取り付ける種類によって金額が異なっています。水回り設備は生活に欠かせないため、上記の価格がかかることを考慮してリノベーション内容を検討しなければいけません。
フルリノベーションの内装費用は、以下の表を参考にしてください。
| 壁付けクローゼット設置 | 10〜48万円/箇所 |
| リビング | 15〜150万円 |
| ウォークインクローゼット設置 | 18〜80万円/箇所 |
| 洋室/和室 | 20〜50万円 |
| 和室から洋室に変更 | 25〜100万円 |
新たにものを設置する場合や変更する場合は、費用が高額になる傾向にあります。
耐震関係の費用は、以下の表を参考にしましょう。
| 断熱工事 | 20〜100万円 |
| 耐震工事 | 25〜100万円 |
築年数が古い自宅の場合は耐震性や断熱性が低くなっている可能性があるので、断熱工事や耐震工事をしてより暮らしやすい家にすることをおすすめします。
外装の費用は、以下のとおりです。
| 外壁 | 塗装(50〜80万円) |
| 重ね張り(100〜200万円) | |
| 張り替え(130〜230万円) | |
| 屋根 | 塗装(30〜80万円) |
| 重ね葺き(60〜250万円) | |
| 葺き替え(60〜300万円) |
外壁と屋根では同じ作業をしたとしても、かかる費用が異なっています。
フルリノベーションにかかる費用を用意するためにも、上記の表を参考にしてください。
フルリノベーションやリフォームで活用できる補助金・助成金

