年収400万円で月々8万円返済の住宅ローンはきつい?注意点も含めて解説

年収400万円で月々8万円返済の住宅ローンはきつい?注意点も含めて解説

「年収400万円ですが、住宅ローンは組めるんですか?」
「月々8万円までなら支払いに問題はないだろうか」
「いくらまで借りれるの?」

この記事では上記のような悩みを抱える方のお役に立てる内容になっています。

結論をお伝えすると、住宅ローンを組むことはできますし、問題ありません。

しかし、年収500万円以上と比較すれば金額の上限はそれほど高くないでしょう。

月々8万の支払いは可能ですが、生活にかかるお金はその分少なくなります。

普段の生活から節約などの金銭対策は不可欠です。

記事を最後までご覧頂くと、以下のような情報を得られます。

・年収400万円の借入可能額
・適切な返済額
・月8万円の支払いで問題のない収入
・返済不可を回避するための注意点

物件を手に入れるということは、大きな買い物のひとつであり、人生においてひとつの夢でもあります。

一方、支払いができなくなるなど、もしものリスクを視野にいれることもあるのです。

理想の住環境を手に入れるためにも、ぜひ記事を読んで次の行動の参考になれれば幸いです。

住宅ローン選びで失敗したくない方へ
住宅ローン選びで失敗しないために
住宅ローンの勉強会動画をご視聴ください!
どんなローンが使えるのか知りたい方自分たちが使えるローンを知りたい方賢くローンを利用し理想のマイホームを手に入れたい方

 

年収400万円で住宅ローンは組めるのか?

年収400万円で住宅ローンは組めるのか?

年収400万円であれば住宅ローンは可能。

住宅金融支援機構が公表した「2022年度 フラット35利用者調査」によると、世帯収入400万円未満で住まいを手に入れている方は全体の19.9%にも及びます。

では、次に気になるのは具体的な限度額や適正な月々の支払いではないでしょうか。

この章ではそんなあなたに向けた具体的な金額について解説していきます。

◉ 住宅ローンは年収400万円が基準
◉ 年収400万円の借入限度額は?
◉ 生活を考慮した適切な返済額は?

住宅ローンは年収400万円が基準

年収400万円は、基準の一つです。可能額は収入に大きく依存します。

一般的に、金融機関は収入に対する支払金額の割合を重視し、収入の25%〜30%程度に収まるように計算します。

このルールに基づくと、年間の返済は100万円から120万円程度が目安となります。

これは、月々約8万円〜10万円ほどです。

多くの金融機関で基本的な借入れが可能ですが、その額は生活費、将来的な収入の見込みなど、個々の経済状況によって左右されることに注意しましょう。

また、申し込む際には、物件の維持費や税金、火災保険などもあることを念頭におくとよいです。

すべてを総合的に加味し、無理のない計画を立てることが肝心です。

年収400万円の借入限度額は?

一般的に、「年収倍率」という指標を用いて計算されます。

年収倍率とは、物件購入価格が何倍にあたるかを示すもので、通常は5〜6倍とされています。

具体的には、400万円×6倍=2400万円が理想的な限度額とされています。

これは、負担が重くなりすぎずに、安定した支払いが可能な範囲です。

また、全額を借入れた場合のリスクも視野に入れておきましょう。

特に、返済困難になるリスクを避けるため、実際には上限を2000万円程度に抑えることを推奨します。

これにより、無理のない範囲内に収まり、将来的な金利変動や家計の変化にも対応しやすくなります。

総じて、限度額を慎重に計算し、計画を現実的に立てることが成功の鍵となります。

生活を考慮した適切な返済額は?

