マンションと団地の決定的な違いは?メリットとデメリットから物件の選び方も解説

マンションと団地の決定的な違いは?メリットとデメリットから物件の選び方も解説

マンションと団地のどちらに住むべきか悩んでいる方はいるでしょう。

マンションと団地には、それぞれ良いところや改善すべきところがあるため、事前に把握しておかなければなりません。

マンションと団地の違いを把握しておけば、自分に合った物件選びがしやすくなります。

この記事では、マンションと団地のメリットとデメリットを紹介します。

マンションと団地のどちらに住むべきか悩んでいる方は、本記事を参考にしてください。

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マンションと団地の違い

マンションと団地の違い

マンションと団地にはどのような違いがあるのでしょうか。

マンションと団地の違いに関して、2つの見出しで紹介します。

◉ 団地とマンションの定義の違い
◉ 団地とマンションの特徴の違い

団地とマンションでは、定義と特徴が異なっています。

しかし、何が異なっているのかが分からない方はいるのではないでしょうか。

マンションと団地の違いを把握し、自分に合った物件選びをしてください。

 団地とマンションの定義の違い

団地とは、一つの土地に複数の住宅が建てられていることです。

団地は集合住宅や戸建て、工場など地域によって建っている建物は異なっています。

その一方でマンションとは、鉄筋コンクリートで3階建て以上かつ独立した住戸があるものです。

団地とマンションの定義を事前に把握しておかないとメリットやデメリットを知ったところで、適切な物件選びができません。

それぞれの違いを把握したうえで、物件選びをしてください。

団地とマンションの特徴の違い

団地とマンションの特徴の違いは、構造と規模です。

団地は5階建てで南向きに建てられている場合が多いです。

また、団地は階段室型と呼ばれる2つの住戸の間で階段を共有する形式を採用している傾向にあります。

特に古い団地は壁式構造の場合が多く、リノベーションをする際に影響があります。

壁式構造とは、壁や床、天井などで構成されている構造です。

壁式構造は室内に柱が1本もないため、リノベーションしにくいです。

一方でマンションの特徴は物件によって異なるため、一概にどんな特徴があるとは言えません。

マンションの4つのメリット

マンションの4つのメリット

マンションには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

マンションには、4つのメリットがあります。

マンションに住むメリットを把握しておけば、実際に物件を選ぶ際に参考にしやすいです。

それぞれのメリットを参考にしつつ、自分に合った物件選びをしてください。

1. 様々な間取りがある
2. 共用の設備や施設が充実している
3. 築浅の物件を選びやすい
4. 防犯性能の高い物件が多い

1. 様々な間取りがある

マンションは部屋数やデザインがさまざまなため、自分のライフスタイルに合わせて選べます。

人によっては、部屋の広さや間取り、内装デザインがどれくらいのものが良いかなど希望がある方もいるでしょう。

リノベーションをすれば希望の間取りにできますが、追加でお金を支払わなければなりません。

マンションはさまざまな間取りがあるため、追加料金を支払うことなく自分好みのデザインが見つかりやすいです。

2. 共用の設備や施設が充実している

マンションには、宅配ボックスやエレベーター、オートロックなど共用の設備や施設が充実しています。

例えば、エレベーターが設置されていると外出する度に階段の上り下りで体力を消費する必要がありません。

ほかにもオートロックが設置されていれば、鍵の閉め忘れに不安を感じずに済むでしょう。

また物件によっては、ゲストルームやワーキングスペース、ジムなどがあるかもしれません。

マンションは共用の設備や施設が充実しているため、日常生活を送りやすい物件が多いです。

3. 築浅の物件を選びやすい

マンションは団地と比較して築浅の物件を選びやすいです。

団地は木造住宅である場合が多いのですが、法定耐用年数が22年しかないため、すぐに資産価値が低下してしまいます。

しかし、マンションは鉄筋コンクリート造なので、法定耐用年数は47年です。

団地の法定耐用年数の倍以上あるため、資産価値が下がりにくく、築浅の物件を選びやすいです。