フルリノベーションを検討する際、国や自治体が提供する補助金・助成金を活用すれば、費用負担を大幅に軽減することが可能です。制度によって対象となる工事内容や補助金額が異なるため、自身の計画に合った制度を事前に確認しておきましょう。
◉ 子育てグリーン住宅支援事業
◉ 子育て支援型共同住宅推進事業
◉ 次世代省エネ建材の実証支援事業
長期優良住宅化リフォーム推進事業
| 項目 | 内容 | 詳細 |
| 対象リフォーム | 耐震補強、断熱改修、省エネ性能向上、劣化対策などの性能向上工事 | インスペクション(住宅診断)の実施が必須 |
| 補助金額 | 最大160万円/戸(基本) | 三世代同居対応・子育て世帯等の加算で最大210万円/戸 |
| 申請条件 | 住戸面積:1階40㎡以上かつ延べ面積55㎡以上 | 工事着手前にインスペクションを実施し、維持保全計画を作成 |
長期優良住宅化リフォーム推進事業は、既存住宅の性能を長期的に維持・向上させるための改修工事を支援する制度です。耐震性や省エネ性能の基準を満たすリフォームが対象であり、住宅の長寿命化を目指す方に適した制度といえます。
申請にあたっては、事前に登録事業者を通じて手続きを行う必要があります。補助金の交付決定前に工事を開始すると対象外になる場合があるため、スケジュール管理を徹底しましょう。
子育てグリーン住宅支援事業
| 項目 | 内容 | 詳細 |
| 対象リフォーム | 開口部の断熱改修、外壁・屋根・床の断熱改修、エコ住宅設備の設置 | 必須工事3カテゴリーのうち2つ以上を実施 |
| 補助金額 | 最大60万円/戸 | 実施する工事内容に応じて5万円〜60万円 |
| 申請条件 | 全世帯が対象 | 登録事業者による申請が必要、1申請あたり補助額合計5万円以上 |
グリーン住宅支援事業は、省エネ性能の向上を目的としたリフォーム工事を支援する国の制度です。全世帯が対象であり、断熱改修やエコ住宅設備の導入を組み合わせて申請する仕組みが特徴といえます。
2026年度からは「みらいエコ住宅2026事業」として制度が再編され、リフォームでは最大100万円の補助を受けられる可能性があります。
介護・バリアフリーリフォーム補助金
| 項目 | 内容 | 詳細 |
| 対象リフォーム | 手すりの取付け、段差の解消、滑り防止の床材変更、引き戸への扉取替え、洋式便器への取替え | 要支援・要介護認定を受けた方の居住する住宅 |
| 補助金額 | 工事費上限20万円(自己負担1〜3割) | 実質最大18万円の補助 |
| 申請条件 | 要支援または要介護の認定を受けていること | ケアマネジャーによる住宅改修が必要な理由書の提出 |
介護保険制度を活用したバリアフリーリフォーム補助金は、要支援・要介護認定を受けた方が対象の制度です。手すりの設置や段差解消といった生活動線の安全性を高める工事に対して、費用の一部が支給されます。
申請の際は、担当のケアマネジャーに相談した上で理由書を作成してもらう必要があります。工事完了後に必要書類を提出し、審査を経て補助金が支給される流れです。
出典:介護保険における住宅改修
子育て支援型共同住宅推進事業
| 項目 | 内容 | 詳細 |
| 対象リフォーム | 子どもの安全確保のための設備(転落防止柵、指挟み防止装置等)、交流施設の整備 | 賃貸住宅・分譲マンションが対象 |
| 補助金額 | 1戸あたり上限100万円 | 改修費用の1/3を補助 |
| 申請条件 | 安全設備と交流施設の同時申請が必須 | 1棟あたり5戸以上の整備が条件 |
子育て支援型共同住宅推進事業は、マンションや賃貸住宅において子育てしやすい環境を整備するための補助金制度です。転落防止柵や指挟み防止装置の設置、居住者同士の交流スペースの整備が対象となる点が特徴といえます。
1棟あたり5戸以上の整備が申請条件であるため、個人の住戸単位では利用が難しいケースが想定されます。
次世代省エネ建材の実証支援事業
| 項目 | 内容 | 詳細 |
| 対象リフォーム | 外張り断熱、内張り断熱、窓断熱の3区分 | 高性能断熱材や蓄熱・調湿建材を使用した改修工事 |
| 補助金額 | 戸建て最大400万円、マンション最大125万円 | 補助率は工事費用の1/2以内 |
| 申請条件 | 住宅の所有者が申請 | 工事を請け負う業者によるサポートが一般的 |
次世代省エネ建材の実証支援事業は、高性能な断熱材や蓄熱・調湿建材を使用した住宅改修を支援する制度です。外張り断熱・内張り断熱・窓断熱の3つの区分から選択でき、戸建て住宅では最大400万円の補助が受けられます。
申請は住宅の所有者が行いますが、必要書類が多いため、施工業者のサポートを受けながら進めるのが一般的です。年度ごとに予算や受付期間が変わるため、早めの情報収集を心がけましょう。
後悔ないためにフルリノベーションを予算内に実現する4つのコツ

