本記事では、1LDKの中古マンションのリノベーション費用相場や、メリットデメリットについて詳しく解説していきます。
また、より低コストで満足できる快適な住環境を手に入れる方法についても解説します。
1LDKの中古マンションのリノベーションを検討中の方は、本記事で触れる間取りごとの事例や費用、変化などを参考に、ご自身のライフスタイルに適した住まいづくりに活かしてみてください。
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1LDKマンションの間取りについて
1LDKの間取りとは、リビング・ダイニング・キッチンと1部屋を合わせた住居のことです。
一般的に1平米あたりのリノベーション費用は15〜20万円とされています。
2LDKとの違いは部屋数にあり、部屋の数に伴って広さが通常よりも大きくなります。
1LDKはコンパクトで、生活空間を効率的に活用すれば快適に過ごせるのが特徴です。
また、リビング・ダイニング・キッチンが一体となっているため、コミュニケーションスペースとしても機能し、余った部屋はベッドルームとして活用することでプライベートな空間を確保できます。
≫≫マンションの人気の間取りは?3LDKから1LDKまで特徴や事例を解説
1LDKマンションのリノベーション費用相場
先述した通り、1LDKマンションのリノベーション費用相場は、一般的には1平米あたり15〜20万円です。
しかし、工事面積が広い場合や以下のような工事規模によって費用が変動します。
■|スケルトンリノベーション(間取りの大幅な変更や設備を全面的に工事)
キッチンやバスルーム、フローリングや照明などといった設備によっても費用が左右されます。
面積や設備に関しては事前にご自身の希望予算を基に見積もりを行うようにしましょう。
≫≫ リノベーション費用の相場はいくらなのか?実例とともに徹底解説
1LDKマンションのリノベーション事例
ここでは、1LDKのマンションを実際にリノベーションした事例を紹介していきます。それぞれの事例を1つずつ見ていきましょう。
◉ 55㎡ 広く見せることに注力したリノベーション
◉ 52.48㎡ 要望にそったデザインと「隠れ家」という雰囲気づくりにまでこだわった
◉ 65.03㎡ 落ち着きのある色合いを意識したデザイン
◉ 86.12㎡ ツーバイフォーを実現させた住宅
39.62㎡のリノベーション事例
最後に、収納は最低限、シンプルで快適さを重視した39.62㎡の事例です。
お客様の要望をふんだんに採用したリノベーションで、キッチンを中心に使いやすい空間を重視しています。
キッチンには大型のアイランドキッチンを採用し、シャワールームは思い切ってバスタブを撤去しました。
他にも、塗装壁や窓枠を省き、シンプルで機能的な空間を作り上げる事に注力しました。
部屋全体には明るい色調のアクセントを加え、自然光を活かした開放的な空間となっています。
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シンプルさにこだわったリノベーション 使うものを使わないものをバッサリと切り捨てる。 限られたスペ…
55㎡のリノベーション事例
まずは、55㎡の間取りの事例です。この事例では、可能な限り広く見せたいという要望にそったリノベーションを行っています。
■|洋室と和室はまとめてリビングに
■|将来的に間取りの変更が可能なデザイン
新婚夫婦が暮らす1LDK住宅ですが、築39年でリノベーション前は3DKという間取りでした。
ナチュラルという要望のもとデザイン設計し、リノベーションを行っています。
将来的にお子さんとの暮らしを視野に入れた住宅です。価格は640万でした。
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52.48㎡のリノベーション事例
次に、52.48㎡の事例です。この事例は男性のお客様で、1LDKマンションの間仕切りをなくし、一体感のある空間を作りたいといった要望にお答えしました。
キッチン周りはブリックタイルを活用し、バーカウンター風のデザインにすることで「隠れ家」のような雰囲気を演出できました。
また、天井にはシーリングファンを設置し、リゾートカフェのようなムードにもなっています。
部屋全体は色彩や素材の変化を楽しめるインダストリアルデザインの調和をチョイス、洗面所もクールで無機質な雰囲気に仕上げました。
間仕切りをなるべく無くすことで、1つの大きな部屋、一体感のある空間を作り上げたリノベーションです。 施主様は男…
65.03㎡のリノベーション事例
リノベーションにより、2LDKから1LDKへ変更した65.03㎡の事例です。
この事例では、キッチンを移動させることでオープンな空間を造り、玄関もシューズクローゼットを撤去しグレーの石調タイルで広々とした印象にしました。
アイランドキッチンを採用し、モノトーンの色調で統一しています。メインベッドルームもオープンな設計で、将来的に間取りを変更する際にも柔軟な対応が可能です。
全体的にホテルライクな雰囲気で、落ち着きのある空間を再現したリノベーションとなりました。
≫≫ 60平米マンションのリノベーション費用はいくら?事例も交えて解説
色のトーンで空間を彩る もともと2LDKだった1室をリノベーションで1LDKへ変更しました。キッチンの位置を変…
86.12㎡のリノベーション事例
次に、ツーバイフォーを実現させた86.12㎡の事例です。
ツーバイフォーとは厚さ2インチ、幅4インチの規格化された木材で住宅の骨組みを作り、一般的な「柱」で支える構造ではなく「面」で支える構造のことです。
耐震性には優れていますが、リノベーションが難しくなります。今回は工法のルールを守ることで実現しました。
撮影スタジオとして改装した事例で、白基調の清潔感あるLDKにペニンシュラタイプのキッチンを採用しました。
広々とした玄関や2Fの大空間化など、明るく開放的なデザインが特徴のリノベーションです。
空間に映える上質なインテリアデザイン 今回ご紹介するのは、通常の住宅を撮影スタジオとして実施したリノベーション…