参照:国税庁|主な減価償却資産の耐用年数

4. 防犯性能の高い物件が多い

マンションは築年数が古い物件を除くと、オートロックが一般的に設置されています。

オートロックが設置されていると、空き巣に入られにくいです。

ほかにも、管理人がエントランスから入ってくる人物の監視や24時間の警備体制を敷いている会社も多いです。

マンションはセキュリティ対策をしている物件が多く、安心して住めます。

防犯性能を探している方は、マンションの購入を検討してください。

マンションの2つのデメリット

マンションの2つのデメリット

どのようなデメリットがあるのでしょうか。マンションには、2つのデメリットがあります。

マンションの購入にはメリットだけでなく、デメリットもあります。

デメリットを把握しておけば、マンションの購入後に後悔せずに済みます。

それぞれのデメリットを参考にし、自分に合った物件選びをしてください。

1. 家賃や物件価格が高い
2. 管理費や修繕積立金が高い

1. 家賃や物件価格が高い

マンションは共用施設や設備が充実していますが、その分家賃や物件価格が高くなっています。

東京カンティの調査によると、2023年時点の首都圏の新築マンション平均価格は、8,094万円です。

マンションの物件価格は2013年から2023年まで上昇傾向にあるため、今後も上がり続けると推測できます。

家賃や物件価格を安く抑えたい方は、マンションの購入に不向きです。

参照:東京カンティ|マンション・一戸建て住宅データ白書2023

2. 管理費や修繕積立金が高い

マンションは、団地と比較して管理費や修繕積立金が高い傾向にあります。

マンションは管理組合によって維持されており、毎月一定額のお金を支払わなければなりません。

管理組合は住民から徴収したお金を大規模修繕をするために貯めておきます。

マンションの管理費の平均は2023年時点で17,703円、修繕積立金は13,378円です。

毎月支払わなければいけない費用なので、年間で考えると管理費と修繕積立金だけで20万円以上支払わなければなりません。

参照:国土交通省|令和5年マンション総合調査

団地の4つのメリット

団地の4つのメリット

団地にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

団地には、4つのメリットがあります。

マンションだけでなく、団地に住むと得られるメリットが多々あります。

それぞれのメリットを参考にしつつ、自分に合った物件を探してください。

1. 価格が一般のマンションと比べて安い
2. 建物の作りが丈夫に設計されている
3. 日当たりや風通しが良い
4. 周辺環境に便利な施設が整っている

1. 価格が一般のマンションに比べて安い

団地の物件価格は、安く設定されている場合が多いです。

団地は県もしくは市区町村が管理している物件と独立行政法人が管理している物件があります。

どちらの団地も同じような広さのマンションと比較したら、価格が安く設定されています。

また賃貸の場合は更新の際にかかる料金が無料のところもあるでしょう。

価格を安く抑えたい場合は、団地へ住むことを検討してください。

2. 建物の作りが丈夫に設計されている

団地は建てられた当時の建築法を凌ぐ水準で設計されているため、建物の造りが丈夫です。

団地には、ラーメン構造と壁式構造の2種類の形式があります。

ラーメン構造とは自由度の高い間取りを設計でき、構想の建物に使用されている形式です。

壁式構造はコンクリートで打設して建物が作られているため、さらに丈夫な作りです。

団地は古い建物な場合が多いですが、過度に不安になる必要はありません。

3. 日当たりや風通しが良い

団地は棟の間隔を広めに設定しているため、日当たりや風通しが良いです。

日当たりが良いと洗濯物を乾きやすく、日中に電気を付ける必要がないため、光熱費の削減につながります。

また風通しが良いと夏の時期に暑くてエアコンを頻繁に使用する必要はありません。

物件選びに日当たりや風通しの良さを重視している方は、団地へ住むことを検討してください。

4. 周辺環境に便利な施設が整っている

大規模開発で作られた団地は、周辺に小学校やスーパーなど子育てや生活のしやすい環境が整っています。

子どもの同級生が同じ団地に住んでいる可能性もあり、同じ団地に同級生が住んでいると子どもに友達ができやすくなります。

団地はバス停が近くにある場合が多く、最寄り駅までのアクセスが良いです。