フルリノベーションを成功させ、後悔なく理想の住まいを実現するためには、適切な予算計画と賢い選択が不可欠です。ここでは、予算内で理想のフルリノベーションを実現するための4つのコツと、具体的なサービスについて解説します。
◉ リノベーションの優先順位をつける
◉ リノベーションに適した物件を選ぶ
◉ 仲介手数料が無料の企業で中古物件を購入する
それぞれのコツを理解し、フルリノベーションを予算内で行えるようにしましょう。
1. リノベーション費用以外の出費を考慮する
フルリノベーションのプランニングでは工事費だけでなく、以下のような費用がかかります。
- 各種申請・登録費用
- 生活雑貨の買い替え費用
- 仮住まいと引越し関連費用
- 新しい住居の雰囲気や間取りに合わせた家具や家電製品
- 日常生活に欠かせない照明器具やインテリア小物の準備費用
これらの費用を考慮しておかないと、後になって予算超過を引き起こす原因となります。工事開始から完成、引越しを経て実際に生活を始めるまでの流れを詳細にシミュレーションし、全体でどれくらいの諸費用がかかるのかを把握することが重要です。
想定外の事態に備えて、工事費用と諸費用の合計額に加えて、ある程度の予備費を確保した予算計画を立てておくことがリノベーションを成功させるための秘訣と言えるでしょう。
2. リノベーションの優先順位をつける
リノベーションにかかる費用は、施工内容によって大きく異なります。理想的なフルリノベーションを成功させるためには、まず最初にどのような空間にしたいか、何をしたいかを明確にすることが不可欠です。具体的なイメージがないまま見積もりを進めると、後になってあれもこれもと希望が出てきて、結果として予算を大幅に超過することがよくあります。
実現したいことが具体的に決まれば、おおよその予算を立てやすくなり、その範囲内で優先順位をつけることで、予算内に収めながらも満足度の高いリノベーションが可能になります。
たとえば、日中の大半を過ごすリビング・ダイニング・キッチン(LDK)に重点的に予算を配分し、寝室は簡素に仕上げるなど、投資する箇所と節約する箇所のバランスを考慮することが費用対効果の高いリノベーションにつながります。
3. リノベーションに適した物件を選ぶ
中古戸建てやマンションを購入し、大規模なリノベーションを考えているなら、物件選びが重要です。特に、リノベーションしやすい物件を選ぶことで、予算を効率的に活用できます。
以下に、リノベーションに適した中古住宅のポイントをまとめました。
| 理想の間取りに近いこと | 希望する住まいの形に近い間取りであれば、変更工事を最小限に抑え、費用を節約できます。 |
| 構造上の自由度が高いこと | 木造軸組工法やラーメン構造は壁の移動や撤去が比較的容易で、間取りの変更がしやすいです。 |
| 管理規約や法的な制約が少ないこと | マンションなどの集合住宅では、工事内容に制限がある場合があります。制約の少ない物件を選ぶことで、不要な調整コストを削減できます。 |
| 耐震性が確保されていること | 耐震補強工事は費用がかさむため、既存の耐震基準を満たしている物件を選ぶと、その分の費用を他の部分に投資できます。 |
| 建物の状態が良いこと | 雨漏りや水漏れなどの劣化が少ない物件は修繕費用を抑え、計画通りにリノベーションを進めやすくなります。 |
| 資材の搬入が容易であること | 材料や廃材の搬入・搬出がスムーズな物件は工事全体の効率が向上し、結果的にコスト削減につながります。 |
リノベーションと物件探しをまとめて相談できるワンストップサービスを提供する会社に相談すれば、リノベーションに適した物件を見つけやすくなります。
4. 仲介手数料が無料の企業で中古物件を購入する
中古物件をフルリノベーションすることを考える際、一般的には不動産会社を通して物件を探し、その際に仲介手数料が発生します。この手数料は物件価格に比例して高額になることも少なくありません。
しかし、一部の不動産仲介業者は仲介手数料を無料に設定しています。仲介手数料が無料の業者を選ぶことで、物件購入時にかかる初期費用を大幅に削減でき、その分をリノベーションのグレードアップや家具・家電の購入など、他の用途に振り分けることができます。結果として、限られた予算の中でより理想的な住まいを実現できる可能性が広がります。
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「リノデュース」は、中古マンション選びからリノベーションまでを仲介手数料無料のワンストップでサポートするサービスです。仲介手数料が発生しないため、浮いた費用をリノベーションの予算に充てることが可能です。
モノづくりから始まった会社であるからこそ、経験豊富な職人が多数在籍しており、高品質なリノベーションを実現します。10年間のアフターサポートが付いているため、施工後の不安を抱える心配はありません。
ショールームでは実際の施工事例を見学できるため、リノベーションの仕上がりイメージを具体的に確認することが可能です。
動画で施工事例を確認したい方はこちらをご覧ください。
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【2026年】参考になるフルリノベーション施工事例10選

