リフォーム失敗でやり直しは可能?相談先や対応策を紹介

リフォーム失敗でやり直しは可能?相談先や対応策を紹介
リフォーム工事に失敗した際にやり直しは可能?
リフォームに失敗した場合はどうしたらいいの?

上記のように悩んでいる方は、多いでしょう。

実際、住宅リフォーム推進協議会が2020年に行った住宅リフォームに関する消費者実態調査によると、対象者の66%が「リフォーム工事の仕上がり具合が不満」と回答しています。(引用:住宅リフォームに関する消費者実態調査

そこでこの記事では、リフォーム工事に失敗した際の相談先や対応策について詳しく解説していきます。

また、リフォーム工事を失敗させないための対策についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

中古物件購入+リノベーションをご検討の方へ
リノデュースなら物件の購入と
リノベーションをセットにした方がお得!
・今なら中古購入+リノベで仲介手数料0円・定額プランの導入により適正価格をご提供・20年以上の実績と最大10年の保証で安心

 

リフォーム失敗でもやり直しはできる

リフォーム失敗でもやり直しはできる

状況にもよりますが、リフォームをした後で期待した通りの結果にならなかった時は、工事をやり直してもらうことが可能です。

リフォームが完了した物件が、プランニングの際に作成した計画書の内容と明らかに異なる場合、業者側の責任になります。

業者側の責任だった場合、再び契約通りにリフォームを続行してもらうか、リフォーム前の状態に戻してもらうかの2つの方法が考えられます。

しかし、リフォームのやり直しは、時間の手間や負担がかかってくるので注意が必要です。

また、リフォームの失敗事例としては以下のようなものが、よく挙げられます。

リビング階段で部屋に圧迫感を感じる
間仕切りをしたらリビングに自然光が入らず部屋が暗い
床の素材の費用を抑えたら安っぽくなってしまった
要らないオプションを付けてしまった
打合せに参加せず業者に任せきりだった
キッチン内の導線を考えていなかった
対面キッチンにしたら部屋が狭くなった
浴室を黒くしたら水あかが目立つようになった

上記のような場合は、リフォームのやり直しを依頼したい人が多いでしょう。

しかし、やり直しできないケースもあるので注意してください。

次章で詳しく解説していきます。

◉ やり直しできないケースもあるので注意

やり直しできないケースもあるので注意

リフォームに失敗した際、ほとんどの場合でやり直しをしてもらえます。

しかし、工事完了書にサインしてしまうと断られる可能性が高くなるでしょう。

リフォームが完了した際に、業者側と依頼した側の間で計画書通りに行われたかの確認を行います。

確認が終わり工事完了書にサインをしてしまうと、後から問題を発見しても対応してくれないケースがほとんどです。

このようなリスクを避けるためにも、リフォーム内容を確認する際には、手で触ったり動作を確認してみたりと入念にチェックしましょう。

ただし、あきらかに業者側による重大な問題であった場合、リフォーム瑕疵担保責任を利用し工事をやり直してもらえます。

リフォームで失敗が起きる3つの要素

リフォームで失敗が起きる3つの要素

リフォームをする際、失敗が起きる原因は大きく3つに分けられます。

リフォーム工事は、入念な打ち合わせのもと行われますが、下記のようなケースでは失敗が起こりやすいので注意が必要です。

失敗が起きる要因について以下で、詳しく解説するので参考にしてください。

≫≫ リノベーションで失敗体験談11選!解決策も合わせて解説

◉ リフォーム業者によって引き起こされるケース
◉ 予算を抑えすぎたことにより失敗するケース
◉ 計画で失敗を引き起こすケース

1. リフォーム業者によって引き起こされるケース

リフォーム業者の選択を間違えることで、大きな失敗につながることがあります。

リフォーム業者選びは非常に重要で、経験不足や技術力の不足が原因でトラブルが発生することがあります。

また、他の業者に比べて費用が極端に低い場合は特に注意してください。

安い業者は、工事内容に合っていない安い素材を使用したり、工事現場に十分な人員を配置してくれなかったりすることで工事の完成度が低いという問題が挙げられます。

また、契約時にはなかった工事内容を勝手に行い、後から高額な追加費用を請求してくる悪徳業者も存在します。

コミュニケーションが少なかったり、アフターサービスが無かったりする業者も比較的トラブルが起こりやすいです。

コミュニケーションが少ない業者は、事前に連絡が無く急に訪問してくることもあります。

このようなアポなし業者は、不必要なリフォーム工事を高額な費用で契約させたり、リフォーム工事が完了した後に新たな問題点を指摘し、次の契約を取らせたりするところもあります。