1LDKマンションリノベーションの3つのメリット
1LDKのマンションのリノベーションを行うメリット3つを紹介します。それぞれ見ていきましょう。
◉ 収納スペースを確保しやすい
◉ 賃貸物件として需要がある
1. 解放感が増す
まず第一に「解放感のアップ」に繋がるといったメリットがあります。
これまで窮屈に感じていたスペースもリノベーションひとつで広々と快適に暮らすことが可能です。
「55㎡の事例」で紹介した間取りもこの類のリノベーションを採用しています。
本来2部屋あった賃貸の部屋数を減らして1LDK化することで、解放感のあるレイアウトの実現ができるでしょう。
≫≫【2024年最新】リノベーション会社が手掛けるおしゃれな事例13選を紹介
2. 収納スペースを確保しやすい
リノベーション前の居室を利用する形となるため、個人の好みに合わせて靴の収納や服の収納を拡張できます。
そのため、ウォークインクローゼットなどのスペースを作りやすいのもメリットのひとつです。
一般的な1LDKマンションでは、収納スペースがギリギリになることがほとんどです。
しかし、リノベーションの際に一部屋を上手く活用すれば、大型収納の実現も可能です。収納に不満を感じているならリノベーションを検討しても良いかもしれません。
3. 賃貸物件として需要がある
1LDKの場合、新婚夫婦や赤ちゃんがいる家庭に需要があります。
そのため、将来的に住まなくなった場合でも賃貸として運用しやすいメリットがあります。
リノベーションを行っていれば、元々の1LDKより部屋の解放感も増していますし、何より見栄えも良くなっていることで他の物件より人気が出やすいです。
また、書斎を考慮した部屋があるならフリーランスが多い地域などでの需要も高いでしょう。
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1LDKマンションリノベーションの2つのデメリット
1LDKのマンションのリノベーションの際のデメリット2つの解説です。紹介する内容をもとにリノベーションの際には考慮しましょう。
◉ 人数の変化に対応しづらい
1. プライバシー性が低い
リノベーションで開放感を意識しすぎると、プライバシーの問題が気になるかもしれません。
広々とした1LDKのリビングダイニングは、家族同士のプライバシーが問題となることがあります。
家族でも、同じ空間で「読書」「テレビ」「勉強」など違うことをしようとすると、気になることがあるでしょう。
プライバシーを確保するためには、寝室内に書斎スペースを設けるなど、集中できる場所を作ることも必要です。
間仕切りを設けるなど、簡単に視線を遮り自分だけのプライベートスペースを確保するといった方法もあります。
2. 人数の変化に対応しづらい
1LDKの住居は、夫婦や小さな子供3人家族にとっては快適ですが、それ以上の人数には対応しづらいというデメリットがあります。
もし、売却を視野に入れた対策をしようとしても仲介手数料がかかる場合がほとんどです。
リビングを間仕切りで個室化するスペースを事前に確保しておくといった対策がおすすめです。
家族構成の変化や将来的に家族が増える可能性がある場合に、柔軟に対応できる間取りの考慮は後に役立つでしょう。
1LDKマンションのリノベーションの費用を安くする3つのポイント
1LDKマンションのリノベーション費用を安くする方法について解説していきます。
以下の3つを意識しましょう。それぞれ解説していきます。
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◉ 仲介手数料がかからないようにする
◉ ワンストップサービスを行っている会社を選ぶ
追加費用を出さないようにする
リノベーション物件を選ぶ際に、間取りの変更がしやすい構造を選ぶことで、追加の費用をおさえるという方法が最も効果的です。
間取りの自由度が高いと、予算に柔軟に対応できるプランを立てやすいため、結果的に費用を抑えることができます。
初期の段階で追加費用の発生を防ぐためにも、リノベーション会社との打ち合わせでしっかりとした計画を練るようにしましょう。
≫≫ 中古マンションの初期費用はどのくらい?諸費用も含めて徹底解説
仲介手数料がかからない会社を選ぶ
リノベーション物件を購入する際に、仲介手数料がかからない業者を選ぶことをおすすめします。
無料であれば、その分をリノベーションに充てることができ、予算の有効活用が可能です。
また、同様の理由から物件の売却時にも同じことが言えます。仲介手数料無料の業者を選ぶことで、売却時のコストを抑えつつ、物件の価値を最大限に引き出すことができます。
もし、将来的に物件を手放したいと考えた場合でも対応できるといった意味でも視野に入れておきましょう。
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ワンストップサービスかつ仲介手数料が無料のリノデュース
リノデュースでは物件選びから施工まで行えるだけでなく、購入から売却まで全て仲介手数料が無料といった利点も存在します。
本来、不動産業者を仲介して契約を行う場合仲介手数料がかかることが多いです。
無料の業者を探す手間もなくなるため、全て一社で完結したいという方はリノデュースがおすすめです。
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1LDK中古マンションリノベーションのまとめ
本記事では、1LDKの中古マンションのリノベーションの相場や事例をもとに、実際にリノベーションを行う流れがイメージできるように解説しました。
ワンストップサービスを採用した企業を選ぶことで、プロと一緒に物件選びから施工までの計画を立てられます。
複数の業者との交渉の手間が省けるだけでなく、将来的に物件を手放す可能性がある場合でも仲介手数料が無料になるといった特徴もあります。
もし、リノベーションを検討しているのであれば「リノデュース」を検討してみましょう。