ここでは、フルリノベーション施工事例を10個紹介します。
◉ 東京都 40平米台 「プライベートスペースを緩やかにつなぐ」
◉ 東京都 70平米台「憧れのメゾネットリノベーション」
◉ 東京都 80平米台「収納スペースが豊富にある大家族の家」
◉ 東京都 50平米台「ゴージャスで優美な暮らし」
◉ 神奈川県 50平米台「線・面のノイズを減らした クラフト感を感じるモダン空間」
◉ 東京都 60平米台「流行に左右されない経年が味に変わるリノベ」
◉ 神奈川県 80平米台「うちの自慢のコックさん」
◉ 東京都 70平米台「モノトーンでつくる大人モダン」
◉ 千葉県 70平米台「二人で料理を楽しめる家」
それぞれの事例を見て、自分が行うフルリノベーションのイメージを膨らませましょう。
東京都 60平米台 「素材感を楽しむ」


このリノベーション事例では、素材感を活かした空間づくりが行われました。元々2SLDKだった間取りを3LDKに変更し、築44年のマンションの一部をリノベーションしています。リノベーションの費用は270万円です。
開放的な大空間に異なる素材を組み合わせることで、多様な表情を楽しめるリノベーションとなっています。
詳しいリノベーション情報を知りたい方は、こちらをご覧ください。
以下のYouTubeも一緒に確認することで、よりリノベーションのイメージを理解できます。
東京都 40平米台 「プライベートスペースを緩やかにつなぐ」


この事例では施主様が住んでいた賃貸住宅の取り壊しが決まり、年齢を考慮して住宅ローンを利用して物件を購入することを決意したことが、リノベーションのきっかけとなりました。
リノベーションのテーマは「プライベートスペースを緩やかにつなぐ」ことで、無駄のないワークスペースとスカイツリーの眺望を活かした、ゆったりとした1LDKの住まいを実現しています。
詳しいリノベーション情報を知りたい方は、こちらをご覧ください。
以下のYouTubeも一緒に確認することで、よりリノベーションのイメージを理解できます。
東京都 70平米台「憧れのメゾネットリノベーション」


このリノベーション事例では、元々メゾネットタイプの珍しいマンションの利点を最大限に活かすためにリノベーションが行われました。
LDKの中央にある階段を大胆に露出させることで、広々とした空間が生まれ、無駄のない空間利用が可能になっています。マンションでありながら戸建てのような感覚を得られる、まさに憧れの住まいです。
詳しいリノベーション情報を知りたい方は、こちらをご覧ください。
以下のYouTubeも一緒に確認することで、よりリノベーションのイメージを理解できます。
東京都 80平米台「収納スペースが豊富にある大家族の家」

このリノベーションの施工主様は、お子様の小学校入学を機に家族構成に合わせた住まいを求めて中古マンションを購入し、リノベーションを選択されました。学区の制約がある中で見つけた物件を家族のライフスタイルに合わせるため、お子様の部屋の確保や家事動線の改善などを考慮したリフォームを希望されました。
このリノベーションの特徴は、限られた空間を最大限に活用する工夫が凝らされている点です。例えば、広いLDKを実現するために、各寝室の広さを必要最低限に抑え、間取りを4LDKから3SLDKに変更しました。収納スペースについても、当初希望されていた広いファミリークローゼットではなく、造作のロッカースペースやオープン棚を分散して設けることで、広々としたLDKと十分な収納スペースの両立を実現しています。
詳しいリノベーション情報を知りたい方は、こちらをご覧ください。
東京都 50平米台「ゴージャスで優美な暮らし」


このリノベーション事例では、オリジナリティ溢れるデザインと色使い、素材の組み合わせによって、ゴージャスで優美な暮らしを実現しています。例えば、精神安定と落ち着きをもたらすターコイズカラーを寝室の壁紙に採用し、リラックス効果を高めるゴールドのブラケット照明を設置するなど、細部にまでこだわりが光ります。
また、収納力を確保するためにウォークインクローゼットを設け、キッチンには温もりを感じられる木製のワークトップを使用するなど、機能性とデザイン性を両立させています。浴室は磁器質タイルで仕上げ、高級感のある空間を創出しています。
詳しいリノベーション情報を知りたい方は、こちらをご覧ください。
神奈川県 50平米台「線・面のノイズを減らした クラフト感を感じるモダン空間」


