マンションの2階に住むべきか悩んでいる方が多いでしょう。
マンションの2階に住むメリットやデメリットを把握しておけば、実際に物件選びをする際に適切な物件選びがしやすくなります。
この記事では、マンションの2階に住むメリットとデメリットを紹介します。
マンションの2階に住むメリットとデメリットを把握し、実際に住むべきか適切な判断をしてください。
マンション2階を選ぶ5つのメリット
マンションの2階を選ぶと、5つのメリットが得られます。
マンションの2階を選ぶメリットを把握すれば、実際に住むべきか判断しやすくなります。
それぞれのメリットを参考にしつつ、住む階を選ぶ判断材料にしてください。
2. 出入りに手間がかからない
3. 騒音トラブルが起きにくい
4. 近くの景観を楽しむことができる
5. 地震発生時の被害が少ない
1. 高層階と比較して物件価格が安い
マンション2階を選ぶと、高層階と比較して物件価格が安いです。
上層階は日当たりが良い場合や防犯面のリスクが低い場合など好条件が揃っているためです。
実際に価格情報サイト「住まいサーフィン」が新築マンションの階数別価格差を調査した結果、2階と3階では100万円以上の価格差があることが明らかになっています。
また、物件価格が安いため固定資産税も安く済みます。
2017年に、マンションの階層が高くなるごとに固定資産税が高くなる税制に改正されたからです。
固定資産税は、マンションを購入すると必ず毎年支払わなければなりません。
マンションの2階に住むと、高層階と比較して経済的なゆとりをもって生活ができるでしょう。
少しでも安い物件に住みたい方は、マンションの2階を選択肢に入れてみることをおすすめします。
2. 出入りに手間がかからない
マンション2階は、出入りに手間がかかりません。
例えば、駅から徒歩3分のマンションを購入したとしても、10階に住んでいたら部屋からエントランスへ出てエレベーターに乗る必要があるため、出入りに時間がかかります。
しかし、2階に住んでいるとすぐに外出が可能です。
もし、自宅に忘れ物をした場合であったとしても2階に住んでいたらすぐに取りに帰れます。
出入りに手間をかけたくない方は、マンション2階の購入を検討しましょう。
3. 騒音トラブルが起きにくい
マンションの2階は、騒音トラブルが発生しにくいです。
多くのマンションでは1階がエントランスや駐車場、廊下などになっているため、人が住んでいません。
そのため、下の住民から苦情が入る可能性が低いです。
特に小さな子どもがいる世帯の方は引越しの際に騒音トラブルが気になっている場合が多いのではないでしょうか。
マンションは共同住宅なため、騒音を一切気にしなくていいわけではありません。
しかし、マンションの2階はほかの階と比較して生活音に神経質にならずに暮らせます。
4. 近くの景観を楽しむことができる
マンションの2階に住むと、近くの景観を楽しめる場合があります。
例えば、マンションの周りに植栽が植えられていれば部屋から眺めを楽しむことが可能です。
植栽とは、共用エントランス周辺や庭に植える草木のことです。
植栽は部屋の温度調節の役割を果たしつつ、美しい景観を用意してくれます。
自宅近くの経験も楽しみたい方は、物件を購入する際の周辺環境を確認しましょう。
5. 地震発生時の被害が少ない
マンションの2階は、地震発生時の被害が少なく済みます。
日本建築学会は、地震が発生した場合は上層階ほど揺れが激しくなり、低層階ほど揺れが少なくなることを明らかにしているためです。
また、マンションの2階は高層階と比較して地上に近いため、地震発生時に逃げやすいです。
災害発生時の被害を少なくしたい方は、マンションの2階へ住むことを検討してください。
≫≫ マンションは何階がいいのか?各階別のメリット・デメリットを解説
後悔しないように知るべきマンション2階を選ぶ4つのデメリット
マンション2階にはメリットだけでなく、デメリットもあります。マンション2階には、4つのデメリットがあります。
マンション2階に住むデメリットを把握しておけば、住む階を選択するための判断材料になります。それぞれのデメリットを参考にしたうえで、自分が住む物件選びをしましょう。
2. 外からの騒音に悩まされる可能性がある
3. 害虫が侵入する可能性がある
4. 日当たりの問題や自然災害のリスクがある
5. 湿気が多く冷え込みがひどい
1. 防犯面のリスクがある
マンションの2階のデメリットとして、防犯面のリスクがあることがあげられます。
例えば、空き巣がベランダより入る場合は、10階より2階の方が入りやすいでしょう。
ほかにも物件の立地が道路に面していると外から住民の出入りが見えるため、外出時間を知られてしまい、犯罪の被害に遭いやすくなるリスクがあります。
もし、マンションの2階に住む場合は、2つのポイントを確認して物件選びをしてください。
2つのポイント |
---|
・オートロック外の侵入経路の有無 ・防犯カメラの位置 |
またマンションの2階の防犯リスクを軽減するためには、ミラーカーテンの設置をおすすめします。
ミラーカーテンを設置すれば外から部屋の様子が見られにくくなるため、防犯面のリスクの軽減が可能です。
