リノベーションの英語の意味とは?リフォームとの違いは?

リノベーションの英語の意味とは?リフォームとの違いは?

リノベーションとリフォームの詳しい意味はご存知でしょうか?

それぞれざっくりと「住宅に関する修繕工事をすること」という意味は多く知られているはずです。

しかし、リノベーションという単語は、英語と日本語では意味が少し違います。

リフォームとの違いも併せて、意味を理解しましょう。

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英語のリノベーションの意味は?

英語のリノベーションの意味は?

英語でリノベーションとは「Renovation」と表記します。

日本語の発音はリノベーションですが、英語ではレノベーションと言われたりもします。

辞書で引くと、「改築、修復、修理、革新、刷新」とでてきます。

このことから、英語での意味は「修復をして元の状態に戻す」という言葉だと分かります。

一般的に建物に関して使われる際は、「古いものを新しくする」「修理する」といった意味が多いです。

英語の「Renovation」は建物の修理に関して幅広い意味をもちます。

そのため、英語で建物の修理に関しては「Renovation」という単語しか使用しません。

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実際に日本でのリノベーションとは?

実際に日本でのリノベーションとは?

日本でのリノベーションの意味は、主に建物の大規模修繕という意味です。

例えば、親世代から相続をした住宅の間取りを住環境や流行に応じて変更するような工事は大規模修繕工事になるのでリノベーションにあたります。

古くなってきたトイレを新品と交換するという小さな工事内容ではないのが特徴です。

日本では、土地の価格(地価)が2013年から2020年まで上昇しています。

(出典:国土交通省『変動率及び平均価格の時系列推移表』

このことから、新築住宅ではなく中古住宅をお得に購入しリノベーションを選ぶ方が増えています。

– 英語のRenovationとの違い
– いつから使われているの?

英語のRenovationとの違い

英語は建物の修理全般に使う広い意味を持ちますが、日本では「用途や機能を変更し質や価値を高める」といった意味でリノベーションという言葉を使用しています。

建物の資産価値を高めることが目的なので、古くなった部分を元の状態に戻すだけではリノベーションとは言いません。

自分の好みに合わせた設計ができるほか、水回りの位置を大きく変えることも可能です。

現代の生活スタイルに合わせた住みよい環境を作り、新築当時の状態よりも建物の性能を向上させることが日本でのリノベーションです。

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いつから使われているの?

2009年に一般社団法人リノベーション住宅推進協議会(2018年に一般社団法人リノベーション協議会へ名称変更)が設立され、一般社会にリノベーションという言葉が浸透していきました。

新築住宅を世代ごとに建築するより、よりよいものを長く使うことで生涯収支のコストを抑える目的があります。

一般的に中古住宅を購入し、リノベーションにかかる費用は新築住宅を建築する費用に比べ20〜30%安いと言われています。

親世代から受け継いだ住宅、もしくは中古住宅を購入してリノベーションをするとどちらも新築住宅よりは生涯でかかるコストを抑えられます。

国としてもリフォーム市場を活性化するために補助金や減税の取組を実施しています。

(出典:国土交通省『既存住宅・リフォーム市場の活性化に向けた取組み』)

≫≫【2024年版】リノベーションに関する補助金制度を徹底解説!

リノベーションとリフォームの違いについて

リノベーションとリフォームの違いについて

日本では、建物の修理や修繕工事の際に使用する単語として「リノベーション」と「リフォーム」の2つの単語が存在します。

これらの単語の違いはご存知でしょうか?

非常に混同されやすい言葉であり、大きな違いを理解していない方もいるでしょう。

実は、この2つの言葉の違う点は工事をする規模です。

中古住宅の工事を考えたときに、リノベーション会社とリフォーム会社のどちらに頼めばよいか分からない方は下記を参考に検討してみてください。

– リフォームとは?
– リノベーションとの違いについて

リフォームとは?

日本で使用している「リフォーム」は和製英語です。カタカナなので英語だと思っている方も少なくないでしょう。

英語での表記は「Reform」

意味は「服の修理」や「改心、改革」です。

このことから、英語で「Reform」と伝えても建物の修理とは伝わりません。

日本での意味は「老朽化した建物を建築当初の状態に戻すこと」です。

築年数ごとに小さなリフォームが必要になってきますが、一般的に築10〜15年の間で水回りのリフォームの時期と言われています。

不具合が出始めた設備を取り替える、といった小さな工事はリフォームにあたります。

≫≫ リフォームの目的別費用相場から実施前に知っておきたいポイントを解説

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リノベーションとの違いについて

リノベーションという言葉は資産価値を高める大規模な修繕工事に対して使用し、リフォームは建物の古くなった部分を当初の状態に戻す小規模な工事に対して使用します。

建物全体を大きく変更するのか、気になる部分のみを工事するかの違いです。

例えば省エネのために断熱性を高めることは高額な工事になりますが資産価値が高まるため、のちのち売却する際もポイントになります。

住民が高齢化してバリアフリー住宅にする為に、手すりの設置や扉を引き戸への交換などは比較的小規模な工事になるのでリフォームとして分類されます。

≫≫ リノベーションとリフォームの違いとは?メリット・デメリットから費用相場まで解説

まとめ

まとめ

リノベーションもリフォームもカタカナなので英語の意味を連想しますが、日本語で使用している言葉は日本独自の意味があることが分かりました。

欧米諸国では、流通している住宅のうち7〜9割が中古住宅です。

日本は新築住宅の方が価値が高い考え方なので、新築住宅の着工数がまだまだ多いのが現状です。

しかし、リノベーションやリフォームという言葉が浸透してきた結果、中古住宅の価格は2019年時点で過去最高に上昇しています。(出典:国土交通省『住宅市場動向調査』

それでも、新築住宅より約20%〜30%ほど安く買える為、今後もリノベーションを検討する方は増加していくでしょう。

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    その後、デザイン・設計や不動産の領域に事業を拡大し、ものづくりの会社である技術と不動産業の知識を活かし、ワンランク上のリノベーションを提供しています。今まで不動産業界では当たり前とされていた「両手仲介」や「囲い込み」などの仲介手数料による利益の最大化を狙う業界の習慣から、仲介手数料のかからない新しい不動産仲介の仕組みを作りたいとの思いが強くなりました。

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