この事例では施主様が将来性を考慮し、物件の売却時に高値を保つ要素のバランスが良い中古マンションを購入し、リノベーションを決意されました。
リノベーションの特徴として、予算との兼ね合いで天井や壁の仕上げをD.I.Yで行い、お掃除ロボットを活用するための段差のない空間、細幅ヘリンボーンやキッチンのデザイン、スイッチの位置など、細部にまでこだわった点が挙げられます。
詳しいリノベーション情報を知りたい方は、こちらをご覧ください。
東京都 60平米台「流行に左右されない経年が味に変わるリノベ」


このリノベーションは、築60年近いマンションを流行に左右されず、長く使えて経年が味に変わるような住まいにしたいという思いから行われました。
施主の収集物がインテリアとして活かせるような空間を目指し、バーチ材のフローリングと木天板のⅡ型キッチンで統一感を出し、DIY可能な塗り壁の余白を残すことで、更なる個性を加えられるように設計されています。収納力を高めるために、玄関隣接のWICやリビングの納戸も設けられました。
この事例では、飾らないデザインの中に格好良さや余白を追求し、施主のセンスとこだわりが光る空間が実現しています。キッチンのタイルやくすみカラーのタイル、洗面の白いプレーンタイルとエンジ色の目地など、細部にまでこだわりが感じられます。
詳しいリノベーション情報を知りたい方は、こちらをご覧ください。
神奈川県 80平米台「うちの自慢のコックさん」


このリノベーション事例では、中古物件が持つ既存の魅力を活かしつつ、新たな価値を付与することを目指しました。特に、ご主人がフレンチシェフであることから、キッチン周りの充実が重視され、レストランの厨房を彷彿とさせる本格的なステンレスキッチンや業務用冷蔵庫が導入されています。
間取りは家族みんなが繋がれるよう、キッチン、ダイニング、リビングを一体化し、広々とした空間を実現しました。また、お子様の成長に合わせて部屋を区切れるよう、将来的な可変性も考慮されています。
詳しいリノベーション情報を知りたい方は、こちらをご覧ください。
東京都 70平米台「モノトーンでつくる大人モダン」


このリノベーション事例では、モノトーンにこだわることで、洗練された大人のためのモダンな空間を作り出すことを目指しました。全体をモノトーンで統一し、白、黒、グレーを基調とすることで、クールで上質な雰囲気を実現しています。
特に、LDKは白をベースに清潔感を出し、キッチンは黒のペニンシュラタイプを採用して空間にメリハリをつけています。また、床のタイルや壁のサブウェイタイルなど、素材にもこだわり、デザイン性と機能性を両立させています。
詳しいリノベーション情報を知りたい方は、こちらをご覧ください。
千葉県 70平米台「二人で料理を楽しめる家」


ご夫婦がリノベーションをされたのは、老後まで長く住むことを考えて購入された築浅の物件を、将来の家族構成の変化に対応できるようにするためです。特に、ご夫婦揃って料理好きであることから、2人で料理を楽しめるキッチンを希望されたことが大きな理由です。
このリノベーションの特徴として、間取りを3LDKから2LDK+Wに変更し、将来的な子供部屋の増設も考慮した設計がされています。内装は奥様の好きなグレージュを基調とし、白を基調としたシンプルなデザインのL型対面キッチンに、タイル貼りのアクセントや飾り棚を設けることで、開放的で明るい空間を実現しました。
また、築浅であったため、状態の良い洗面室やユニットバスは既存のものを利用し、コストを抑えながらも、こだわりたいキッチンに予算を重点的に配分しています。このように、既存の良い点を活かしつつ、自分たちのライフスタイルに合わせたリノベーションが行われました。
詳しいリノベーション情報を知りたい方は、こちらをご覧ください。
フルリノベーションの注意点

