近年、独身女性でマンションを購入している人数が増加の一途をたどっています。
分譲マンションはファミリー向けばかりでなく、単身向けも一定数存在するため、独身者にも手が出しやすい物件が多くあります。
マンション購入に踏み切った背景には、「家賃の支払いがもったいなく感じた」「資産を持ちたいと思った」「老後の安心のため」などの理由で、賃貸住宅のために月々支払っている用を資産に充てたいという人が多く見られます。
また、低金利時代が長く続いているため、現在は金利が低く買い時だと感じている人も。
この記事では、独身女性がマンション購入する場合の、注意点や間取りの実例を紹介しています。
これからマンション購入を検討している人は、ぜひ最後まで見てみてください。

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独身女性が購入するのにオススメなマンションとは?
独身女性には、「コンパクトマンション」がオススメです。
コンパクトマンションとは、ワンルームより少し面積の大きなマンションの事。
主な間取りは1LDKや2LDKで、リビング+1部屋を確保しておけば用途に分けて部屋が使用できます。
ワンルームは、玄関を開けるとキッチンやベッドなど、部屋の中が丸見えになりプライバシーがありません。
急な来客や出前など頼んだ際には、家の全体が見渡せてしまいます。
また、部屋の面積に対して水回り設備は面積の大きな部屋と同じ数が必要なので物件の価格が割高です。
その点、1LDK以上の間取りは分譲・賃貸どちらも需要が高く、ライフプランが変わった場合に賃貸や売却しやすい点が特徴です。
独身女性はライフプランが変わる可能性が高いため、未来予想が変わっても活用しやすいマンションの選び方を紹介します。
中古マンション購入+リノベーションで費用を抑える
2022年6月時点の首都圏の新築分譲マンションの平均価格は6,447万円(参照:株式会社不動産経済研究所)
中古マンションの平均価格は4,705万円(参照:株式会社東京カンテイ)と、約1,750万円もの差が生まれています。
新築分譲マンションは、建物や設備が新しい点が特徴ですが、広告費やモデルルームの設営費が上乗せされているため、売り出し価格が高額です。
中古マンションは、物件自体の価格が安く、新築物件より戸数が多く出回っているので、選択肢が豊富で、ある程度築年数が経過すると資産価値が安定してきます。
「1,000万円でできるフルリノベーションプラン」を設定している会社も多く、新築と大差ない室内に仕上げても安価に抑えられます。
中古マンションをリノベーションすれば、同じ物件が存在しないため、完全に自分だけの特別な1室を作り上げる事が可能です。
一般的に中古物件は、購入時に物件を紹介してくれた不動産業者に購入価格の3%+6万円(税)の仲介手数料を支払う必要があります。
しかし、物件の購入+リノベーションを同時に行う事で仲介手数料を無料にするサービスを提供しているリノベーション会社が存在します。
4,000万円の物件を購入した場合、138.6万円もの費用がかかる仲介手数料。
無料になれば、家具・家電購入費用や旅費、頭金に充てられます。
物件の購入を検討している人は、仲介手数料を無料にしている会社に問い合わせる事をオススメします。
≫≫【東京都】中古マンション購入時の仲介手数料無料会社おすすめ3選
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資産価値の高いマンションの購入
資産価値の高いマンションは、同棲や結婚など将来のビジョンが変わった際にも柔軟に対応ができます。
資産価値の高さは人気に比例するため、需要が高いと売りやすく貸しやすい物件といえます。
具体的には、立地・高層階・物件の方角・管理体制やセキュリティ面をしっかりと確認しましょう。
1LDKや2LDKの物件の場合、立地は一人暮らしから二人暮らしに人気な交通の便がよいエリアなどを選択する事が大切です。
マンションは眺望や日当たりの関係から高層階になればなるほど価値が高くなります。
例え庭付きの1階が好みでも、資産価値を考えると一般的に人気のある条件の選択が必須です。
最も人気のある方角は日当たりのよい南向きですが、二面採光も人気です。
また、管理体制がしっかりしていて、エントランスや共用部分の清掃が定期的に行われていれば売却時や賃貸の内見時に好印象です。
>>リノベーションした中古マンションの資産価値を分かりやすく解説
>>東京で中古マンション購入におすすめなエリアはどこ?目的別に解説
独身女性が一人暮らしで住みやすい間取り
独身女性には、ライフスタイルの変化に対応ができたり、用途別に使用する部屋を分けられる1LDKや2LDKがオススメの間取りです。
ワンルームだと来客があれば、寝室を含めた部屋全体が見えてしまいますが、リビングと洋室が分かれていれば心配ありません。
バスルームや寝室、キッチン、書斎など、過ごす時間を大切にした箇所にはこだわった間取りを選択しましょう。
日差しを取り込む事ができるワイドスパン型の間取り
日当たりが抜群によいワイドスパン型。
マンションは長方形の間取りが圧倒的に多いですが、ワイドスパン型とはバルコニー側の間口が広い間取りです。
リビングと隣接して寝室がある間取りなら、寝室にも掃き出し窓がある事で部屋の圧迫感がなくなります。
バルコニーの間口が広いと部屋全体の開放感も増し、ガーデニングやカフェスペースとして利用可能です。
間取りのバリエーションが豊富な点が特徴で、廊下を短くする事で目いっぱい収納や居住スペースに使用できます。
リビングを中心とした間取りが多いため、どの部屋からもリビングにアクセスできる動線が作れます。
実際に施工をしたワイドスパン型の間取りを紹介します。
1LDKのワイドスパン型の間取り
延床面積 | 61.17m²(施工面積:61.17m²) |
リノベ費用 | 1220万円(税込) |