生活費やその他の費用を考えた適切な支払い金額を見積もることは非常に重要です。

生活に支障を来さないためには、月々の6〜7万円であることが理想的です。

金額を算出するためには、「返済負担率」という指標が役立ちます。

返済負担率は、収入に対する月々の返済額の割合を示すもので、計算式は「年間返済額÷年収×100」となります。

一般的に、返済負担率は20〜25%が望ましいとされています。

例えば、25%の負担率で計算すると、年間では100万円、月々のに換算すると約8万円となります。

しかし、25%は推奨される割合の上限であり、実際では20%程度がより無理のない水準です。

20%は月額約6万円弱となります。手取り金額が約26万円と仮定すると、6万円であれば、残りの20万円は生活費用として利用可能です。

したがって、余裕を持って計画を立てるならば、月々6万円〜7万円の範囲に設定することが適切です。

これにより、ローンによる生活への影響を最小限に抑え、安心して継続できるようになります。

月々8万円の返済ならどのくらい借りられる?

月々8万円の返済ならどのくらい借りられる?

年収400万円では6〜7万円の返済金額がおすすめということを紹介してきました。

一方、8万円までなら対応できるという方もいるでしょう。

そこでこの章では、月々8万円ではどのくらい借りられるのかをみていきます。

◉ 月々8万円の返済を続ける為の年収は?
◉ 年収400万円で住宅ローン返済が困難になるケース

月々8万円の返済を続ける為の年収は?

月々8万円で支払いができる収入を理解するには、返済負担率や期間、金利などを含めて考えましょう。

結論から言うと、月々8万円では、年収500万円以上を推奨します。

この計算では、返済負担率を25%と仮定し、期間を35年、固定金利を0.5%としています。

これらの条件で計算すると、月約8万円弱となります。

年収倍率を6倍として考えると、これは3,000万円のローンを意味しており、金利が年間0.5%上乗せされることを想定しています。

負担率25%は、一般的に家計における負担が適切であるとされる上限です。

年収500万円の場合、年間の返済額が年収の25%を超えない範囲であれば、他の生活費や予期せぬ出費にも対応しつつ、安定して続けることが可能です。

このように、月々の返済額を設定する際には、収入や負担率、期間、金利などを総合的に考慮することが重要です。

これにより、無理なく継続し、安定した生活を送ることができます。

年収400万円で住宅ローン返済が困難になるケース

月々8万円の支払いを行う場合、いくつかのシナリオで支払いが困難になる可能性があります。主なケースを以下に紹介します。

・ ライフステージの変化
・ 最初から無理な住宅ローン
・ 予期せぬ出費や収入の減少

結婚、出産、子供の教育費用など、ライフステージが進むにつれて家計に大きな変化が生じることがあります。

これらの追加費用を事前に計画していない場合、重荷になる可能性があります。

また、金額が高すぎるローンを組んでしまうと、支払いが厳しくなります。

月8万円の返済は、収入に対する負担率が高くなるため、他の生活費が圧迫される恐れがあります。

病気や失業などのイレギュラーな出費や収入減少が生じた場合も困難になります。

特に早急にお金が欲しい場合、返済が後回しにされがちです。

≫ ≫ 住宅ローン借入れ限度額の基準を解説!年収での目安金額もご紹介!

住宅ローン選びで失敗したくない方へ
住宅ローン選びで失敗しないために
住宅ローンの勉強会動画をご視聴ください!
どんなローンが使えるのか知りたい方自分たちが使えるローンを知りたい方賢くローンを利用し理想のマイホームを手に入れたい方