フルリノベーションを成功させるためには、事前に把握しておくべきリスクや制約があります。計画段階で見落としがちなポイントを確認し、トラブルを未然に防ぎましょう。
- リノベーション範囲が制限される場合がある
- 資産価値が低くなりやすい
- プランニングを事前に徹底しておく
リノベーション範囲が制限される場合がある
マンションの場合、管理規約によってリノベーションできる範囲が制限されるケースが少なくありません。水廻りの移動禁止や、床材の遮音等級の指定、窓サッシ・玄関ドアの交換不可といったルールが設けられている物件は多数存在します。
戸建て住宅であっても、壁式構造の場合は撤去できない壁があり、希望の間取り変更を実現できないケースが考えられます。物件購入前に管理規約や構造図面を確認し、リノベーション会社と相談した上で計画を立てることが大切です。
資産価値が低くなりやすい
フルリノベーションを行った住宅は、個人の好みに合わせたデザインや間取りにカスタマイズするため、将来の売却時に買い手が限定される可能性があります。特殊な間取りや独自性の強いデザインは、市場での評価が低くなりやすい傾向です。
将来の売却を視野に入れている場合は、万人受けするデザインや間取りを選ぶことが有効です。立地条件が良い物件を選べば、リノベーション内容にかかわらず一定の資産価値を維持しやすい状況を作れます。
プランニングを事前に徹底しておく
フルリノベーションでは、工事着手後に壁や床を剥がした段階で想定外の問題が発覚するケースが珍しくありません。土台の腐朽やシロアリ被害、配管の劣化が見つかった場合、安全のために追加工事が必要です。
追加費用や工期延長のリスクを最小限に抑えるためには、事前のインスペクション(住宅診断)の実施が欠かせません。予算には10〜15%程度の予備費を確保しておくと、想定外の出費にも柔軟に対応できます。
フルリノベーションに関してよくある質問

最後に、フルリノベーションに関してよくある質問に回答します。
- フルリノベーションに適した築年数は?
- フルリノベーションの落とし穴は?
- 新築とフルリノベーションではどちらが安いですか?
フルリノベーションに適した築年数は?
フルリノベーションを前提に物件を探す場合、一般的には築20年〜30年の物件がコストパフォーマンスに優れています。木造一戸建てやマンションは築20年前後で建物の資産価値がほぼ底値に近づくため、物件取得費を抑えてリノベーション予算に充てることが可能です。
築30年を超えると配管の寿命や断熱性能の低下が目立つため、フルリノベーションで設備を一新すれば、新築に近い住み心地を手に入れられます。
フルリノベーションの落とし穴は?
フルリノベーションの最大の落とし穴は、「壊してみるまでわからない」というリスクが潜んでいる点です。壁式構造の場合は撤去できない壁が存在し、図面通りの間取り変更が実現できない場合があります。
壁や床を剥がした際に土台の腐朽やシロアリ被害、配管の劣化が発覚し、予算外の補強・交換費用が発生する事例は珍しくありません。マンションでは「床は遮音等級L-45以上」「窓サッシは交換不可」といった管理規約の制約を事前に確認しておくことが不可欠です。
新築とフルリノベーションではどちらが安いですか?
一般的には、フルリノベーションの方が新築よりも費用を抑えられるケースが多いです。既存の基礎や構造体を再利用するため、ゼロから建てる場合に比べて資材費や人件費を削減できます。
一方、築年数が非常に古く大規模な耐震補強や断熱改修が必要な場合は、新築(建て替え)に近い費用がかかる場合があります。建物全体の性能を新築と同等以上に引き上げたい場合は、リノベーション会社に見積もりを取った上で新築との比較検討を行いましょう。
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フルリノベーションは、建物をスケルトン状態から一新することで理想の住まいを実現できる魅力的な選択肢です。費用相場やメリット・デメリット、補助金制度を把握し、事前の計画を入念に行うことが大切です。
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