また団地は敷地が広いため、敷地内に公園もしくは遊具が設置している場合があり、子育てしやすいです。

団地の2つのデメリット

団地の2つのデメリット

団地にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。団地には、2つのデメリットがあります。

団地に住むデメリットを事前に把握しておけば、後悔しないような自分に合った物件選びができます。

それぞれのデメリットを参考にしつつ、自分に合った物件選びをしてください。

1. 古い団地の過疎化が進んでいる
2. エレベーターがないことが多い

1. 古い団地の過疎化が進んでいる

団地のデメリットとして、古い団地の過疎化が進んでいることがあげられます。

団地の多くは1960年代から1970年代にかけて建設されたものが多く、その世代の子どもたちが巣立ったり、年を重ねたりして入居者が少なくなっています。

しかし、なかにはリノベーションをすることで理想の住まいを作って活性化している団地もあるでしょう。

リノベーションをすれば、壁を取っ払って広い部屋にすることも部屋の数を可能です。

2. エレベーターがないことが多い

団地が5階以下の場合は、エレベーターの設置がほとんどありません。

エレベーターがないと階段の上り下りをして外出しなければならないため、手間も時間もかかります。

もし、団地にエレベーターがある場合は、10階建てや20階建てなどの高層階である場合が多いです。

団地に住みたくてかつエレベーターを設置していてほしい場合は、高層階の物件を探してください。

マンションや団地の物件で選ぶポイント

マンションや団地の物件で選ぶポイント

マンションや団地の物件を選ぶ際は、3つのポイントに気をつけてください。

マンションや団地を選ぶポイントを事前に把握しておけば、効率的に物件選びができます。

それぞれのポイントを参考にしつつ、自分に合ったマンションや団地の物件を選びましょう。

◉ 管理体制が整っているかを確認する
◉ 耐震性を確認する
◉ リノベーションができる物件か確認する

管理体制が整っているかを確認する

マンションや団地の物件を選ぶ際は、管理体制が整っているかを確認してください。

物件に良い生活環境が保たれているかは、管理組合が適切な管理をしているのかが重要です。

例えば、修繕積立金が不足していると将来的な値上げや追加徴収がされる可能性があります。

そのため、修繕積立金の残高や将来の修繕計画などを事前に確認しておく必要があります。

管理体制が整っている物件に住むことで、安心して日常生活を送りやすくなるでしょう。

耐震性を確認する

マンションや団地では、耐震性の確認が必要です。

耐震性には、旧耐震基準と新耐震基準の2種類があります。

旧耐震基準とは、1950年から1981年5月まで運用されていた耐震基準です。

旧耐震基準は、震度5強程度の地震に家屋が崩壊しません。

その一方で新耐震基準とは、1981年6月から施行された震度6強〜7程度で家屋がほとんど倒壊しないレベルの基準です。

マンションは鉄筋コンクリートで作られているため、耐震性に優れています。

また団地には壁式構造とラーメン構造がありますが、壁式構造の物件は耐震性に優れています。

ラーメン構造の物件であったとしても耐震改修工事が進んでいる場合が多く、安心して暮らすことが可能です。

リノベーションができる物件か確認をする

マンションや団地の物件を選ぶ際は、リノベーションができる物件かを確認してください。

物件の管理規約によっては、リノベーションできる場合とできない場合があります。

物件によってはリノベーションができない曜日が設定されている可能性があるため、事前の確認は重要です。

また、団地の場合は壁式構造によって自由な間取りを設定できない場合があります。

配管や勾配が原因で、水回りのリノベーションができないことがあるかもしれません。

もし、団地を購入してリノベーションもしくはリフォームを検討しているのであれば、ワンストップサービスを提供している企業がおすすめです。

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複数の業者に依頼する手間がかからないため、気軽にリノベーションの依頼ができます。

≫≫ 団地リノベーションの費用相場は?失敗しないコツやオシャレな事例も紹介

≫≫ 分譲団地のメリットを解説!リノベーションで見直される理由とは?

