「もうすぐ賃貸契約の更新時期。このまま延長してもいいけど、そろそろ自分の家が欲しいな」
そう考えながら、あなたは住宅購入を検討しています。
しかし、住宅ローンのことになると、分からないことだらけですよね。
「年収600万円だと、いくらまで借りれるんだろう?」
「無理のない返済額はいくら?」
そんな悩みが湧き出ているのではないでしょうか?
この記事では、年収600万円の人が組める適正住宅ローン額について解説します。
また、無理のない返済額を算出する方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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年収600万円の住宅ローン借入可能額
年収600万円の人が組める住宅ローンの借入可能額は、一般的に「年収の5〜6倍」程度とされています。
ただし、この借入可能額はあくまでも目安であり、
実際の借入可能額は、借入れ可能額の計算と年収倍率、返済負担率を見ていく必要があります。
また、借入れ可能額の上限いっぱいで借り入れた場合、返済リスクも大きくなります。
もし、万が一の失業や病気などによって収入が減った場合、
返済が困難となるなどリスクを伴うということも理解しておくことが大切です。
ここではもう少し借入れ可能額について深掘りしていきましょう。
◉ 返済負担率で計算すると月々〜9万円
年収倍率で計算すると〜3900万円まで可能
年収倍率とは、年収の何倍の金額まで住宅ローンを組めるかを示す指標です。
金融機関によって基準は異なりますが、一般的には5〜6倍程度とされています。
単純計算で年収600万円の場合、借入れ可能額は3,000万円〜3,600万円です。
とはいえ、返済期間によっては3,900万円まで借りることが可能です。
ただし、年収倍率はあくまでも目安であり、実際の借入可能額は、
年収や勤続年数、勤務先の安定性、他社借入状況などによって異なります。
返済負担率で計算すると月々〜9万円
返済負担率とは、年間の住宅ローン返済額が年収の何%に相当するかを示す指標です。
一般的に返済負担率は25%〜30%が目安とされていますが、
実際に月々の返済額を生活に負担なく想定した場合、20%前後をおすすめします。
例えば、年収600万円で25%の負担率の場合、年間の返済額は150万円です。
毎月の返済額にすると約12万円。
手取り額は約35〜38万円ですから、毎月の返済額を差し引くと26万円となります。
負担率が20%の場合は約9〜10万円です。
差し引いた手取り額は28万円~30万円程残るため、比較的余裕のある金額と言えます。
結婚や出産、退職など、ライフイベントによって収入や支出の状況が大きく変化する可能性もありますし、
将来を見越した貯蓄や投資に回すお金を考慮すると、9万円前後の返済が余裕のある金額になるでしょう。
≫≫ 住宅ローンの選び方を初心者向けに分かりやすく解説/ポイント別に
年収600万円で無理なく返せる返済シミュレーション
無理なく住宅ローンを返済するためには、ある程度の頭金を用意しておくことが大切です。
頭金を用意することで、借入額を減らすことができるため、毎月の返済額や総返済額を抑えることができます。
一般的に、物件価格の3割程度の頭金を用意しておくと、無理のない返済計画が立てやすいと言われています。
つまり、年収600万円の人が3,000万円の物件を購入する場合、頭金として900万円用意しておくとよいでしょう。
もちろん、頭金を多く用意すればするほど、毎月の返済額や総返済額を抑えることができます。
ただし、頭金を用意するために、貯蓄や投資を切り崩してしまうと、生活に支障をきたす可能性があります。
そのため、無理のない範囲で頭金を用意することが大切です。
頭金を用意したら、返済シミュレーションで無理のない返済計画を立てましょう。
ここでは無理なく返せるための返済シミュレーションを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
返済期間別の返済シミュレーション
まず、返済期間別でシミュレーションをしていきましょう。
前提条件としては以下のようにしました。
◾️|金利:0.7%(変動なしの場合を想定)
◾️|頭金:900万円
◾️|ボーナス返済:なし
◾️|返済期間:25年・30年・35年
上記の場合、無理のない返済シミュレーションは以下のようになります。
返済期間 | 返済額(毎月) | 総返済額 |
---|---|---|
25年 | 約11.2万円 | 3.800万円 |
30年 | 約9.3万円 | 3.700万円 |
35年 | 約8.2万円 | 3.640万円 |
上記のシミュレーション結果を踏まえると、以下の返済シミュレーションがおすすめです。
ライフプランが定まっており、早く返済を完了させたい場合は、25年の返済期間
無理のない返済額で返済期間を長くしたい場合は、35年の返済期間
もちろん、これらのシミュレーションはあくまでも一例です。
ご自身のライフプランや無理のない返済額に合わせて、最適な返済シミュレーションを検討しましょう。
