マンションは何階がいいのか?各階別のメリット・デメリットを解説

マンションは何階がいいのか?各階別のメリット・デメリットを解説

マンション住まいを検討する時、立地などの周辺状況や設備と合わせて、「何階がいい」のかについても検討される方は多いでしょう。

地上から離れると地震があった場合の揺れも大きくなるなど、これまで色々な情報を耳にしているかもしれません。

本記事では、マンションは何階がいいのかについて低層階から中層階、そして高層階に分けてそれぞれのメリットとデメリットを解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

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【マンションは何階がいい?】1階のメリット/デメリット

【マンションは何階がいい?】1階のメリット/デメリット

それでは、まずはマンション1階物件について確認していきましょう。

一般的には避けられる傾向にあるかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか。

– マンション1階のメリット
– マンション1階のデメリット

マンション1階のメリット

1階の魅力は、やはり物件価格がその他の階層よりも低く設定されていることでしょう。

不動産は高額な買い物であるため、数%の価格の差でも100万円単位の金額の違いになることも珍しくありません。

浮いた金額を家具などの内装に当てることで、日常生活の質を向上させられるかもしれません。

また、ちょっとした買い物やゴミ出しといった外出の導線が、戸建て住宅と変わらない感覚で行える点も魅力です。

忙しい朝の時間などはエレベーターの待ち時間も長くなりがちで、その時間も意外と馬鹿にできません。

また緊急時の避難も素早く行えるため、万が一に対する備えも十分だといえるでしょう。

マンション1階のデメリット

1階は多くの方が思い浮かべるように、やはり外からの視線や防犯面でのリスクが大きくなるでしょう。

基本的にはプライバシー保護や安全面の観点から、窓から家の中が見えないように塀が設置されています。

しかし塀一枚を隔てた向こうが一般道と考えると、その他の階と比較した時に不安が大きくなることは仕方ないでしょう。

また塀を高くすればするほど、日当たりが悪くなってしまいますので、生活の質に大きく影響します。

プライバシーや防犯面と日当たりなどのQOLを良く比較した上で、物件選びの際は検討する必要があるでしょう。

また、大雨や河川の氾濫などが発生した際、住宅が浸水してしまうリスクも含んでいます。

自治体のハザードマップを確認した上で、必要に応じた対策を講じる必要があるでしょう。

≫≫ マンションの1階に住むのはあり?メリットデメリットともに徹底解説

【マンションは何階がいい?】低・中階層のメリット・デメリット

【マンションは何階がいい?】低・中階層のメリット・デメリット

次はマンションの低、中階層について確認していきます。

高すぎず、低すぎずで人気の出そうな階層ですが実際はどうなのでしょうか。

– マンション低・中階層のメリット
– マンション低・中階層のデメリット

マンション低・中階層のメリット

マンションの中間に位置する低、中階層では、年間を通してその他の階層よりも気温の変化が穏やかな特徴を持っています。

冬場は上下に物件があることで熱が逃げにくいため暖かく、夏場は高層階よりも日光が穏やかなため気温が上がりにくくなるのです。

さらに周囲を遮る物件などが少なくなるため、風通しや日当たりは比較的良好となります。

暖房設備を必要以上に使うことが減りますので、光熱費の削減も期待できるかもしれません。

外出時の導線も、3〜4階程度であれば階段を使用することも十分に考えられます。

さらに低、中階層とはいえ地上からはある程度の高さがありますので、防犯面のリスクも抑えられます。

【豆知識】風水の観点では2階~5階が良い

長く過ごすことになる住まいですので、風水を気にされる方も多いでしょう。

風水的にはマンションの階層として好ましいとされるのは、2〜5階とされています。

1階は日当たりの面、高層階は地上から離れることでの運気低下が懸念されているのです。

あくまで1つの指標ですが、気になる場合は参考にしてみてください。

≫≫ 日当たりが良いとされる南向きマンションのメリット・デメリットを解説

≫≫ 実は穴場⁈後悔しない北向き中古マンション/メリット・デメリットも解説

マンション低・中階層のデメリット

低、中階層では、階下の住民に対して騒音を気にしなければいけません。

子育て中の世帯などの場合、子供が走り回ったりしたときの足音が下の住民の迷惑になるかもしれません。

また、自身も上の住民が発する生活音に悩まされる可能性もあります。

騒音に関するトラブルが起きる可能性が高くなりますので、対策を講じる必要があるかもしれません。

また、2階程度であれば防犯面のリスクは1階物件と大きな差はないかもしれません。

むしろ、塀がないことで室内が向かいの住宅などから見えてしまう可能性も考えられるでしょう。

【マンションは何階がいい?】高層階のメリット・デメリット

【マンションは何階がいい?】高層階のメリット・デメリット

それでは、最後に高層階について確認します。

一般的に高層階とは10階以上に位置する物件を指しますので、こちらでもそれ以上の物件を想定していきます。

– マンション高層階のメリット
– マンション高層階のデメリット

マンション高層階のメリット

高層階では、やはり眺望の素晴らしさが大きな利点となるでしょう。

街全体を見渡すことが出来る上、圧倒的な開放感があります。

また、高層階になればなるほど日当たりと風通しが良くなっていきます。

そのため、日当たりが良くないとされる北向き物件などでも気にならない可能性が高くなるのです。

そして、周囲を遮る建物が少ないため外部からの視線を気にする必要がありません。

加えて、地上の騒音が届きにくい環境ですので、住宅環境としては比較的静かになります。

ゆったりと開放感のある空間で過ごせる上に、風通しと日当たりが良い環境は高層階ならではのメリットとなります。

マンション高層階のデメリット

高層階は、日当たりの良さから室温が上昇しやすくなります。

また、風通しの良さも言い換えれば、強風時には窓を開けて入れられない程の状況になるかもしれません。

また、外出時のエレベーター待ちの時間が長くなる傾向にあるため、ちょっとした外出が気軽にできなくなります。

このように、その他階層と比較してメリットとデメリットを含んでいますが、一般的には高層階物件の価格は上昇する傾向にあります。

この価格の高さも高層階のデメリットとして忘れてはならない点でしょう。

【地震対策】階数よりも耐震基準が重要

高層階になるほど「長周期地震動」と呼ばれる、大きく長い揺れが続く特徴があります。

そのためちょっとした地震でも体感震度は非常に大きく感じられ、不安になるかもしれません。

しかし、基本的には新耐震基準で建てられているマンションであれば、震度6〜7程度であれば倒壊リスクは低くなります。

そして、この基準で建てられているマンションは、1981年6月1日以降に建築確認を受けたものを指します。

そのため、基本的には築40年未満の物件を探すことをおすすめします。

≫≫中古マンション選びで気になる耐震基準!過去の被害状況から選び方を解説

≫≫ 中古マンションの探し方のコツを10個紹介!効率的に理想の物件に出会う方法とは

マンションは何階がいいのか?に関するまとめ

マンションは何階がいいのか?に関するまとめ

マンションは何階がいいのかというテーマについて、1階から低、中階層、そして高層階とそれぞれのメリットとデメリットについて解説してきました。

実際はどの階にもメリットとデメリットが、表裏一体で存在していることがおわかりいただけたはずです。

マンション購入を検討される場合は、ご自身が想定する生活スタイルや環境を前提に階層を選ぶことをおすすめします。

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