2. 外からの騒音に悩まされる可能性がある
マンションの2階に住むと、周辺住民によっては外からの騒音に悩まされる可能性があります。
2階は低層階に含まれており、通行人の話し声や電車の音が騒音として聞こえてしまう場合が多いです。
外からの騒音に悩まされた結果、睡眠不足になる恐れがあります。
物件選びをする際に周辺の様子を確認し、外からの騒音に悩まされる可能性がないかを考える必要があります。
3. 害虫が侵入する可能性がある
マンションの2階は低層階なので、害虫が侵入する可能性が高いです。
特に夏に窓を開けていると、蚊や蝉が飛んでくる場合があります。
1階が専用庭付き住戸の場合や飲食店・コンビニの場合などは害虫が侵入する可能性が高いです。
そのため、窓を適度に開けて閉めることを心がけてください。
もし、ゴキブリ対策をしたい場合はブラックキャップを用意しましょう。
なお、ゴキブリは低層階の方が侵入される可能性が高いですが、高層階であったとしても遭遇する可能性があります。
マンションのどの部屋に住むとしても、害虫対策は必要です。
4. 日当たりの問題や自然災害のリスクがある
マンションの2階には、日当たりの問題や自然災害のリスクがあります。
近隣住宅と距離が近かったり高層マンションに囲まれていたりすると、日光が入ってこないかもしれません。
日光が入ってこないと部屋の電気が暗くなる場合やベランダに洗濯物を干したとしても乾きにくくなる場合があります。
またマンションの立地にもよりますが、自然災害が発生した場合は2階は完全に安全とは言い切れません。
特に川や海が近い地域に住んでいると、浸水するリスクがあります。
物件選びをする際は、事前に日当たりの状況や自然災害のリスクの有無を考えましょう。
5. 湿気が多く冷え込みがひどい
マンションの2階は湿気が多く、冷え込みがひどい傾向にあります。
湿気が多いとカビが発生しやすいため、意識的に換気扇を回すことや除湿機の使用をおすすめします。
また一階が駐車場だと湿気の心配はありませんが、底冷えする可能性が高いです。
底冷えを解消するためには、床暖房の導入が必要です。
湿気や冷え込みへの対策をしたうえで、マンションの2階に住むべきか検討してください。
≫≫ マンションの1階に住むのはあり?メリットデメリットともに徹底解説
≫≫ 購入前に知っておきたい失敗しないマンションの選び方を解説
マンション2階はこんな人におすすめ
マンションの2階は、以下の人におすすめです。
■|出入りの時の移動を楽にしたい
■|お子さんがいる
マンションの2階は、高層階と比較して購入価格が安い場合が多いです。
そのため、購入価格を安く抑えたい方におすすめします。
また、マンションの2階は共用玄関までの距離が短いので、異動に時間や体力を使わずに済みます。
小さなお子さんがいると、騒音に気を使わないといけない場面が多いです。
しかし、1階に住民が住んでいないマンションの2階に住むと、下の階へ気遣う必要がなくなります。
上記の3つに当てはまる人は特に、マンションの2階へ住むことを検討してください。
マンション2階購入時にチェックすべき5つのポイント
どのようなポイントに気を付けて物件を購入すればよいのでしょうか。
マンション2階購入時には、5つのポイントをチェックしてください。
5つのポイントを確認すれば、自分に合ったマンション選びがしやすくなります。それぞれのポイントを参考にしつつ、自分に合ったマンションを選んでください。
◉ 日当たり
◉ 周辺環境
◉ 災害リスク
◉ リノベーション可能物件
防犯性能
マンションの2階を購入する場合は、防犯性能を確認しましょう。
マンションの2階は高層階と比較して防犯面のリスクがあるため、事前にどれくらいセキュリティがしっかりしているかを確認してください。
マンションの防犯性能を確認する場合は、5つの対策がされているかを見ましょう。
■|防犯カメラが搭載されている
■|周辺に防犯砂利が設置されている
■|ワンドア&つーロックシステムを採用している
■|不審者が侵入したらセンサーが検知される
上記の対策がされていれば、安心して住みやすいです。
実際に内見や担当者へ話を聞き、どれくらいの防犯性能が整えられているかを確認してください。
日当たり
マンションの2階を購入する際は、日当たりの確認をすることも大切です。
多くのマンションの2階は日当たりが悪いと言われていますが、物件によっては日当たりが良い場合もあるためです。
日当たりが良い条件は、以下のとおりです。
■|周囲に建物がない
角部屋は方向が異なる窓を2箇所設置している場合が多く、太陽の光を取り入れやすい傾向にあります。
周囲に建物がないと日当たりを遮るものがないため、日光を取り入れやすいです。
また、マンションの日当たりは物件が向いている方角によって異なっています。
例えば、東向きは朝、南向きは日中、西向きは午後の日当たりが良いです。
日当たりが良い物件に住めば洗濯物が乾きやすくなったり、日中に電気を付けたりしなくて済むため、光熱費の節約につながります。
なお、時間帯を変えて内見することで時間ごとの日当たりの良さを確認できます。