無理無く返済を続けていく為に注意するポイント

無理無く返済を続けていく為に注意するポイント

住宅ローンは毎月の返済が発生します。そのため「無理なく続けていける」ことが大切です。

この章では、無理なく続けていくために注意すべきポイントを紹介します。

◉ 最初から無理な返済計画は立てない
◉ ライフステージの変化も考慮する
◉ 住宅ローン以外の支出も考える

最初から無理な返済計画は立てない

最初から無理のない計画を立てることが非常に重要です。余裕を持った計画の立て方にはポイントがあります。

まず、自身の収入に対してリアルな見積もりを行い、金額が収入に占める割合を適切に設定しましょう。

一般的には、月収の25%以下に収まるように計画することが推奨されています。

これにより、収入の大部分を占めることなく、生活費や突発的な出費にも対応できるようになります。

また、万が一の事態に備えて、資金をある程度準備しておくことで、イレギュラーな事態が発生した際にも影響が出にくくなります。

ライフステージの変化も考慮する

ライフステージの変化に対応できる計画を立てることが不可欠です。

人生には様々な変化が伴います。

結婚や子供の誕生、教育費や自身のキャリアチェンジ、退職などのライフイベントは、家計に大きな影響を与えるため注意しましょう。

具体的には、将来の家族計画やキャリアパスを考え、それに応じた柔軟な計画を立てることが重要です。

例えば、子供が生まれる予定がある場合、教育費や育児に関連する費用の増加を見込んでおきましょう。

また、収入が減少する可能性もあります。退職後の収入減や、病気などで働けなくなるリスクも含めて、余裕を持たせることが賢明です。

これには、繰り上げ返済の選択肢を持つ、期間を長めに設定する、金額を柔軟に変更できるローン商品を選ぶなどの方法があります。

住宅ローン以外の支出の考える

住宅ローン以外の支出にも十分な注意を払うことが重要です。

生活費や保険、教育費、車の維持費、レジャーや娯楽費など、日常生活における様々な費用も考えましょう。

特に注意すべきは、予期せぬ支出です。

例えば、家電の故障、車の修理、家族の病気や怪我など、突発的な出費はいつ起こるか予測が難しいため、これらの想定外の支出に対応できるよう、常に一定額の余剰金を確保しておくことが肝心です。

また、物件の修繕や改修に関わる長期的なメンテナンス費用も視野に入れておきましょう。

金銭的なリスク回避を含んでおくことで、計画が崩れるリスクを最小限に抑え、安定した返済を継続することができます。

また、余裕を持った財務計画を立てることで、生活の質を維持しつつ、続けることが可能となります。

≫ ≫ 年収400万でも住宅ローンは組める?借入可能額と返済シミュレーションを紹介

まとめ 年収が足りなくてもマイホームを手に入れるコツ

まとめ 年収が足りなくてもマイホームを手に入れるコツ

今回の記事では、年収400万円台の方へ向けての住宅ローンに関する解説をしてきました。

借入希望額と実際の借入額にギャップがある場合、特に資金繰りが厳しい方には、中古マンションの購入とリノベーションをお勧めします。

中古マンションには多くのメリットがあります。

まず、新築に比べて価格がお得であることが多く、同じ予算でより広い物件や好立地の物件を選ぶことが可能です。

また、新築物件に比べて選択肢が豊富で、希望のエリアに住む可能性が高まります。

さらに、リノベーションを行うことで、自分の好きなデザインや間取りにカスタマイズすることができ、自分だけの理想の住まいを実現することが可能です。

ただし、中古マンションの購入には新築とは異なり仲介手数料がかかることがあります。

そのため、コスト削減を考えるならば、仲介手数料無料の不動産会社を選ぶことが賢明です。

これにより、購入費用の一部を節約し、リノベーションなど他の部分に資金を充てることができます。

住宅ローンを組む際は、収入や返済計画だけでなく、物件の種類やリノベーションの可能性など、様々な選択肢を総合的に検討することが大切です。

理想の住まいを手に入れるためにリノデュースでリノベーションを実施してみませんか?

\事例や料金の詳細を多数掲載/





    ※対象エリアは東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城です。

    当社の個人情報の取扱規程について
    同意される方のみ送信できます。

     

    リノベーション体験インタビュー記事

    >リノデュースならではのワンストップサービス

    リノデュースならではのワンストップサービス

    「リノデュース」は施工会社からスタートした会社です。
    その後、デザイン・設計や不動産の領域に事業を拡大し、ものづくりの会社である技術と不動産業の知識を活かし、ワンランク上のリノベーションを提供しています。今まで不動産業界では当たり前とされていた「両手仲介」や「囲い込み」などの仲介手数料による利益の最大化を狙う業界の習慣から、仲介手数料のかからない新しい不動産仲介の仕組みを作りたいとの思いが強くなりました。

    CTR IMG