≫≫ 団地リノベーションとは?メリットデメリットや注意点・費用相場を解説

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リノベーションした団地やマンションの実例を紹介!

リノベーションした団地やマンションの実例を紹介!

団地やマンションの購入後にリノベーションしたい方はいるでしょう。

リノベーションした団地やマンションの実例として、2つ紹介します。

事例を事前に把握しておけば、リノベーションのイメージがしやすくなります。

それぞれの実例を参考にしつつ、自分に合った物件を選んだうえでリノベーションすべきか検討してください。

◉ 自然を感じつつ快適な空間を創り出した事例(団地)
◉ 和モダンを意識したリノベーション事例(マンション)

自然を感じつつ快適な空間を作り出した事例(団地)

自然を感じつつ快適な空間を作り出した事例(団地)

今回紹介する団地リノベーションの事例は、85㎡の部屋を640万円(税込)でフルリノベーションしています。

元々キッチンは奥側に壁付けで設置されていましたが、対面式に変更することで料理しながら外の眺望を楽しめるようになりました。

また床は朝日ウッドテックの商品を使用しており、自然豊かな物件に適した茶色のフローリングです。

元々幅広い部屋だったこともあり、室内も3LDKを確保しつつ複数の収納スペースを用意することが可能です。

詳しくはこちら

和モダンを意識したリノベーション事例(マンション)

和モダンを意識したリノベーション事例(マンション)

今回紹介するマンションのリノベーション事例は、東京都にある築25年の71.10㎡の物件です。

お客様が和の空間が好きなので、リビングの隣の部屋に和室を設けています。

お子様が転びにくいようにするために厚さ15mmの畳を使用し、床が高くならないように工夫しています。

またお客様はリモートで外国人講師をしているため、玄関近くに仕事部屋を設置することで話し声の遮音が可能です。

隣接する玄関は土間を広げてベビーカーを配置できるように工夫しています。

その結果、大きなファミリークローゼットを配置して収納を一カ所にまとめることが可能です。

この事例では、1,300万円(税込)でリノベーションが完了しています。

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マンションと団地の違いのおけるまとめ

マンションと団地の違いのおけるまとめ

団地はマンションと比較するとリーズナブルな価格で購入できますが、設備はマンションの方が充実しています。

団地は元々の設備があまり充実していないものの、リノベーションをすれば事例のように綺麗な住まいを作ることが可能です。

しかし、団地の場合はマンションと比較してリノベーションによる制約が多いため、プロによる物件選びが必要です。

プロによる物件選びをどの業者にすればよいのか分からない方が多いでしょう。

そこでおすすめなのがリノデュースです。

リノデュースとは、物件の購入からリノベーションまでワンストップで対応している業者です。

リノデュースは、団地の成約やお客様のしたいリノベーションに合わせた物件を提案するため、理想の住まいを実現できます。

仲介手数料がかからないため、リーズナブルな価格で物件の購入が可能です。

団地のリノベーションを検討している方は、リノデュースへお問い合わせください。

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    「リノデュース」は施工会社からスタートした会社です。
    その後、デザイン・設計や不動産の領域に事業を拡大し、ものづくりの会社である技術と不動産業の知識を活かし、ワンランク上のリノベーションを提供しています。今まで不動産業界では当たり前とされていた「両手仲介」や「囲い込み」などの仲介手数料による利益の最大化を狙う業界の習慣から、仲介手数料のかからない新しい不動産仲介の仕組みを作りたいとの思いが強くなりました。

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