少しでもコストを削減するためにも、マンションの2階に住む場合は日当たりを重視してください。
周辺環境
2階は外の騒音の影響を受けやすいため、内見や現地に行って確認することが大切です。
例えば、外で走っている車の音や同じマンションに住んでいる人の足音、階下のお店の声などを確認する必要があります。
また、周辺環境がトラブルが起きにくい環境なのかを確認しなければなりません。
廊下もしくはベランダに足場になるものがあると、空き巣に入られやすくなります。
車通りが多い道路に面していたら、消防車や救急車などの音に悩まされてしまうかもしれません。
安心して日常生活を送るためには、物件の周辺環境の確認が必要です。
人通りが激しい立地に建っているマンションであれば人目があるので犯罪しにくく、犯罪被害の心配を過度にしなくて済みます。
周囲が静かな環境のマンションに住むと、騒音に悩まされにくくなるでしょう。
事前に周辺環境を確認したうえで、物件選びをしてください。
災害リスク
マンションの2階は水害に遭うリスクが高いため、ハザードマップを事前に確認したうえで物件を購入することが大切です。
ハザードマップとは、自然災害による被害を事前に予測して地図上に示したものです。
ハザードマップを事前に確認すれば、浸水のリスクがどれくらいあるのかが把握できます。
特にマンション周辺に海や川がある場合は水害リスクに遭いやすいので、必ずハザードマップを確認してください。
また1階が柱で構成されていて駐車場があるマンションを選べば水が流れやすくなり、浸水のリスクが低くなります。
災害リスクを考慮したうえで、自分に合った物件選びをしてください。
リノベーション可能物件
もし、マンションを購入後にリノベーションすることを念頭に置いているのであれば、リノベーションに適した物件なのかを確認したうえで物件選びすることが大切です。
物件によって管理規約が決められており、リノベーションによる制限や条件が記載されている場合があります。
物件によっては施工できない部分や使用できない建材などがあるため、リノベーションの計画を立てるより前に管理規約を確認する必要があります。
もし、管理規約上はリノベーションできたとしても、構造面から壁の撤去や設備の移動などができないかもしれません。
そのため、不動産会社を通じてどの物件がリノベーションできるのかを確認しましょう。
ただ、自分がしたいリノベーションの内容によって物件の選び方が異なってきます。
LDKを広くしたい場合は、間仕切り壁の撤去ができるラーメン構造、対面型キッチンにした場合は配管を踏まえた設備の移動ができるかを確認してください。
なお中古マンションを購入してリノベーションすれば、リーズナブルな価格で自分好みの物件の購入が可能です。
中古マンションから設備や壁を取り除くと、ライフスタイルに合わせた間取り設計ができます。
例えば、独身なのに3LDKで部屋数が多いと感じていた場合は、1LDKもしくは2LDKへのリノベーションが可能です。
自分好みの物件に後から変更したい場合は、リノベーション可能物件の購入を検討してください。
リノベに適した物件探しならリノデュース
リノベーションに適した物件を探しているのであれば、リノデュースをおすすめします。
リノデュースは、物件購入からリノベーションまでワンストップで完結に対応している業者です。
物件購入とリノベーションを同じ会社に依頼することで、自分がしたいリノベーションに適した物件を購入できます。
ほかの会社に依頼すれば100万円以上の仲介手数料がかかりますが、リノデュースでは仲介手数料が1円もかかりません。
ワンストップで対応していてほかの業者が間に入るわけではないため、仲介手数料がかかりません。
またリノデュースはモノづくりから始まった会社なので、リノベーションの素材と品質には自信があります。
なお、リノデュースは10年間のアフターサポートが付いています。
初めて物件購入やリノベーションする方は、特に不具合があったらどうしようと不安を感じているのではないでしょうか。
リノデュースは、10年間のアフターサポートが付いているため、安心して利用できます。
リーズナブルな価格で安心のリノベーションを実現したい方は、リノデュースへの依頼をおすすめします。
最強物件であるマンション2階のまとめ
マンションの2階は、コスパ最強の物件です。
マンションの2階には、高層階と比較して物件価格が安い点や騒音トラブルが起きにくい点、地震発生時の被害が少ない点などのメリットがあります。
その一方で、マンションの2階には防犯面のリスクや害虫が侵入する可能性の有無、湿気が多いことによるカビの発生などのデメリットがあることも事実です。
ただ、マンションの2階のデメリットはリノベーションをすることによって解決できます。
物件購入からリノベーションの依頼を悩んでいる方は、リノデュースがおすすめです。
リノデュースとは、仲介手数料が無料のワンストップサービスを提供しています。
リノベーションに適した物件探しも可能です。
物件選びに悩んでいる方はリノデュースへ依頼し、コスパの良いマンションを購入してください。