施工事例 | https://www.renoduce.com/gallery2/room077/ |
ワンルームを1LDKにリノベーションしている事例です。
室内に入って1枚の扉を開けるとLDKや寝室が丸見えになるワンルームの間取りでしたが、リビングの隣には寝室を作っています。
仕切りを3枚の引き戸にしている事で、扉をすべて開放すればLDKと一体感が生まれ1つの大空間に変身。
寝室と隣接をして作っているワークスペースは扉を設けず、あえてオープンな空間にしています。
扉がなくても天井の梁によって、自然に空間の区分けが実現できています。
また、ワイドスパン型の間取りを生かし、ベランダに繋がった寝室にはアイアンハンガーを設置することで室内干しが可能に。
寝室に干していれば急な来客でも焦る必要がありません。
2LDKのワイドスパン型の間取り
延床面積 | 55.08m²(施工面積:55.08m²) |
リノベ費用 | 880万円(税込) |
施工事例 | https://www.renoduce.com/gallery2/room053/ |
一つずつの部屋が小さい3DKを2LDKの間取りへ。
全体で約55平米と1LDK程度の広さの面積のため、費用は880万円(税込)でフルリノベーションしている実例です。
リビングに隣接している和室は、フローリングに囲まれるように畳を敷き込んでいることでフローリングと同じ高さにしてバリアフリーを実現しています。
キッチンは壁付けにすることで、リビングダイニングをより広く活用でき、デッドスペースになりやすい天井下部分には吊戸棚を設置し、無駄なく収納を確保。
全体的に和テイストな室内にするため、リビングの掃き出し窓には障子を設置しています。
既存の窓の内側に障子を設置することで、見た目だけでなく断熱性や気密性を向上させているデザインです。
収納スペースを確保できる間取りを選ぶ
コンパクトマンションを選択するなら収納スペースの確保は必須条件です。
コンパクトマンションは、無駄なスペースを可能な限りなくすことで居住空間を広くとっているため、収納力が大切です。
ウォークインクローゼットの確認だけでなく、リビングから洋室へ繋がるウォークスルークローゼットは起床後や就寝前に便利な動線が実現できます。
洋室やリビング以外に、洗面所やトイレの収納も大切です。
洗面所は、タオルやパジャマ、洗剤や柔軟剤、シャンプーやトリートメントの詰め替えなどすべて収納ができるか確認しておきましょう。
本来の間取りにリネン庫があれば、新たに収納を作る必要がありません。
収納スペースがあれば、部屋を広く活用することができます。
独身女性がマンション購入で気をつけるポイント
独身女性はマンションを購入するすべての決定権が自分にあります。
住宅ローンの返済や生活をする上で後悔のないように、じっくり悩んで検討をしましょう。
購入する際に気を付けるポイントを3つに絞って紹介します。
– 周辺環境は徹底的にチェックすること
– 無計画に購入せずライフプランをしっかり考えること
資金計画では絶対に無理をしないこと
資金計画はマンションを購入する際に最も気を付けて計画をすべき項目です。
あらかじめ物件購入やリノベーションにかける全体の予算を決定しておくことで、予算オーバーを避けられます。
物件は上を見てしまうとキリがありません。
物件を比較しすぎないことも大切です。
月々の返済額は、現在支払いをしている家賃や更新料を合わせた額に抑えておけば安心です。
ボーナスは毎年継続をして支給されるか確定ではないので、ボーナス返済より繰り上げ返済を選択することで、安定した支払いが行えます。
10年間は住宅ローン控除があるため、しっかり活用をしたあとに繰り上げ返済が可能なら検討しましょう。
>>【住宅ローン繰り上げ返済】タイミングやメリット・手数料を解説
>>初心者でも分かる住宅ローンの正しい選び方は?3種類の金利や審査について解説
周辺環境は徹底的にチェックすること
マンションで最も多いトラブルは近隣トラブルです。
近隣トラブルは、当事者間での話し合いは大きな問題に広がる可能性があるため推奨できません。
万が一問題が発生した際のことを考えて、管理会社が人任せにしていないか、管理体制をチェックしておきたいものです。
ゴミ捨て場や、エントランスなど共用部が綺麗な状態を保たれていれば、きちんと管理してくれていることが分かります。
また、マンション内だけではなく、周辺環境は不動産会社に協力をしてもらいながら徹底的に確認することが大切です。
公園に近すぎる物件は、日中は子どもの遊び声が響きます。
夜勤を含む勤務形態の業種の独身女性は、睡眠不足になる危険性が高いので気を付けましょう。
>>閑静な落ち着きのある物件に住みたい!静かな物件の探し方とは
無計画に購入せずライフプランをしっかり考えること
賃貸住宅に支払う家賃がもったいないからと、勢いのまま購入することはオススメできません。
一般的に住宅ローンの返済期間は35年間に設定する人が多いので、長い目で見て自分にぴったりのマンションの購入を検討しましょう。
安いという理由だけでワンルームマンションを選択せず、今後のライフプランを見据えて売却や賃貸、家族が増えた場合の間取りも考えることが大切です。

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まとめ
独身女性がマンションを購入する際におすすめの間取りや注意点を紹介しました。
独身女性は、ライフプランが変わったときを考えて1LDK以上の間取りがオススメです。
新築の分譲マンションに手が届かない人や、資産価値の高い物件を求めている人は、中古マンション購入+リノベーションを検討してみましょう。
無駄な出費を抑えるために、物件を購入するならまずは仲介手数料を無料と謳っている会社に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
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