≫≫ リノベーション会社の選び方解説!成功のポイントと失敗を避けるコツ

2. 予算を抑えすぎたことにより失敗するケース

予算を過度に抑えようとすることもリフォームで失敗する原因の1つです。

リフォーム工事にかかる費用は高額になることが多く、できる限り費用を低くしたいと思う人がほとんどでしょう。

しかし、費用を無理に抑えすぎると本来必要であるリフォーム工事ができずに、希望通りの完成形にならないケースが多いです。

予算内で最低限に抑えたけど、必要な工事ができておらず後から追加で工事することになり、高額な費用がかかってしまうなどのケースも考えられます。

また、安い素材やデザインだとメンテナンスに費用がかかったり、再度リフォームしたくなったりする場合もあるので、予算を抑えすぎるのは辞めましょう。

リフォームに使用する材料の手触りや色は、実物と異なる場合もあるので安いからという理由だけで選ばずに、必ず実物を確認しましょう。

≫≫ リノベーション費用の相場はいくらなのか?実例とともに徹底解説

≫≫ 中古物件のリフォーム費用相場はいくら?失敗しないために注意すべき6つのポイントも解説

3. 計画で失敗を引き起こすケース

リフォームの計画を立てる際には、間取りやリフォーム後を考えなければいけません。

自分の理想ばかりを求め、無理なリフォームになってしまうこともあります。

また、デザインを意識しすぎて生活しにくいなどでは意味がありません。

見た目を優先しリビングに大きめの窓を取り入れたら、人の目が気になったり窓の方角によって光が入りすぎてしまい、室内が暑くなったりする場合もあります。

リフォームの計画を立てる時には、間取りや寸法、動線などを自分で測ってみてシミュレーションしてみましょう。

また、業者に任せきりになっても完了した後に後悔するケースがあるので注意してください。

リフォーム失敗の相談先は公的機関へ

リフォーム失敗の相談先は公的機関へ

リフォーム工事に失敗した場合、まず業者にやり直してもらえないか交渉してみましょう。

しかし、業者からリフォーム工事のやり直しを断られてしまった時は公的機関に相談してください。

リフォームに失敗した際に相談すべき公的機関は、以下の2つが挙げられます。それぞれの公的機関について以下で、詳しく解説していきます。

◉ 消費生活センター(独立行政法人 国民生活センター)
◉ 住宅リフォーム・紛争処理支援センター

消費生活センター(独立行政法人 国民生活センター)