金利別の返済シミュレーション
金利には、固定金利と変動金利の2種類があります。固定金利は、
契約時に決められた金利が、借入期間中ずっと適用される金利です。
金利変動リスクを抑えることができますが、総返済額は変動金利に比べて大きくなります。
変動金利は、市場金利の変動に応じて、金利が変動する金利です。金利が下がれば、
毎月の返済額や総返済額が下がりますが、金利が上がれば、毎月の返済額や総返済額が上がります。
金利別のシミュレーションをしていきましょう。
前提条件は以下のとおりです。
◾️|返済期間:35年
◾️|頭金:900万円
◾️|ボーナス返済:なし
いくつかの金利でシミュレーションをしています。
金利 | 返済金額(毎月) |
---|---|
固定(1%) | 9.1万円 |
変動(0.7%~1.3%) | 8.2万円~10万円 |
固定金利は、変動金利に比べて、
毎月の返済額や総返済額は大きくなりますが、金利変動リスクを抑えることができます。
また、変動金利は固定金利に比べて、
毎月の返済額や総返済額は小さくなりますが、金利変動リスクがあります。
年収600万円の住宅ローン借入額が少ない場合
住宅ローンで想定できる範囲のひとつに「借入額が少なかったケース」があります。
希望の金額を必ず借りれるわけではありません。例えば収入や他の借入金の有無。
会社員なのか個人事業主なのかでも変わります。
そんなリスクを想定して頭金の準備は万全にしておきましょう。
頭金は購入価格の10~20%が理想と言われています。不安であれば30%くらいは確保したいものです。
現在、日本は超低金利時代です。家を購入するなら今が有利という人もいます。
金利が上がる前に早めに購入することも良いでしょう。
とはいえ、資金的にまだ勇気がでない場合もあります。
借入金が想定とは異なり少なかったとなっても良いように、ここでは対策を紹介します。
◉ 中古購入+リノベーションを行う
補助金の活用
住宅ローンに関する補助金は、大きく分けて国や自治体からの補助金と、民間企業からの補助金があります。
◾️|民間企業からの補助金
補助金を活用する際は、以下の点に注意しましょう。
◾️|補助金の申請期限を守る
◾️|補助金の金額は、住宅ローンの借入額や物件価格によって異なる
年収600万円の人が住宅ローンを借りる場合、借入額が少ない場合でも、
補助金を活用することで、住宅ローンの負担を減らすことができます。
補助金の種類や、条件などをしっかりと確認して、上手に活用しましょう。
≫≫【2024年版】リノベーションに関する補助金制度を徹底解説!
中古購入+リノベーションを行う
中古物件は、新築物件に比べて安いだけでなく、長い年月をかけて培われた歴史や文化、伝統などの価値も持っています。
中古購入+リノベーションでは、そのような中古物件の持つ価値を再発見し、自分だけの特別な空間に仕上げることができます。
また、新築物件に比べて自由度が高いため、自分らしい暮らしを実現しやすいです。
例えば、間取りやデザインを自分好みに変更したり、こだわりの設備や仕様を取り入れたりすることができます。
自分だけの特別なマイホームを手に入れ、自分らしい暮らしを実現してみてはいかがでしょうか。
≫≫ リノベーションとリフォームの違いとは?メリット・デメリットから費用相場まで解説
≫≫【2024年最新】東京のリノベーション会社ランキング10選!大手から上場企業まで徹底比較
640万で圧倒的に広く魅えるようにしたリノベーション事例
リノデュースが手掛けた中古物件+リノベーションの事例を紹介します。
元々は3DKの間取りだったところを、広いリビングがある1LDKへと変身させました。
キッチンはリビングから見えるオープンキッチンへ変更。白を基調とした清潔感のある空間にしています。
キッチンには食洗器を設置。画材の色彩にもこだわり可愛らしいデザインにしています。
クローゼットは家族ができるなどのライフイベントも考慮して広い空間に。
ドアはオーク素材を使用し、洗面台やトイレの床の張り替えもデザインに合わせて張り替えています。
まとめ
この記事では年収600万円の方へ向けた住宅ローンの借入れ可能額や返済について紹介してきました。
無理なく返せる住宅ローン額は、毎月の返済額が年収の25%程度に収まるのが目安ですが、
編集部では20%前後をおすすめします。
コンセプトは「無理なく返せる金額」ということ。生活基準を下げることなく、
理想の住まいを手に入れるための上手な買い物で、人生を豊かにしましょう。
また、ワンリノベーションという選択肢もあります。
ワンリノベーションとは、中古物件を購入して、一部をリノベーションすることで、自分好みの空間に仕上げることです。
中古物件は、新築物件に比べて価格が安いため、借入額を抑えることができます。
また、リノベーションを行うことで、間取りやデザインなどを自分好みに変更することができるため、
理想のマイホームを手に入れることができます。
中古物件の持つ価値を再発見し、自分らしい暮らしを実現することができます。
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