リフォームに失敗した際には、消費生活センター(独立行政法人 国民生活センター)に相談しましょう。

消費生活センターとは、購入したサービスなど消費生活全般に対するトラブルの相談を受け付けている公的機関です。

リフォーム工事も対象内です。

相談窓口は、1つではないため住んでいる地域と近い窓口に連絡しましょう。

また、電話での相談はもちろん、内容によっては裁判外紛争解決手続もあります。

裁判外紛争解決手続は、トラブル解消に対する助言や業者への働きかけを行ってくれるものです。

法律や商品サービス、取引などの専門家が仲介に入り、和解を手助けしてくれるので業者との間で揉め事が起こった場合は、相談するようにしましょう。

住宅リフォーム・紛争処理支援センター

リフォームに失敗した際に住宅リフォーム・紛争処理支援センターに相談するのも1つの手段です。

住宅リフォーム・紛争処理支援センターとは、中古・新築の住居やリフォームに関する電話相談やリフォーム見積書のチェックなどを行ってくれます。

電話相談の相手は、建築士などの資格を持った相談員なので安心して相談できるのが特徴です。

また、希望すれば対面で専門家に相談することもできます。

問題が解決しない場合には、ADR(裁判外紛争解決手続)による紛争解決などの支援もおこなっています。

リフォームでやり直しを発生させない対策方法

リフォームでやり直しを発生させない対策方法

リフォームで失敗しないためには、事前に対策を行っておくことが重要です。

リフォームを成功させるためには、信頼できる業者を選ぶ必要があります。

また、リフォームの計画を立てる際には、どの部分をどのように変えたいのか、具体的なイメージを持つことが大切です。

業者との打ち合わせでは、細かい要望や不安点をしっかり伝えましょう。

それぞれのポイントについて以下で、詳しく解説していきます。

◉ リフォーム会社選びは3〜4社で選定する
◉ 入念に打ち合わせを行いやり取りを書面に残す

リフォーム会社選びは3〜4社で選定する

リフォームで失敗しないために3〜4社から選定するようにしましょう。

リフォーム工事が成功するのか失敗するのかは、業者選びにかかっているといっても過言ではありません。

業者選びで意識すべきポイントは、以下の3つです。

1. 極端に費用が安くないか
2. 工事後の保証内容がしっかりしているか
3. 施工事例や口コミでの評判は悪くないか

工事費用が極端に低い場合は、低品質な材料や人員の手配不足など何かしらの問題があることが多いです。

また、リフォーム工事が完了した後のアフターサービスがあるかも大事な判断基準です。

アフターサービスが充実していれば、信頼できる業者だといえるでしょう。

信じすぎるのはいけませんが、ネットなどで業者の口コミを調べておくのも大切です。

明らかに悪い評判がある場合は、問題がある業者なので避けるようにしましょう。

≫≫【2024年最新】東京のリノベーション会社ランキング10選!大手から上場企業まで徹底比較

≫≫ 良い口コミのある東京の リノベーション会社10選! 見つけ方や選び方を徹底解説

入念に打ち合わせを行いやり取りを書面に残す

リフォーム工事の計画を立てる時は、必要な工事内容を明確にし、業者と入念に打ち合わせを行うことが重要です。

入念な打ち合わせを行っていないとリフォーム内容の認識にずれが生じ、希望通りのリフォームにならない場合が出てきます。

契約を結ぶ前には、契約書の内容をしっかりと確認しましょう。

不明点や不安な点があれば、業者に質問し契約前に解消しておくことが大切です。

また、言った言わなかったなどが発生すると、リフォームが失敗した時にやり直しするのが難しくなってしまいます。

打ち合わせの際に伝えた内容を録画や書面に残し、証拠をとっておくようにしましょう。

そうすることで、万が一リフォームが失敗した際にスムーズにやり直しをしてもらえます。

中古物件購入+リノベーションをご検討の方へ
リノデュースなら物件の購入と
リノベーションをセットにした方がお得!
・今なら中古購入+リノベで仲介手数料0円・定額プランの導入により適正価格をご提供・20年以上の実績と最大10年の保証で安心

リフォームでのやり直しまとめ

リフォームでのやり直しまとめ

リフォーム会社を選ぶ際に、それぞれの施工を委託している場合、責任の所在が把握しづらいケースがあります。

ワンストップリノベーションを提供しているリノデュースでは、全て丸投げをせず、全ての工程を自社で責任を持って対応しているため、ワンストップサービスを提供している会社を選ぶことが大切です。

おすすめ記事

近年、中古住宅をリノベーションして暮らすという選択肢が定着しつつあります。リノベーションを検討している多くの方が、リサーチをおこなう際に「ワンストップリノベーション」という言葉を頻繁に目にするのではないでしょうか。しかしワン[…]

【東京編】ワンストップリノベーション会社7選をランキング形式で比較!

その中でもリノデュースは施工出身ということもあり、デザイン面には強みを持っているので、施工の事例集をご覧くださいという形で閉めてください。

今回は、リフォームに失敗した際の相談先や対応策、失敗しないための対策について解説しました。

リフォーム工事の契約内容に反する不備がある場合は基本的にやり直しをしてもらえます。

しかし、業者がやり直しに応じないケースもあります。

そうなった際は、消費生活センターや住宅リフォーム・紛争処理支援センターに相談し対応策を取らなければいけません。

リフォームの失敗を防ぐ方法としては、以下の2つを紹介しました。

1. リフォーム会社選びは3〜4社で選定する
2. 入念に打ち合わせを行いやり取りを書面に残す

また、リフォーム会社を選ぶ際に、それぞれの施工を委託している場合、責任の所在が把握しづらいケースがあります。

トラブルを引き起こさないためには、ワンストップサービスを提供している会社を選ぶことが大切です。

ワンストップリノベーションを提供しているリノデュースでは、全ての工程を丸投げにせず、自社で責任を持って対応しています。

また、リノデュースはもともと施工出身ということもありデザイン面に強みを持っているので、リフォームを検討している方は、一度リノデュースでの施工事例をご覧ください。

≫≫ 仲介手数料無料のリノデュースはこちらから

\事例や料金の詳細を多数掲載/





    ※対象エリアは東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城です。

    当社の個人情報の取扱規程について
    同意される方のみ送信できます。

     

    リノベーション体験インタビュー記事

    >リノデュースならではのワンストップサービス

    リノデュースならではのワンストップサービス

    「リノデュース」は施工会社からスタートした会社です。
    その後、デザイン・設計や不動産の領域に事業を拡大し、ものづくりの会社である技術と不動産業の知識を活かし、ワンランク上のリノベーションを提供しています。今まで不動産業界では当たり前とされていた「両手仲介」や「囲い込み」などの仲介手数料による利益の最大化を狙う業界の習慣から、仲介手数料のかからない新しい不動産仲介の仕組みを作りたいとの思いが強くなりました。

    CTR IMG